ちょうど一年前、2017年8月7日の、
芳ヶ平ヒュッテパスタランチツアーの時のチヤツボミゴケ君たちの元気な姿です。
どこもかしこもビロードの絨毯でした。
それから時が移ろい2017秋のチャツボミゴケ君たちです。
全国からこの芸術的ともいえる風景を見に来られるというのも合点です。
モミジとともにウリハダカエデの黄葉も見事なんです。
さらに季節が進んで純白に映えるチヤツボミゴケ君です。
中之条町観光協会のスノーシューツアー限定です。
そして今年の春のレンゲツツジのピンクに映えるチャツボミゴケ君です。
今年夏の日照りが続く前の姿です。
7月初めくらいまでは元気な姿を見ることができたのですが、
このところ続いた猛暑でさすがのチヤツボミゴケ君も夏バテです。
ラムサール条約にも登録され、国天然記念物にも指定されている
大自然の野生児であるチヤツボミゴケ君ですから、
人間の手を加えることなんてご法度です。
植物界の両生類でもあるコケ君のこんな姿、めったに見られるもんじゃないです。
1万年以上の太古の昔からこの場所で生き続けてきたチヤツボミゴケ君ですから、
今年のような日照りなんて蚊に刺されたようなもんでしょ。
これから台風もやってくるし、秋の長雨が続けばきっとまたビロードの絨毯のような、
元気なチヤツボミゴケ君の姿をみんなに見せて楽しませてくれると思います・・・