秋山郷の山旅@鳥甲山2020

二日目の朝5時過ぎ、朝食をお弁当にしてもらって宿の車で鳥甲山登山口まで送ってもらう。午前5時45分ムジナ平登山口を歩き出しました。

秋山郷は鳥甲山と苗場山に挟まれた深い渓谷にいくつもの小さな集落が点在しています。渓谷から見上げると首が痛くなりそうなくらいにそそり立つ鳥甲山は、大きな鷲が両翼を開いて威嚇するかのようにあります。鷲の翼に取り付く登山道はもちろん登山者に激坂の試練を課します。

ようやくたどり着いた小水の頭の先には万物岩の岩場が待ってます。こんな場所ではなぜかアドレナリンが体いっぱいにみなぎってくるのが不思議です。ファイト、一発!っていう感じ。

まだまだ急登は果てしなく続きます。足元が切れ落ちているところもたくさんあります。そんな場所は涼風が谷底から吹きあがって気持ち良かったりもしますが、とても生きた心地はしないので足早に通り過ぎます。

標高が上がるに従い遠くの山々が頭を出し始めていきます。昨日歩き出した野反湖も白砂山稜線や八間山もはっきりと姿を現し始めました。

細尾根からやがて樹林帯の中を歩くようになると白嵓の頭までもうひと頑張り。

さすが鳥甲山、大きな丸太の標柱もあまりの豪雪で横倒しになっていました。鳥甲山の看板類がほとんどどこも設置されていないのは、豪雪や崩壊など厳しい山であることを物語っていることに今更気付かされました。

白嵓の頭を過ぎてからも難所は続きます。気を引き締めて進みます。

特にカミソリの刃と呼ばれている細尾根は、わずか5~6歩の距離ですが両側が大きく切れているのでいつも冷や冷やものです。

カミソリの刃を過ぎればようやく山頂まで安心して歩けます。あとは頑張って急坂を登るだけです。いつの間にか谷底の涼風は濃いガスになって周りの山々の景色を奪い始めていました。

標高が上がり登山道脇やザレ場には秋を告げる花々がたくさん咲き始めていました。

そんな中にまだ夏の花が名残惜しく咲いていたりもします。

小さな花に癒されながらなんとか僕たちは鳥甲山に登頂出来ました。

お疲れさま、よくぞ頑張りました!午前10時12分山頂到着。20分ほど休憩して下山です。午後1時55分発のデマンドバスに間に合わせなければなりません。まだまだ試練は続きます。

赤嵓の頭も赤嵓の肩も標識がないので場所がはっきりしませんが、これも細尾根に加えて豪雪や登山道崩壊など環境が厳しいためなんでしょう。屋敷山鞍部の標識を見て納得です。

こちらも倒れていました。ここからさらに激坂の下りです。落石など起こせば大事故になってしまうので前に歩いている人がいたら注意が必要ですよ。

ブナの木の根曲がりの曲線美からも、豪雪を感じますね。ひたすら下って雪崩防御のための大堰堤までくれば、もうひと頑張りです。

午後1時15分屋敷登山口に無事下山。デマンドバスのバス停まで20分ほどの歩き。見玉まで300円。デマンドバスだから前日5時までに予約が必要です。見玉で路線バスに乗り換え津南まで。津南から越後湯沢行きの急行バスに乗って順調に帰宅できました。

越後湯沢の駅でお買い物。いつもと違う電車の旅も楽しいです・・・

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