中之条町の山ガイド1・上信国境の秘峰、大高山

開善学校奥の林道ゲートからスタート。

鷹巣尾根を頑張って登り上げれば、大高山まで展望を楽しみながらの稜線歩き。

そのまま野反湖へ抜ける縦走はさらに楽しい。

その場合、逆ルートの方が楽ちんですが、

もちろん上級トレッキングコースに変わりなしです。

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鷹巣尾根から垣間見える大高山と天狗平

野反湖うらやまガイドでも、もちろんプライベートガイドしています。

たっぷり1日コースなので、公共交通機関利用の場合は、

六合の里温泉郷の宿泊施設か野反湖キャンプ場に前泊が必要です。

今クルマユリが見頃です・・・

今クルマユリが見頃です・・・

冬は、バックカントリーガイドもリクエストできます。

大雪の年は、元旦早々からパウダースノーが楽しめます・・・

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開善学校から馬止め登山口までの林道で大高山がはるかに望める

 この冬一番の大寒波が正月にやってきた。開善学校を8時過ぎに出発。まだ朝早いのでわりあい軽い新雪は、脛までのラッセルだ。ステップソールの板なので、馬止めまではシールは貼らないつもりだ。この冬一番の大寒波というと、昨年はたしか正月明けだった。その時は途中1泊して、渋峠までラッセル10時間のほろ苦い思い出がある。しばらく歩いてみて、また昨年同様の大変なラッセルになりそうな予感がする。一応ザックにはビバークが出来るように、ツェルトやコンロ、上下のダウンウエアを偲ばせてある。
馬止めまで1時間強かかった。馬止めでシールを貼り、急な斜面の登りにかかる。膝までのラッセルに喘ぐ。ウンコ山は楽なラインで巻く。鷹巣尾根に這い上がり、適当なところからバレンタイン尾根ルートにはいる。左に一つ石ボウルを仰ぎ見て、今日はこの辺で一滑りして終わりにしようかなんて思い悩むが、新年早々それでは優柔不断すぎる。じっと我慢しながらラッセルする。そろそろ陽の光で雪も湿り始めて、ラッセルが一段と辛くなる。大岩の下を巻くところで、込み入った樹林とブッシュに苦しめられた。

ようやく天狗平から大高山を間近に望む

ようやく天狗平から大高山を間近に望む

 バレンタイン尾根から天狗平を目指す。途中、灌木の根本から兎が飛び出した。バレンタイン尾根から天狗平に上がると、ようやく大高山を間近に望めることが出来る。しかし、ここからもラッセルの苦労がまだまだ待っている。すでに1時を過ぎ、2時半に山頂に着けばいいだろうと予想する。

天狗平を横断

天狗平を横断

 雪原の天狗平を横断して、大高山への登りにかかる。場所によっては膝上までのラッセルで、苦しさの極みだ。急傾斜はとても登れそうにないので、なるべく楽なルートを慎重に選びながら進む。頭上を通り過ぎる雲の層も少しずつ厚くなり、小雪がちらつきはじめた。

大高山直下から振り返る

大高山直下から振り返る

 山頂直下には、セッピのできる急傾斜の片斜面があるので、うまく山頂にはい上がれるか心配だった。しかし、セッピは発達してなくて、いつもよりずっと緩やかな斜面だったので驚いた。わりあい楽に通過して、念願の山頂に立った。たった一人の実働6時間半のラッセルだった。腰が痛~い。
3時に山頂を辞した。部分的にちょっとした登り返しに手間取るところがあったが、大いに深雪滑降を楽しんだ。馬止めから開善学校までの林道は、あまりスキーが滑らず1日の疲れがどっと押し寄せてきた。5時前に開善学校に辿り着いた。登り6時間半下り2時間弱、新年の充実した山行であった。(2002年1月)

大高山のBEERの神様に初詣

大高山で山の神様に初詣

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