BCスキー2003(大雪渓~白馬岳柳又谷~雪倉岳北面~蓮華温泉~金山沢)その2

今日(2016年9月8日)のチヤツボミゴケ公園穴地獄です。

突然台風13号になっかと思ったら今日未明温帯低気圧に戻って、

関東沖の太平洋上を通過して、

お楽しみの芳ヶ平湿地群トレッキングガイドをお騒がせしてくれました!

%e9%87%8e%e5%8f%8d%e6%b9%96%e3%81%86%e3%82%89%e3%82%84%e3%81%be%e3%82%ac%e3%82%a4%e3%83%89img_1004

でもでも山を愛するツアーの皆様方、

最後の最後でこのチヤツボミゴケの絶景に癒されて、

また遊びに来ていただけるというたくさんの声を聞かせていただき、

感謝感激雨あられです・・・

さて、BCスキー2003の続きです。

2日目
白馬山荘~柳又谷~雪倉岳北面~蓮華温泉

朝の白馬岳

朝の白馬岳

 昨日登った大雪渓を眼下に2932mの山頂に立つ。頂上付近は、縦走者や主稜を登ってきたらしいクライマー達もいて結構賑やかである。遠く日本海が望める。剣や立山から黒部源流、槍ヶ岳など北アルプスの山々を食い入るように眺めた。

白馬主稜と大雪渓を足下に!

白馬主稜と大雪渓を足下に!

出発前に白馬岳山頂を往復してきて、もう午前9時近くになろうというのに、これから滑ろうとする柳又谷の雪はガリガリだ。せっかくのおいしい大斜面だから雪が緩むまで待ちたいが、蓮華温泉まで長い行程なので滑り出すことにする。1週間分の30キロ?!のザックを背負ってこの柳又谷の下部をスキールート開拓したM氏の話題がでる。スケールの大きい柳又の景観の中に佇みながら、半端でないスキールート開拓への情熱と実行力には頭が下がる。

いよいよ柳又谷滑降!

いよいよ柳又谷滑降!

半分近くまで滑り辛かったが、ようやく雪が軟らかくなってきて、後半部は最高に気持ちよいダウンヒルになった。滑降終了地点ではちょっと物足りなくて、足を伸ばして魅力的な柳又下部の谷筋を滑降してみたいと、ちょっぴりM氏の偉業がうらやましくなる。
後ろを振り返ると、ボードやテレマーク、アルペンの混成ツアーグループが降りてきた。広大な柳又谷に彼等の小さな点が離れたり集まったり・・・。彼等の様子が、なにやら先行しているこちらの様子を窺いながら追っかけてきているような感じがしておかしい。

柳又谷全景

柳又谷全景

ここからは鉢ヶ岳の南面を巻くようにして雪倉岳との鞍部に出るルートを選ぶ。途中アイゼンなしでは危険な堅い斜面をトラバースしたときには、肝を冷やした。スキーを外すんじゃなかったと後悔する。何とか無事乗り切り、雪が切れたハイマツ帯を藪漕ぎしたり、ガレ場の登りに足を取られたりしながら、苦労して稜線に這い上がった。そんなに楽なコース取りではなかった・・・

雪倉岳の雷鳥

雪倉岳の雷鳥

稜線で私のすぐ頭上を2匹の雷鳥がハヤブサのように風を切って滑空していった。雷鳥は飛ぶのがあまり上手じゃなさそうで、どうも翼をやたらバタつかせている印象が強い。ニワトリみたいな鳥かなと思ってたので、なかなかやるじゃないかと見直す。12時頃雪倉岳にようやく辿り着いた。この辺りはさすがに山が深く雷鳥が多い。白毛も黒毛もいろいろいる。近くまでいってもあまり気にせず、無心になってハイマツの新芽をついばんでいた。

雪倉岳北面に飛び込む!

雪倉岳北面に飛び込む!

雪倉岳は因縁のある山だ。もう何年も前にブロック雪崩に巻き込まれたりスキーを流してしまったりと、幸い事故にならなかったがアクシデントが多いので気を引き締めたい。だからそうだというわけではないが、誰もビールを飲もうと言わない。大休止後、いよいよ雪倉岳北面に飛び込む!

ロングダウンヒル

ロングダウンヒル

山スキーヤー垂涎の大斜面が、これでもか!これでもか!と次々続く。残念ながら数グループの先行シュプールがいくつかあるのが口惜しい。この滑降のために昨日の標高差1700mの登りの苦労があったんだと噛みしめながら、力の続く限りテレマークの様々な技術を広大な雪の原野にぶつけた。

雪質も良く大満足

雪質も良く大満足

柳又谷ではちょっと歯がゆかったが、雪倉岳北面では全員が心ゆくまで滑降を楽しんだ。朝日岳へのトレース合流点近くの小高い丘でビールタイム。会話が弾み、幸せな時間・・・(2003年 5月初旬)

irasuto2

カテゴリー: エコツアー的, バックカントリースキー, 野反湖うらやまガイド パーマリンク

コメントを残す