白砂山覚書

白砂山の登山者の初登頂記録は、

1917年(大正6年)10月14日~16日、

日本山岳会の日高信六郎、森喬、地元入山のガイド山本昭吉、山本嘉久平である。

その時の様子は日高信六郎が「朝の山、残照の山」で詳細に記述している。

ただこの時すでに白砂山頂には三角点標石はあったということである。

2011年2月27日の八間山頂

2011年2月27日の八間山頂からの白砂山

 

 

 

 

 

 

 

それから1929年(昭和4年)10月13~15日、第一高等学校旅行部の小林太刀夫,

長谷部照正が赤湯から清津川を遡行して白砂山登頂。

さらに猟師の沢を下降して花敷温泉まで案内人なしで縦走した。

猟師の沢

猟師の沢

 

 

 

 

 

 

 

三国峠から大黒の頭、白砂山、さらに野反湖までの縦走は、

1935年(昭和10年)4月である。

日本登高会の吉田元、巻田外茂三によるスキーでのビバーク縦走だった。

大黒の頭からの白砂源流

大黒の頭からの白砂源流

 

 

 

 

 

 

 

日本山岳会の中村謙らの一行はユニークな山行を行っている。

秋山郷から魚野川を遡行して赤石山を超えてガラン沢を下降し、

再び花敷温泉で合流する白砂川を遡行して白砂山を登頂した。

これも1935年(昭和10年7月)の記録である。

上ノ倉山

上ノ倉山

 

 

 

 

 

 

 

地元吾妻山岳会による白砂山初登頂は昭和9年。

白砂川遡行ルートと四万温泉側三坂渓谷からも登頂している。

中ノ岳(ニノコブ)

中ノ岳(ニノコブ)

 

 

 

 

 

 

 

 

興味のあるところでは岩菅山から烏帽子、笠法師、秋山郷への積雪期縦走は、

1960年(昭和35年)3月7~10日の群馬大学山岳部というものの他に、

同年1月の独標登高会パーティーの方が初縦走という記録もある。

Gary Peacock Tales of another

Gary Peacock
Tales of another

 

 

 

 

 

 

 

 

これらの記録は近代登山が始まってからの登山者のものだけど、

地元の猟師や木地師達は生活の糧を得る場所として、

彼らよりずっと以前からこの辺りの山域を歩き回っていた・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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