チャツボミゴケ公園スノーシューハイキング2020

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先日12月16日、スノーシューガイドがいよいよ年明け1月5日から募集始まるのでFMぐんまのインタビュー取材があるということで、現在閉園中ですが許可をもらってうっすら雪化粧したチャツボミゴケ公園へ12月半ば頃下見してきました。

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閉園中なので閑散としていましたが、ほんといつ来てもビロードの絨毯と形容されるチャツボミゴケの群生が四季折々の自然の風景に映えて、訪れる人を癒してくれますね。ところで実はここが50年くらい前まで鉄鉱石を露天掘りしていた日本国内第2位の生産量を誇った群馬鉄山だったと知らないで来られる方も多いのですが、それを聞いてだいたい方はそのギャップに驚かれます。

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穴地獄の源泉の一つです。今も火山活動している草津白根山からは、草津温泉や万座温泉に代表されるように豊富な温泉の恩恵を受けていますが、この穴地獄からも太古の昔から温泉が豊富に湧出しています。

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チャツボミゴケは世界でももっとも強酸性の水環境で繁殖するコケです。ただそれだけなら火山大国日本ですから、全国の火山性の温泉が湧出するところなら普通にみられるコケです。ただここでは、穴地獄から湧出する鉄分を多く含んだ強酸性の温泉がチャツボミゴケやバクテリアなどの生物群と神秘的でドラマティックな関係が数万年前から続いてきて、バイオミネラリゼーションつまり生体鉱物形成作用によって大規模な鉄鉱床を形成したんだそうです。

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そのバイオミネラリゼーションによって今も鉄が形成されている場所が、平成29年2月、「六合チャツボミゴケ生物群集による鉄鉱生成地」として、国天然記念物に指定されました。もちろん氷河時代だった頃からここでバイオミネラリゼーションが営まれていたわけですから、雪深い冬にスノーシューで訪れるのも興味深いのではないでしょうか。

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また違った言い方だと、ラムサール条約にも登録された活火山の大自然の貴重な生態系と、戦争末期から戦後の経済復興を支えた歴史的価値のある産業遺産という、自然と人工が見事に融合した他では例を見ない景観ということもできます。もちろん無邪気にスノーシューでふかふかのパウダースノーと戯れるということがツアーの一番の楽しみにですのでスノーシュー体験が初めてという方はどうぞご安心ください。小学生用のスノーシューも用意していますから、ご家族でもご参加できます。またスキーやスケートと違ってスノーシューは安定性があるので、年配の方が初めて体験するという場合でも心配ないです。

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先日つむじでFMぐんまGフォースのお馴染みパーソナリティー竹村さん櫻井さんのお二人から、チャツボミゴケ公園スノーシューハイキングのインタビュー取材をしていただきました。今シーズンのスノーシューツアーの宣伝をたっぷりお話させていただきました。オンエアは1月20日頃だそうです。ぜひお楽しみに!ちょうどその頃はパウダーハイシーズンのはずです。昨年のツアーの様子はこちらです。じつはこちらNHKほっとぐんま640のロケハンガイドでした。

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