里山だといって侮れない山、竜ヶ岳1410m

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群馬県の天然記念物に昭和59年に指定されたという、笹塒山(ささとややま)のヒカリゴケ及びウサギコウモリ生息洞穴が登山コースの途中にある竜ヶ岳(岩岳)1410mへ登ってきました。平成3年6月刊の群馬の山歩き130選に掲載されている簡単なコース案内が頼りです。登山口からのコースタイムは5時間、グレードは一般向けです。

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しかしながら、このヒカリゴケに出逢えるまで何度も道を間違えてたりして、一般向けとはちょっと紹介できないほど荒れ果てたコースになっていました。途中森林伐採の作業道が迷路のように登山コース上に残されているので、案内板がなければわずかな登山コースらしき目印になるものを見つけて勘を頼りに歩くしかないです。

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ようやくたどり着けたときはホッとしました。洞穴を覗くとありますあります、蛍光グリーンのヒカリゴケの立派なコロニーが。まるでチャツボミゴケみたいです。山頂でお昼にする予定でしたが、ここでゆっくりお昼にしてから竜ヶ岳を目指します。ここからまだ標高差400mあるので1時間半くらいかかりそうです。

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ここからもはっきりした登山道は荒れ果ててわかりにくく、わずかな踏み跡や登山者が残した目印らしきものを見つけ出して勘を頼りに進みます。

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ヒノキが植林された尾根からの十八曲がりからはピンクテープの目印のおかげでようやく安心して歩けました。しかしながら普段ほとんど歩かれていないので、荒れ果てた登山道はカモシカのフンだらけです。そして上部はかなりの急斜面なので、落石や滑落には要注意です。

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午後12時半、山頂稜線に這い上がりました。白砂山が枯れ木越しに垣間見えました。ここからは冬枯れの広葉樹林の気持ち良い稜線漫歩をほんの少し楽しみながら山頂へ。

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カモシカの角磨ぎや食痕がたくさん残されていました。今は明るい森ですが、夏の頃は緑の葉が生い茂ってきっと薄暗い森の中かもです。

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午後12時40分、山頂とうちゃこ。小さな古い山名板が裏向けで落ちているのを見つけたので、古い石祠の横に置いておきました。

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山頂も樹林の中という感じで、浅間隠し山が樹林越しに垣間見える程度の展望です。これでは夏はあまり魅力的ではないのかもです。下山後群馬の山130選の竜ヶ岳をもう一度読み直してみると、山頂から西へヤマツツジの間を少し下ると、展望が開けて浅間隠山から南の遠望が得られると書いてあったので、確かめられず惜しいことをしました。

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竜ヶ岳は、登山道も踏み跡程度でしかも山頂からの展望も大したことない山ですが、人跡まれなために静かな山歩きができるとともに、里山ながら簡単には辿り着けないというルーファイの面白さが魅力かもです。

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帰りにカモシカに偶然会いました・・・

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