霧雨に濡れた木々の色や香りが、五感にジワジワと染み込んでくるようです。
まったく人気のない深い森の雰囲気は、格別ですね。
人気がないといっても森の中は生気に満ちあふれています。
森の熊さんもどこからか僕を気にして息を潜めているのかも知れません・・・
熊さんの生々しい爪痕は、縄張りをしめすもの。
熊さん、お邪魔しま~す。
白いワンちゃんが岩の上にいるのがわかりますか。
熊を追ってガラン沢で遭難死した猟師惣吉の助けを求めるために、
主人の遭難を里まで知らせに下りたという忠犬の象です。
(知らない人は、遠くからだと本物みたいでびっくり。)
主人の惣吉地蔵の横にちょこんと座っていてとても可愛いです。
旧六合村にも忠犬がいたんですね。
これから紅葉の時期になると、鉄分が多い赤茶けた沢の荒涼とした風景を背景に、
ドキッとするようなもみじの赤と針葉樹の深緑のコントラストが素晴らしいです。
惣吉地蔵から小倉口までならトレッキングシューズだけでオッケーですが、
ピーコック碑まで行くなら沢靴が必要になります。
また支流にはいると、ガラン沢温泉が湧いてます。
こちらは少し本格的な沢登りになります。
これなら長靴で歩いて行けそうですが、
この先は険しいところもあります・・・
ところでガラン沢には魚は棲めないようです。
どっかの支流に生息しているという噂を聞いたことがありますが、
真偽のほどは定かではないです。
ジャズのレコードならジャケ買いというのもありますけれど、
日本酒のラベル買いをしてしまいました。
夏もそろそろ終わりですかね、
このところめっきり涼しくなって日本酒が恋しい季節なんです・・・
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