津軽海旅4・小泊半島から竜飛岬を越えて・・・

2006年8月16日

小泊・雄乃湯温泉~龍飛岬

こんなに美しい津軽富士と白神が眺められたのは、カヤックだからこそ

こんなに美しい津軽富士・岩木山と白神山地が眺められたのは、カヤックだからこそ

5時、さっさとテントをたたんで出航。
朝食は、適当に海の上でとる。
朝早くカヤックで海に浮かぶこの気持ちよさ。
今朝はとくにいい。
空気が澄み渡り、
昨日まで漕いできた津軽の海岸線がすっきりと見渡せる。

小泊半島小泊岬灯台

小泊半島小泊岬灯台

小泊半島の先に近づくにつれ、
一生懸命漕いでいるのに、カヤックのスピードが落ちてきた。
対馬海流の反流のせいだ。
まるで川を遡っているかのようだ。
小さいけれど渦を巻いているところもある。
断崖絶壁の威圧感がパドリングを緊張させる。
さっきまでのように、のんびりゆったりと漕がせてくれない。

小泊岬付近からいよいよ龍飛岬が眺められた。

小泊岬付近からいよいよ龍飛岬が眺められた。

荒々しい海岸線に大量の木材が打ち上げられている。
沖で外国籍の貨物船が難破したらしい。
積み荷だった木材はそのまま放置されたまま。
地元自治体が自腹で撤去するしかなく、
その費用をどのように捻出したらよいか困っているらしい。
小泊半島をかわすと、津軽半島の先端である龍飛岬が見えた。

小泊半島から龍飛岬まで、昨日の景色とは対照的。

小泊半島を過ぎていよいよ龍飛岬へ。

昨日の七里長浜の景色とは対照的に、
半島から龍飛岬まで、荒々しいリアス式の風景が続く。
向かい風の東風も、やがて断崖絶壁の陰になり快適に漕ぐ。
素敵な入り江がいくつもあり、
その中の一つで休憩がてらシュノーケリングを楽しむ。
いよいよ龍飛岬を目前にして、
マカ石から落ちている小さな岬をかわすと、
勢いよく向かい風が吹いてきた。
かなりきつい。
いったん龍飛岬手前の入り江に上陸する。

龍飛岬通過前に、灯台へ行ってみる。

龍飛岬通過前に、灯台へ行ってみる。

ちょうどお昼時なので、
灯台まで長い坂を歩いて、
土産物屋でおでんとおにぎりの昼食。
灯台の日陰が涼しくて、
そこでのんびり。
今日は秋の空のように空気が澄み渡っていて、
下北半島や渡島半島、松前小島、松前大島が見える。

松前小島と大島が重なって見える。

松前小島と大島が重なって見える。

対馬海流は津軽海峡の真ん中を西から東に激しく流れている。
漁師の話ではそこだけ波が立ち、
川のように流れているらしい。
小さな漁船では流れに逆らって進むことはできないそうだ。
龍飛岬の下には、
その反流が東から西へ小さな瀬のように流れているのが見えた。
岸すれすれに漕げば大丈夫そうだ。
小笠原の父島を1周した時、
兄島瀬戸でこのような潮流をリバーカヤックの川下りのように漕いだことがあった。
大きな返し波を浴びたことを覚えている。

岬直下の岸ぎりぎりに漕ぐ。

岬直下の岸ぎりぎりに漕ぐ。

ゆっくり灯台で昼寝などして、
いよいよ龍飛岬を越えることにした。
灯台の展望台にいる観光客からは気付かれないほど、
スレスレに漕ぐ。
岬を回り込むほどに向かい風がきつくなる。
風の影響を受けにくいよう奥まったところにある帯島の港に避難。
今日の航海はここまでだ。

バスと鉄道を乗り継ぎ、鰺ヶ沢に置いてある車を回収する。

バスと鉄道を乗り継ぎ、鰺ヶ沢に置いてある車を回収する。

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