群馬県境稜線トレイルの山々が一望の笹塒山

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今日調査する笹塒山は昭文社の山と高原地図、浅間山エリアにある山です。現高崎市(旧倉渕村)と東吾妻町の境界にある里山で、昔から地元では信仰の山として登られていたようです。しかしながら最近はほとんど登られていないので、先日の竜ヶ岳同様に登山道はほぼ廃道化しているようです。

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滑川林道から細尾沢支線に分かれて、さらにその支線を辿ってようやく登山道らしき入り口を見つけました。笹塒山への案内板はここまでまったくなし。最近出版された上毛新聞社刊吾妻の里山とヤマレコ情報、そしてGPSと2万5千図が頼りです。カーブミラーのある尾根を横切るところに、小さな古い目印らしきテープを見つけました。どうやらこの尾根がメインルートの登山コースのようです。古い目印のテープこそ、心強い山頂への指導標になります。

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ところで、昨日暮坂高原では10センチ前後の本格的な積雪がありましたが、こちらでも同じくしっかり積もっていました。軽い里山歩きのつもりだったのでまさか雪があるなんて思ってもみなかっただけに、雪山対策の装備が不十分で今回は少々不安です。

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予想したとおり厚い落ち葉の上に積もった10センチほどの雪は不安定で、スリップしやすくてとても危険な状態でした。やがて両側が切れ落ちた細尾根が出てきて、巻き気味に登るところなどは、登りはともかく下山時はかなり危険です。簡易ピッケルがあったら良かったと思いましたが、先日の竜ヶ岳調査の時にあったほうがいいと思った簡易ロープの細引き20mをザックに入れてあったのが不幸中の幸いでした。

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標高を上げるに従い、隣には先日の竜ヶ岳が樹林越しに垣間見えました。

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ようやく山頂稜線に登り上げると、初めてちゃんとした指導標を発見。なんとありがたかったか。この標識が無かったらどちらに行こうか迷ったに違いないです。

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ちょうど正午に山頂とうちゃこ。疎林に囲まれてはいますが、ほぼ360度の大展望です。カップラーメンのランチでゆっくり休憩。

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樹林越しに目を凝らすと、浅間隠山の右上には純白の浅間山がわずかに見えました。そして草津白根山から志賀高原、野反湖、白砂山、平標山、谷川連峰、尾瀬、上州武尊山まで、ぐるりと群馬県境稜線トレイルの山々も樹林越しにですが一望です。わずか1402mの山ですが、群馬県北部の山々がぐるりと眺められるというのにはさすがに驚きました。

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そして、山頂の小さな石祠は真北を向いているのでしょうか、その先の山はバッチリ白砂山でした。これもびっくり。

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さていよいよ下山です。午後になって気温がどんどん上がって雪が融けてきましたが、この状態がさらに滑りやすくなっていました。急斜面では滑落しないように細引きが何度も大活躍しました。

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午後2時過ぎ林道に無事降りました。ここからまだまだ林道が続きますが、あとはもう危険なところはなく、景色を楽しみながらのんびり下山しました。

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