ムジナ平避難小屋が完成したそうです!

ぐんま県境稜線トレイルのムジナ平に待望の避難小屋が完成したそうです。秋頃何度かムジナ平を通過したときに工事中だったので、その後台風19号の被害は大丈夫かなととても心配していました。無事完成して本当に良かったです。

三坂峠分岐~白砂山間に避難小屋を設置しました。

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工事中だった時の10月10日のムジナ平です。最高の青空に恵まれた日で、建築資材がこの日ヘリで届く予定なんだと工事関係者の方が話してくれました。ムジナ平避難小屋にはトイレも水場もないので緊急時の利用のために設置されたということです。ただし水場は、三坂峠方向へ片道10分ほどの距離にあるので、いざというときは補給可能です。案内に水が枯れることがあると注意書きされていますが、めったにそんなことは起きないと思います。

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冬山や春山など積雪期に通過の場合、白砂川源頭斜面や大黒の頭などムジナ平の周りには滑落や雪崩の発生など危険な斜面があるので、吹雪やガスなどホワイトアウト時に迷い込まないように特に注意が必要です。

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2018年3月30日のムジナ平です。大黒の頭と上ノ倉山への県境稜線へと続きます。左が白砂川源頭斜面で右側が清津川支流セバト沢源頭斜面ですが、どちらも雪崩の巣になるような地形です。

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余談ですが、1984年4月3~6日、スキーアルピニズム研究会(RSSA)が野反湖~三国峠をスキー縦走した記録を先日見つけました。元会員の方から譲り受けたRSSAの会報誌ベルクシーロイファーNo.11 に発表されていました。以下引用「上ノ間山は北側のずり落ちそうな急斜面を巻いて、赤沢の頭まで滑降する。大黒の頭からすごい雪崩が起きたのが見えた。ここで上ノ倉山の稜線を通るべきか、或は白砂川源流域へ滑り込んで直接セバトノ頭に登り上げるか協議したが、結局源流部の滑降は人類初の壮挙だろうということで、これに決定。私と本間氏は現地点より、佐藤、牧野氏は頂上から、忠次郎の東尾根を滑降して白砂川の源流部へ滑り込んだ。標高差400m、最大斜度40度の急斜面、雪質はグサグサでジャンプターンがやっとであったが、実に痛快な滑降であった。」

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以前忠次郎山のことをこのブログに書きました。その時はまだこの山から白砂川源流部へスキーで滑降した人はまだ誰もいないと思っていたので、密かに自分が滑ってやろうと目論んでいましたが、見事夢破られました。1984年4月といえば僕がまだ大学2年から3年生になる頃かな、そんな昔の記録に出逢って悔しいというよりもちょっと胸が熱くなりました。この記録に出てくる4人の中のお二人は、実はもうかなり以前の話ですがツアーに何度かご一緒したことがある顔見知りのある方でしたが、山スキーの大先輩でもあるこのお二人から忠次郎山の話はもちろん聞いたことがなかったです・・・

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