ウロコテレマークの山旅・飯豊・門内沢MTB&スキー

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長者原から温身平の先までMTB

渓流魚、渓の女王・山女(ヤマメ)は、

山から海へと大きな旅をするためにスモルト(銀毛)化する。 テ

レマーカーも、 遠い山の頂へ旅をするためにウロコが必要なのだ。

MTBがあると、もっといい。

梅花皮沢全景

梅花皮沢全景

温身平の先からスキーを担いでの歩きになる。

春風にそよぐ目の覚めるような新緑のきらめきにハッとしたり、

老いたブナの太い幹から聴こえてくる命の鼓動を感じたりしながら、

雪渓で失いがちになる山道をたどる。

時々、枝にスキーが引っ掛かったり、 倒木に妨げられたりして煩わしい。

大きな沢筋の通過では、 スノーブリッジの崩壊が怖ろしい場所がある。

高巻いてなんとか通過する。

凄まじい雪崩の傷跡

凄まじい雪崩の傷跡

広い雪渓上に出て、ようやくスキーで歩けるようになり、

心も体も軽やかになった。

門内沢全景

門内沢全景

ここまで3時間弱。ウロコを利かせてひたすら大雪渓を登る。

まもなく出合いで、 石転び沢か門内沢かどちらを滑るか迷う。

見た感じ雪の状態が綺麗で、 滑りが楽しそうな門内沢を選ぶ。

石転沢全景

石転沢全景

石転び沢は、10年以上も前になるだろうか、一度滑ったことがある。

もっともっと雪が少なくて、

その名のごとく石がごろごろ落ちてきた印象が残っている。

その時ももちろんウロコ細板だった。

長年の使用でソールがボロボロになってしまい、

もう使えなくなってしまったKarhu Kineticだ。

最後までウロコで登ったヨットマン

最後までウロコで登る

門内岳は標高がわずか1887mだが、出合いの標高は850mくらいなので、

これからまだまだ1000mも登らなければならない。

北アルプスの長大な雪渓に引けをとらないスケールがある。

門内沢は、石転び沢よりも広くてなだらかだけど、

突然小さな落石がありヒヤッとさせられる。

下を振り向くと、 地元の山岳会パーティーが大勢上がってくる。

彼らは、石転び沢の方を上がっていった。

稜線からは日本海に浮かぶ粟島が見えた。

稜線からは日本海に浮かぶ粟島が見えた。

華々しく紹介され、見慣れた北アルプスの景色は、

洗練された美しさがあるように感じる。

それに対して、 飯豊の山々は、素朴な感じがいい。 原始的な自然の美しさだ。

叩きつけられそうな突風が吹き、ガスが湧き上がる・・・

叩きつけられそうな突風が吹き、ガスが湧き上がる・・・

稜線への最後の急登の頃、風が強くなる。

所々氷化した部分があり、 スキーを担いでアイゼンを履く。

ウロコ板だけどアイゼンもあったほうがいい。

山頂の避難小屋に逃げ込むも、 風の轟音が小屋に響き、

とてもゆっくりできず早々に下山。

稜線直下はキックターンの繰り返しで慎重に滑った。

テレマーク2年生のヨットマンの滑り

テレマーク2年生の滑り

やや傾斜が緩んだところから、自由にシュプールが刻めるようになる。

今シーズンも、 ひょっとしたらこれが終わりかもしれず、

雪渓末端の最後のワンターンは、なんだかちょっとブルーな気分・・・

(2006年5月27日)

とても一気に滑り降りることができない長い長いダウンヒル

GWの道路開通前の尾瀬・至仏山MTB&スキーの後は、

飯豊山・石転雪渓または門内沢雪渓のMTB&スキーが実は控えてましたよ!

2016シーズンは行っちゃいましょうか!

至仏山よりもリスクの高い登下行ですが、

北アルプスにはない東北の山の情緒に浸れます!

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