3月の白砂山バックカントリー

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ヘリで偵察中、上空からの白砂山です。

まだベッタリと雪を纏った白砂山は、

まわりの山よりひときわ白く輝いてその存在感をアピールしています。

まさに上信越国境の盟主ともいえる山です。

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野反湖から続く国境稜線の山々を振り返ると、

白砂山がいかに奥深い秘境の山か納得できるでしょう。

登山者として最初にこの頂に立ったのは、

大正6年10月、日高信六郎さんとされています。

猟師やら修験者の中にはすでに登頂者は何人もいたでしょう。

彼をガイドしたのは地元入山の案内人、山本照吉さんと山本嘉久平さんですし、

すでに三角点標石はあったそうですから。

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白砂山頂から三国峠へと続く稜線です。

バックカントリースキーヤーなら涎がでそうなくらい魅力的な雪稜です。

そして積雪期のスキーでの記録は、

昭和2年4月、藤島敏夫さんと武田久吉さん他3名によるものです。

この時の地元案内人は、山口仙治郎さんだったそうです。

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単独行の加藤文太郎さんはこの頃から少しずつ頭角を現して、

厳冬期北アルプスの初登頂を次々とやってのけたらしいのですが、

大正~昭和初期の岳人たちのアルピニズムへの想いは熱かったでしょうね。

加藤文太郎さんの時代の粗末な山道具やウエアなどの装備を考えると、

昔の岳人は凄過ぎです。

P1010072上の写真は、白砂山頂から猟師の沢源頭斜面です。

もちろん雪が落ち着いていたこの日はドロップインしました。

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上の写真は、堂岩山上空からの白砂山。

テンション上がります。

下の写真は、志賀高原のアルプス山脈、岩菅山の稜線と、

魚野川渓谷を挟んで大高山の国境稜線の山々です。

中之条町のバックカントリーは、こんなにディープなのです。

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野反湖の夕景です。

白砂山から下山しました。

この夜は野反湖ロッジに宿泊しました。

(実は、数年前まで野反湖ロッジがあったのですよ。)

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2016シーズンはテント泊の野反湖バックカントリーツアーを計画したいです。

1月から4月の野反湖は、

厳冬期用のあったかい羽毛のシュラフがないと、

加藤文太郎さんじゃないんだから、

とても耐えられませんヨ。

快適なバックカントリーキャンプのために、

みなさん、ぜひ今から準備しておいてくださいね・・・

irasuto.yamaameumikaze

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