津軽海旅3・あこがれの七里長浜を漕ぐ・・・

2006年8月15日

鰺ヶ沢~十三湖~小泊・雄乃湯温泉

漁港の片隅から出航

漁港の片隅から出航

鰺ヶ沢の港からひっそりと漕ぎ出す。
昨日はヤマセが強く吹き、
白波が立つほどであったが、
今朝は凪の海である。
海霧が少しかかり、視界はそれほど良くない。
漁船のエンジン音には神経質になったが、
やがて海霧も晴れ、朝日が眩しく輝やきはじめた。
今日1日の平和な航海を予感させてくれ、
パドリングも軽やかになる。

朝日を浴び、いよいよ鰺ヶ沢から七里長浜を漕ぐ

朝日を浴び、いよいよ鰺ヶ沢から七里長浜を漕ぐ

鰺ヶ沢の港の先には新港ができていて、
沖に長く突き出ている防波堤の先をかわす。
昨日の風だと、
ここは大変だったにちがいない。
午後停滞して正解だったろう。
いよいよ七里長浜がはじまる。

七里長浜

七里長浜

七里長浜は、十三湖まで集落がない。
海岸沿いに道路もない。
延々と砂浜が続き、
途中2つの漁港と海水浴場があるのみだ。
七里長浜を地図で眺めては、
なぜか惹かれるものを感じていた。
風と波に削られた断崖の海とはまた違う、
茫漠とした風景を思い浮かべて。

暑さにたまらず、すぐにドボン

暑さにたまらず、すぐにドボン

実際の風景は、
百メートルごとに釣り人がいる。
美しい砂浜は、
打ち上げられた無数の漂流物で台無しだ。
相当古い木造の難破船もいくつか砂に埋もれていた。
出来島という新しい港はその名の如く、
わざわざ遠浅の海に橋を渡したコンクリートの島のような港。
単調な砂浜が続く海岸線に、
突如現れた巨大な人工物。
このアンバランスさもまた面白い風景だ。

海から上がってようやく人心地

海から上がってようやく人心地

やがて釣り人もほとんど見られなくなった。
北の辺境の海をちょっぴり垣間見せてくれたようだ。
静かに打ち寄せる波の音しか聞こえない。
時間も忘れてしまうような平和さ。
厳冬の津軽の風と波が荒れ狂う荒涼とした風景なんて、
どうやって想像できようか・・・・

十三湖へ寄り道

十三湖へ寄り道

七里長浜は十三湖で終わる。
太公望というお店で遅い昼食。
どんなに暑くても食欲は旺盛だ。
でもGPSはこの日の暑さで故障した。
そのためこの旅のこれまでのGPSの記録はすべて消え去り、
この後の記録もまったく残すことができなくなる。

食堂太公望で、しじみはもちろん岩ガキも

食堂太公望で、しじみはもちろん岩ガキも

この日は、十三湖からさらに数時間漕ぎ、
小泊半島の手前にある雄乃湯温泉の前のビーチにテント泊。
今日は結構な距離を漕いだ。

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