六合の里山の古い炭焼窯

ようやく群馬県内の外出自粛要請が解除になって、中之条町の公共施設もいよいよ通常通りの営業や開放に向けて動き出しそうです。チャツボミゴケ公園はいよいよ5月23日開園だそうです。野反湖キャンプ場も5月18日から営業開始、釣り解禁も今日20日です。

ちょうど今、六合の山々の木々も勢いよく芽吹き始めています。目の覚めるような鮮やかな新緑のドームには様々な生き物たちの生気が充満しています。

そんな森の中を彷徨い歩けば、炭焼き仕事が盛んだった頃の古い窯の跡がいくつも埋もれています。小さな歴史の香りも微かに漂ってくるようです。まだしっかりと石組みが保たれて残っているものもあれば、深い落ち葉の中になんとか形だけわかるものもあります。面白いことに炭焼窯の近くには酒瓶が転がっていたりすることもあります。

こうした昔の人間の営みも、やがて森の木々がすべてを飲み込んでしまうようです。自然のおおらかさを感じます。かつて西表島を旅した時、亜熱帯のジャングルの森に炭鉱があった歴史を知り驚いたことがありました。ジャングルの川の濃密な森をカヤックで漕ぎながら、大自然の森の回復力や生命力に感動を受けたものです。

こちら、杉の植林地の中に見つけた窯は、もっとも原型をとどめていました。器用に石組みしてあることがわかります。窯の上部に大きな広葉樹の木が根を張って成長していて、炭焼窯が使われなくなってからの年月を物語っています。

森はいつもの通り新緑の季節を巡らせていますが、僕たちは出来ることから少しずつ活動を広げていくことになりそうです・・・・


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