日本の川を下る釧路川1988

フジタST₋2

大きな二つの赤いバッグは何が入っているでしょう?これはファルトボートといって、折り畳みカヤックです。前橋にまだ住んでいた当時、近所にこんな素敵な遊び道具を売っている小さなアウトドアショップがあって、迷いなく買っちゃいました。日本が誇るファルトボートの老舗ブランド、フジタの2人艇です。最後に漕いだのはいつだったのか覚えてないですが、とにかく納戸の奥に眠っていたのを引っ張り出して、久しぶりに組み立ててみました。

機能美

組み立て方は覚えているかなとはじめは心配でしたが、袋から出したら勝手に手が動いてスムーズに組み上がっちゃいました。カヤックの素材や骨組みの構造がシンプルで、これぞまさにフジタ艇の機能美です。

釧路川上流

ところでファルトボートに初めて出会ったのは20代中頃でしたが、利根川などで何度も練習して自信をつけた後、釧路川を何日もかけて川下りしました。野田知佑さんの「日本の川を旅する」の影響が大きかったようです。昭和63年だったか8月下旬の夏休み、1週間くらいの日程でした。新潟からフェリーで小樽へ。鉄道とバスで屈斜路湖畔のキャンプ場へ向かう予定だったのですが、たしか豪雨のためにJR石北本線の鉄橋が流されて、仕方なく千歳空港から飛行機で女満別に向かって屈斜路湖畔のキャンプ場に辿り着くまで大変だったことを微かな断片として思い出すことが出来ます。

釧路川

8月25日と26日、屈斜路湖畔のキャンプ場で2泊。27日いよいよ湖から流れ出す釧路川へ。森の中を蛇行する釧路川上流のロケーションは感動の連続でした。そういえば倒木に阻まれて危機一髪で難を逃れたっけ。そして弟子屈の外れで3泊目。28日は天気悪くて雨にやられたような。弟子屈から磯分内、標茶と順調に下り、いよいよ釧路湿原に突入。蛇行した川の流れの中で塘路湖への支流を遡ってここで2泊。天気が良くなかったので丸一日沈滞したようですが、この時のこともあまりよく覚えていません。そして30日朝は天気回復、順調にゴールの釧路市を目指します。鳥取橋午前11時45分と地図にメモ書きがありました。

お勧めの一冊
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