知る人ぞ知る山スキーのロングダウンヒルコース

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数日前の天気予報で縦じま模様の天気図から入山ルートの変更などいろいろと心配がありましたが、幸い弱い冬型の天気だったようで吹雪の中のスキーツアーをゲストの皆さんと楽しんできました。ホワイトアウト気味だったので視界が利かず、いつもと違う西寄りの風での雪庇やウインドスラブのでき方が心配でした。

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今日のバックカントリーガイドは、西丸震哉さんの著作に親しんでいた昭和のベテラン山スキーの方ならきっとどこかで目に留まってご存じかもな、ロングルートのダウンヒルコースをご案内することです。標高差1000mで距離約7㎞(実際はルート修正しながらなので、もっと長距離のはずです。)の長大で緩やかな尾根です。そのために約3時間のハイクアップを頑張りました。

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日本国道最高地点2172mの石碑の前でシーハイルです。もちろん芳ヶ平湿地群の展望は視界ゼロです。

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正午近くの気温はマイナス13度。体感的にはマイナス11度くらいかなと予想していましたが、意外と冷え込んでいました。

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暖かい渋峠ホテルの暖炉でゆっくりランチ休憩をして、いよいよ長い緩やかなダウンヒルコースへ出発です。

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幻想的なオオシラビソの森のなかをルートミスしないように慎重に進みます。総勢8人なので、各々が勝手に滑れば行方不明者続出になるような深い森が続きます。

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ここにも昨秋の台風19号の被害の爪跡がいくつも残っていました。

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上の写真でシラビソの木の根元の小さなくぼみがなんだかわかるでしょうか。ウサギ君が吹雪の中でじっとしていた場所のようです。ふだん雪穴の中に潜んでいるのかなと想像したりしていましたが、オコジョとか天敵がいることを考えるとこうゆう場所が一番逃げやすくて安全なのかもです。

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一瞬の出来事でした。僕がここを通り過ぎようとしたら、突然純白のウサギ君が飛び出して去っていきました。雪兎の野生の美しい光景でした。

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黒木の深い森をようやく抜け出てノリウツギの大雪原まで滑り降りてきました。今までどこをどう下っているのかわからないルートだったので、なんだか迷路から抜け出たようです。

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どこまで滑り降りても雪質はパウダーで最高です。ここぞという斜面では歓声を上げて楽しんでいらっしゃいました。

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スノーボーダーのゲストさんも、今日はストック持ってのダウンヒルです。

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カラマツリーラン!

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地形図を眺めて想像して、初めて足を踏み入れるバックカントリーがどんなところかというワクワク感はいかがだったでしょう。これもバックカントリーツアーの醍醐味です。

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まもなくゴール。一日中冬型の天気が続いたのでボトムまで雪が腐ることなくパウダースノーを存分に楽しめた一日でした。

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