黄金色に染まった落葉松が冬の嵐にじっと耐えていました。
まだ11月になっていないというのに高い山で雪が降るのはもう4度目です。
高い山に3度雪が積もると里にも雪が降るという言い伝えからすると、
そろそろタイヤの履き替えの時期ですね。
葉がすっかり落ちた岳樺と笹原が織りなす風景が、
エメラルドグリーンの湖水に映えます。
明日はすっかり純白に包まれた冬景色が見られるかもです。
それにしても、
もしこの大時化の湖面に小さなカヤックで迷い込んだとしたら、
背筋が凍るような恐怖体験に違いないでしょう。
ところで八間山登山道の途中にイカ岩の頭という小ピークがあります。
幕末の頃調査にやって来た松代藩の学者、佐久間象山の沓野日記によれば、
地元の案内から聞き取ったイカ岩の禿の由来が残されています。
これがイカ岩の禿です。
この場所だけ熊笹すら生えないのはどうしてなんでしょう?
でも良~く見ると岳樺やカラマツがちらほらありますね・・・
野反湖までの国道405号線和光原ゲートは、12月1日午後3時通行止めです。