渋峠to野反湖@ぐんま県境稜線トレイル2020/8/20

横手山山頂2307mからの絶景。ここはリフトで誰でもが簡単に立てるぐんま県境稜線トレイルのピークの一つです。

北アルプスも今日はスッキリと惜しみなく稜線の姿を見せてくれていました。渋峠を午前5時52分歩き出して、静かな早朝の横手山山頂で絶景を一人楽しみます。

そして横手山頂からスキー場のコースを次のピークの鉢山目指して下っていきました。ガラン沢を挟んでいくつもの山並みの一番向こうに苗場山が見えました。

ゲレンデを下るに従いこれから目指す群馬県境稜線トレイルの山々が果てしなく続いていく展望が広がります。

ゲレンデの途中から登山道に入ります。赤石山までは笹刈りはしっかり行われているので心配ないです。鉢山7時20分頃休憩。その時近くでドスンドスンと響くような小さな物音。休憩後歩き出すと登山道に真新しい熊さんの落とし物があって目ん玉が飛び出ました。今の物音は熊さんだったのか・・・

ところで志賀高原エリアはほとんどの区間が背の高さ以上の根曲竹が繁茂していて、展望が楽しめるところが少ないので、こうして時々見られる小さな花には癒されます。

でも根曲竹の壁が切れて突然展望が開けるところもあります。目指す赤石山が見えました。

誰もいない赤石山に午前8時42分到着。大沼池を眼下に見下ろしながらゆっくり休憩できました。

横手山頂が見えます。下ってきたゲレンデコースもわかります。

岩菅山連峰と右奥に苗場山。

大高山の向こうに白砂山です。

赤石山を8時57分出発。仙人池にチョコっと立ち寄って先を急ぎます。ここから野反湖まではまだ笹刈り整備は入っていないので、どれくらいの藪に悩まされるのかが今回の調査の一番の目的です。

一か月前のモニタリングの時はまだ梅雨の真っただ中だったので、全身びしょ濡れ状態で不快な藪漕ぎでした。今回はこのところの晴天でドライなコンディションの藪漕ぎだったのがラッキー。精神的にはそれほど苦ではない藪漕ぎでした。 ただ笹薮ですからマダニとかいないとは限らないので、心配な方はマダニ対策もお忘れなく。

また台風19号による倒木の整備もまだなので、倒れた木を乗り越えたりくぐったりしながらの場所がいくつもあります。

湯の沢の頭を過ぎると、コケ庭園のような湿地があります。

そしてすぐその先に、先日8日間でぐんま県境稜線トレイルを踏破した方が泊まった湯の沢の頭のビバーク適地です。水場は近くにないですが、携帯電波は通じるの貴重な切り開きです。赤石山~野反湖間を歩く方は知っていてほしい情報です。

ビバーク適地の森を抜けると右に大きなガラン沢の谷の展望が広がります。そして行く手にダン沢の頭も見えてきます。

ダン沢の頭への登りはきついので、時々振り返ってはガラン谷を囲む山々の展望に癒されます。

横手山と草津白根山。

ガラン谷。

ダン沢の頭10時15分通過。

ここからも深い笹薮が登山道を覆い隠していました。目指す大高山と白砂山が小さく見えるのがささやかな希望の光です。

そしてオッタテの峰の手前にも倒木被害がありますが、ここは整備されて歩きやすくなっているので安心してください。

オッタテの峰を過ぎてオッタテ峠を10時49分通過。誰が見つけてくれたのか以前僕が貼っておいた山名表示がくっつけてありました。これでこの場所がオッタテ峠だと初めての登山者にも確認できるので安心です。

オッタテ峠からも笹薮は続きます。小高山への登りです。

小高山11時5分通過。そして小高山から五三郎小屋分岐への下りも深い笹薮です。

五三郎小屋の水場の確認にも行ってきました。水場までの登山道もかなり笹薮が伸びていたので、ここは初めての方はちょっとわかりにくくて迷いやすいかもです。水場は小さいですが冷たそうな湧水が流れていました。往復20分くらいかかりました。

五三郎小屋分岐から大高山までの登りも笹薮です。また標高差もあるので約30分の頑張りどころ。かなり上ったところで眼下に天狗平と枯れてしまった天狗池が見えました。天狗平にはもちろん登山道がないので、眺められる場所は限られています。この場所は一番の絶景ポイントです。大高山に正午頃到着。ここではじめてお二人の登山者に出逢いました。野反湖からの方と開善学校から鷹巣尾根を登ってこられた方とそれぞれ単独行の方々です。大高山でそれぞれのルートでちょうど同じ時刻に集結したようで面白い出逢いでした。大高山を12時10分出発。ここからはカモシカ平の下り以外はそれほど藪に悩まされることなく歩けました。

カモシカ平12時45分到着。カモシカ平で正一清水と呼ばれている水場の確認です。

水場までのルートも笹刈りされていました。ところが残念なことにこのところの晴天のせいか水が枯れていて水場まで行きつきませんでした。

往復20分かかりましたが、水が流れているところまでいくにはまだまだ涸れ沢を下っていく必要があります。またこの辺りにはたくさんのトリカブトの花が咲き乱れていました。花自体はとても綺麗なんですが、ちょっと気味悪いかもです。

カモシカ平から野反湖までは草刈り整備が綺麗に済んでいてとても歩きやすく進めました。三壁山13時30分通過。

眼下にゴールの野反湖を眺めながら午後14時5分とうちゃこ。

渋峠から野反湖までの群馬県境稜線トレイルは、獣臭さ&笹薮漕ぎのワイルド感と秘境ムード漂う上級者向けの区間です。

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