
2021シーズンのシークレットkuniパウダーガイド6回目は、ヒュッテをベースにした2日間のツアーでした。天気予報に翻弄されながら当日を迎えましたが、2日目はなんと20センチのパウダーにも恵まれて、ゲストの皆さんにはパウダースノーを存分に楽しんでいただけて良かったです。

1日目は前日に偵察した雪が柔らかいところを中心に4本滑りました。小雪が舞う中で視界が悪かったりもしましたが、誰にも逢わない静かなシークレットkuniのツリーランを楽しみました。

そして翌朝、ヒュッテの周りにはしんしんと降り続いている前日からの雪が20センチも積もっていました。

2日目も気温高めで、ハイクアップは薄着になっても汗びっしょり。雪になるか雨になるかきわどい天気予報だったようで、ほんとうに当日になって見なければわからないです。

1本目の狙いのラインはそこしかありません。ドロップポイントへは、今回のゲストの皆さんとは暗黙の了解で向かいました。

昨日までのシュプールの痕はすべてリセットされたノートラックの大斜面に、それぞれが自由に飛び込んできます。

今日も誰にも逢わない静かなシークレットkuniのパウダーを楽しみました。

そして次のコースへハイクアップです。

こちらは南向きなのですぐに雪が腐ってしまいますが、今日はまだまだフレッシュパウダーです。

ここもそれぞれが思い思いのコース取りでシュプールを描いていました。

午前中でパウダーもお腹いっぱい。そして縦走コースで下山。

最後の長いメローな斜面が、2日間のツアー最後のお楽しみです。

このあとはのんびり迎えの車が待っているゴール地点のボトムへ。

午後3時半には下山の予定だったのが、ちょっと遅れて午後4時過ぎに下山。というのも途中、カラマツの深い森の中に迷い込んでしまうというキツネにつままれたようなリングワンデリングしてしまいました。後から思えばパウダーの夢の世界から現実の世界にいきなり戻らされたような体験でした。