猛吹雪の県境稜線BC偵察2020

野反湖うらやまガイドIMG_2413_r

この冬一番の最強冬将軍が群馬の県境稜線の山々を侵攻です。三国トンネルを超えて新潟県側の登山口からアプローチしました。見覚えのある道路標識は、半分くらいまで雪に埋もれていました。ここまでも膝近くまでのラッセルで1時間くらいかかって、汗びっしょりです。

野反湖うらやまガイドIMG_2414_r

沢の渡渉地点付近までは忠実に夏道をひたすらラッセルしながらのハイク。杉の植林地帯からカラマツの植林地帯へと植生が変化していきます。

野反湖うらやまガイドIMG_2417_r

沢の渡渉地点はまだスノーブリッジがしっかり埋まりきっていないので、かろうじて渡れるところを探して横断しました。少し行ったり来たりしながら迷路のようなルートで反対側の尾根に取り付けば、いよいよ急登が始まります。クライミングサポートをセットして、ときおり地吹雪で前がまったく見えなくなるほどの北風の中をしばらくハイクアップすると、今度はブナの森が僕たちを待ち受けてくれています。

野反湖うらやまガイドIMG_2421_r

美しいブナの幹の模様を眺めたり、雪上から顔を出しているオオカメノキの冬芽の可愛い形に癒されながら、いよいよ県境稜線上までもうすぐです。

野反湖うらやまガイドIMG_2423_r

今日はこんなに天気が悪いとは想像していなかったので、ムジナ平辺りまで行く予定でしたが、とてもとても無理です。せめて県境稜線の小さなピークまで頑張ることにしました。いよいよ県境稜線鞍部に出ると、四万川源流域が向こう側に広がっていました。

野反湖うらやまガイドIMG_2426_r

こちら三坂峠方面への県境稜線です。吹雪の中に稲包山がわかりました。

野反湖うらやまガイドIMG_2428_r

こちらムジナ平方面です。うねうねとアップダウンの登りが上の倉山まで続いていきます。

野反湖うらやまガイドIMG_2434_r

クロベの木の陰でササっと身支度をしてすぐに滑降モード。まだお昼前ですが、即下山です。登ってきたブナの疎林の森は、パウダーのいい雪がたくさん積もっていて、今日はこの一本のロングラインのためのバックカントリーでした。

野反湖うらやまガイドIMG_2439_r

帰りも風でトレースがなくなっているところもたくさんありましたが、ようやく来れた県境稜線BC偵察の楽しい1日でした。

野反湖うらやまガイドIMG_2441_r

天敵に追われて怪我をしたのか、飛べなくなった小鳥が僕たちの登りのトレース上にうずくまっていました。僕たちの小さなバックカントリーの物語とは別に、ここでも大自然の小さなドラマが繰り広げられていました・・・

カテゴリー: エコツアー的, バックカントリースキー, 野反湖うらやまガイド パーマリンク

コメントを残す