輝く風・輝く水・輝く陽(2015黒部源流BCツアーの想い出)

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黒部源流ツアーのゲストの方々から素晴らしい写真を提供していただきました。

もう数日が過ぎてしまっているというのに、

これらの写真を眺めていると心はいつしか黒部源流の山々の空の下です。

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薬師岳を眺めながらどんなロマンチックなことを思っているのでしょう?

雲の様子からわかるように、最終日の朝、

昨夜からの雨も止みこれから回復傾向。

実は、どうアプローチしたら早いか、真剣に思案中の僕でした。

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2階の大部屋での4日間の合宿生活。

天井の立派な梁はこの小屋が建てられた時からのもの。

この辺りの原木を払い下げられたものだと小屋のマスターが教えてくれましたが、

田部重治の表札ともども太郎平小屋の歴史の重みがビンビン伝わってきます。

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地元富山出身の日本を代表する近代アルピニスト田部重治は、

若い頃に薬師岳登山の途中この太郎兵衛平に立って、

槍ヶ岳や水晶岳や雲ノ平の景色を眺めた時の感動をこう書いています。

「永遠というものの一角に、足を踏み入れたような歓喜を感じた・・・」

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上の写真は、太郎平小屋前から水晶岳や雲ノ平の景色です。

今年のGWは異常なほどの雪解けで、小屋の入り口には水溜りもできていました。

もっと前に歩いて稜線の端までいけば、

黒部源流の山々の素晴らしい景色が眼前に広がりますよ。

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そして、薬師沢にも異変が。

推察するに、4月20日の大雨の威力は、

雪渓の下を流れていた濁流が薬師沢源流の雪渓上に溢れ出て流下した模様。

雪渓上に土砂が残されているのがその証拠です。

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月の明るい夜だったんですね。

おぼろ月夜なところがいっそう趣があります。

が、これもせっかくのロマンチックな光景を台無しにする話ですが、

スキーやボードのソールに油分の黒い付着物がべったりとついて、

板が滑らないというアクシデントがあったのですが、

月が霞んだ原因は、

どこからか風で飛ばされてきた正体不明のこの黒い物質の仕業だったりして。

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素晴らしい朝焼けです。

黒部五郎岳山頂に全員が立った2日目の朝です。

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ハイマツの中の登山道を歩く箇所もありましたね。

ライチョウになった気分で、これもまた今となっては良い思い出です。

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そして左の壁は黒部五郎岳のウマ沢源頭斜面です。

ここを滑るのが、今回のツアーのハイライトだったかも。

あっという間の滑降でしたが・・・

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ここを滑って赤木岳に登り返したところで、

急速に天気は悪くなって稜線上は時々ガスに包まれました。

ほんとうに良いタイミングで行って来れました。

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太郎平小屋を見下ろす太郎山に着いた頃には、

黒部五郎岳はもちろん薬師岳もすっかり雲の中でした。

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最高の4日間でした。

来年も太郎平小屋ベースの黒部源流BCツアーをやります。

たくさんのスキーヤー、ボーダーの皆さんの参加お待ちしています!

野反湖うらやまガイドです。

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今日の午後はジスモンチの3部作を聴きながら、

アマゾンじゃなくて黒部源流の風や水や光の想い出に浸っていました・・・

 

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