ブナ林の紅葉真っ盛りなぐんま県境稜線トレイル2020

今日は一円玉高気圧で秋晴の好天という天気予報でしたが、群馬県境稜線トレイルでは濃い霧が発生してなかなか晴れる気配がありませんでした。旧三国スキー場まで車で送ってもらって、午前6時50分頃スタート。標高1500~600mくらいはブナの森の紅葉がちょうど見頃で、ガスで周りの山々の景色は拝めませんでしたが赤や黄色が賑やかに色づいていて楽しく歩けました。

1776m地点の熊に壊された道標には、歯型の痕が生々しく残っていました。 そいえば今年はドングリが不作らしいですが、例年ならあるはずのブナの熊棚はまったく見つけられなかったです。9月の時もそうでしたがブナの実もまったく目にしなかったです。

ムジナ平手前の水場です。いつものように笹の葉っぱで清水をペットボトルに注ぎます。岩清水なので本当に冷たくて美味しい水です。太平洋へと注ぐ利根川の大支流吾妻川のそのまた支流白砂川の最初の一滴です。

ムジナ平避難小屋午前9時10分到着。ようやく霧が切れ始めて上空に青空が見え出しました。小屋のドアを開けっぱなしにして、中で小屋のノートを拝見させていただきました。

登山者の皆さんのそれぞれのぐんま稜線トレイルに対する熱い思いがこもった文章に思わず引き込まれて読み入ってしまいました。

ムジナ平から大黒の頭への急斜面を登り上げる頃、霧はすっかり晴れて視界良好。次の上の倉山へと続く稜線が気持ち良く続いていきます。

白砂川源流の風景をこれから左に見ながらの稜線漫歩が始まります。

登山道の草むらの陰には二日前の雪がまだ残っていました。振り返って大黒の頭をバックに1枚。

上の倉山の次に無名のピークがあって実はこちらの方が少し標高が高いですが、昔はこのピークを東沢山と記述していた文献があります。この東沢山付近から次に目指す忠次郎山が見えます。

今度は忠次郎山に上る途中から振り返って上の倉山方面を眺めます。遥か彼方に谷川連峰も見え隠れしています。

忠次郎山午前10時20分通過。そして忠次郎山から赤沢山へと続きます。赤沢山の東肩まで来ると上の間山から白砂山へと続く稜線が綺麗に眺められました。

振り返れば忠次郎山です。左の奥には苗場山も見えます。途中にゲーロの井戸という直径1mほどの小さな池があります。1年中涸れることがないです。

赤沢山午前10時48分通過。赤沢山を過ぎると上の間山がどっしりとそびえていました。振り返れば赤沢山です。

赤沢源頭斜面を見下ろします。おそらく猟師が活躍した頃から赤沢はスルスの岩洞から稜線への沢登りルートとして知られています。

上の間山11時16分通過。

三坂峠から歩いてきた稜線トレイルの山並みを振り返ることが出来ます。上の間山は360度の大パノラマが楽しめます。

さらに先に進んで上の間山を振り返ります。群馬県側の斜面に大熊岩がはっきりと見えました。

拡大してみます。わかりますか?

ここまで来ると白砂山も近付いてきてほっと一安心です。山頂には人影らしきものもわかります。ずっと先には横手山や草津白根山、さらには四阿山のてっぺんもやがて草津白根山の奥に顔を出すようになります。

猟師の尾根の頭付近から白砂川源流を見下ろすと、紅葉で森が染まっています。その時もちょうど初雪のあった翌日の紅葉真っ盛りな時期に赤沢から沢を詰めて上の間山に立ったことがありましたが、白砂川源流の紅葉は見事でした。

白砂山午前12時過ぎ到着。30分くらいゆっくり休憩。今日は天気が良かったので平日に関わらず10人以上は登頂したようです。下山する途中でもさらに数人の方とすれ違いました。猟師の沢の頭付近から白砂山を振り返ります。1か月前は紅葉が綺麗でしたが、ツツジやカエデの葉っぱはすっかり皆枯れ落ちていました。

堂岩山午後1時24分通過。白砂山登山口午後2時48分ゴール。

ムジナ平までは霧に巻かれましたが、大黒の頭からはずっと秋晴の天気に恵まれて最高の稜線トレイル縦走日和でした。

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ブナ林の紅葉真っ盛りなぐんま県境稜線トレイル2020 への2件のフィードバック

  1. 所沢おかもと のコメント:

    おはようございます。土日で同じコースを歩いて来ました。避難小屋利用で快適な山旅に感謝感激です。篤志家向きと表示されたルートの開墾には頭が下がります。水場の笹の葉はあのままでしたよ。夜は猛吹雪でどうなるかと思いましたが、朝には快晴でニコニコでした。周囲はステキな斜面だらけで春に小屋ベースで滑りまくりツアーをやってみたいものです。

    • 山雨海風 のコメント:

      お久しぶり、お元気そうですね。コメントどうもありがとうございます。
      日曜日は私は野反湖にいましたが、お会いできなくて残念。
      二度目の冠雪で大黒の頭から堂岩山まで、きっと素晴らしい景色が楽しめたのでしょうね。
      確かに山の楽しみ方や危険など知っている山慣れたベテランの方に楽しんでもらえるルートだと思います。
      積雪期のアプローチもなかなかのルートになりますが、素晴らしいエリアに間違いないです。
      ぜひこれからも安全第一で群馬県境稜線トレイルを楽しんでください。

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