チヤツボミゴケの神秘と歴史ロマン


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70年以上前の廃墟と化した鉄筋コンクリートの構築物。

これはかつて群馬鉄山の鉄鉱石を製鉄工場のある京浜方面へ

鉄道輸送で搬出するために作られた旧太子駅のホッパーというものです。

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じつはチヤツボミゴケ公園は、

物資困窮の戦争末期に、

国策として突貫工事で開発された群馬鉄山跡です。

3年前にラムサール条約に登録され観光開発が進められる中で、

この旧太子駅も新たに整備されて、

今春から一般開放されるようになりました。

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品質の良い鉄鉱石が掘れなくなってからは、

輸送コスト面から精錬工場も併設されたそうで、公害問題もあったようです。

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まさに昭和レトロな歴史遺産ともいえます。

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そして群馬鉄山の歴史から、

さらに鉄鉱石の生成の謎を探っていくと、

チャツボミゴケの神秘の世界へと引き込まれていきます。

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温泉大滝付近に落ちている鉄鉱石は一万年以上前に生成したものだそうですが、

その中にチヤツボミゴケの化石が見られます。

バイオミネラリゼーションという働きで、

鉄鉱石生成にチヤツボミゴケが大きな働きをしているんだそうです。

ということは、

チヤツボミゴケ君たちは、この場所で鉄鉱石を生成しながら、

一万年以上昔の祖先から受け継がれて生きているということです。

これは実はすごいことなんだそうです。

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チヤツボミゴケ公園の魅力はビロードの絨毯だけじゃないです。

渇水で元気なコケ君が見られなくても、

たくさんの見どころがあるんです。

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でもこれから秋の深まりとともにチヤツボミゴケ君たちも元気になっていくので、

そちらもやっぱりぜひ期待しましょう!

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