うらやまガイド日誌2023-9-26野反湖畔一周

ワタスゲじゃないけどヤナギランの綿毛が野反湖の風景の中で壮観な眺めでした。

テン場のお花畑です。8月初めころのピンクの花が咲き乱れる頃の風景が一番だと思ってましたが、綿毛の季節も味わい深いです。今回のトレガイドの大発見でした。

いたるところで綿毛に出逢いました。これはマルバダケブキです。何の花だったか思い出せない綿毛もいくつかありましたよ。

五万とあるゴマナ。たくさんあるからじゃなくて、葉っぱが胡麻の葉に似ていて食べられるから胡麻菜。

釣り人はちらほらでしたが、釣れましたか?って一人の釣り人に遠くから聞いてみたら、40センチくらいのが2匹だったそうです。

富士見峠下の丸山てっぺんにあるべニサラサドウダンツツジですが、やっぱり今年は紅葉が遅れています。

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第7回ラムお散歩ツアー2023-9-25

芳ヶ平湿原に初霜が降りたというニュースが昨日届きました。これで芳ヶ平湿原の草紅葉の紅葉も一気に進むことでしょう。

今日の渋峠の気温は12度。まずまずの良い天気に恵まれて芳ヶ平湿地群展望台からの絶景もゆっくり楽しめました。

いつものお蕎麦ランチを美味しくいただいた後、チャツボミゴケ公園へ。

先週訪れた時よりもまた一段とチャツボミゴケが綺麗に輝いていました。

穴地獄もどんどんビロードの絨毯化しています。

午後の斜光がススキの穂を照らして、いっそう秋らしいは風景を演出してくれていました。

紅葉時期まで待てません。チャツボミゴケは今がいいです!

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うらやまガイド登山日誌2023-9-23白砂~三坂峠

白砂山稜線が色づき始めていました。これから放射冷却で朝の冷え込みが厳しくなるので、加速度的に秋色に染まっていきそうです。

堂岩山分岐から猟師の頭までの区間が特に紅葉が美しい区間ですね。

とにかく樹種が豊富で貴重な植生が守られているエリアです。そのために登山道が狭いのであんまり登山者が多いとすれ違いが大変なところもあります。前方から来る人を予測して、安全な場所ですれ違う必要があります。思いやりの心で相手を優先してほしいところです。

一日中霧雨っぽい天気でした。濃いガスが切れたのは忠次郎山の手前あたりだけでした。里の方ではしっかり降ったと後で聞いたので、稜線トレイルの方が天候に恵まれたようです。

1766m峰から三坂峠にかけてのブナ林も秋色に染まり始めていました。ブナの実は不作のようで、熊の気配は全く感じられませんでした。

白砂山稜線の紅葉の見頃な時期は、例年9月下旬から10月初旬です。来週末がいいかもです。

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ニペソツ山2000-8-11

古い写真をアップ。朝6時半に歩きだして、11時11分に山頂で記念写真を撮っているので、5時間弱もかかって登ったようです。

北海道の夏山は、旭岳からトムラウシ山へ3泊4日で縦走した思い出もあるし、クワウンナイ川を沢登りしたのも懐かしいです。

そういえばニペソツ山登山の前後で、忠類川のカラフトマス釣りも楽しみました。

ネットで忠類川サーモンフィッシングを検索すると出てきますが、サケマス有効利用調査ということで釣りが出来ました。でも今年2023年は資源減少で中止のようです。

ニペソツ山山頂からの360度の展望は素晴らしかったようです。

こちら残雪が多いのでトムラウシ山方面か?

糠平湖。

そういえばナキウサギが出てきて鳴き声をたくさん聞いたのを思い出しました。

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秋の気配が漂い始めたチャツボミゴケ公園2023-9-19

今日は一昨日に引き続いての第15回ノゾリチャツお散歩ツアーでした。お蕎麦屋さんでお昼をいただいている間だけ激しいにわか雨に見舞われました。

そのあとチャツボミゴケ公園に向かいましたが、こちらではにわか雨はなかったそうです。きっとこちらも降るかもしれないと用心して、傘を持って歩きました。

あんまり花はないだろなと期待せずに歩きましたが、里山らしい花がたくさん見られました。

温泉沢のほとりに立つ大ナナカマドの木は秋感を十分に漂よわせていました。

ナナカマドの実がたわわになる年の冬は大雪になるそうですが、いかがなもんでしょう?

穴地獄のチャツボミゴケが一昨日よりもさらにいい感じに元気でした。

穴地獄では徐々にビロードの絨毯が全体に敷かれていく勢いを感じました。温泉沢の流れに沿ってみられるチャツボミゴケ河原は、ほんとうに素晴らしい眺めです。

そして湯滝下の淀みにある展望台も見応え十分です。滝の右の壁にもびっしりでした。

ここはチャツボミゴケと微生物たちによるバイオミネラリゼーションによって鉄鉱石がつくられている様子が観察できる場所です。

長い長い年月をかけて形成された群馬鉄山の鉄鉱床が、実際どんなふうにして出来上がってきたのか、勝手に想像してみるのもちょっぴりロマンを感じませんか。

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うらやまガイド登山日誌2023-9-18

志賀草津道路の芳ヶ平湿地群展望台からの早朝です。雲海に浮かぶ白砂山稜線です。

六合の谷間に点在する里も中之条盆地も雲海の深い底に沈んでいます。

ここからは関東平野全部が雲海の深い海の底に沈んでいるようです。

草津白根山には怒涛の荒波が押し寄せているかのように、雲海の波が白く砕け散っています。

東の空からみるみる日が昇りだしました。そういえばもうすぐ秋分の日だから、方向的には真東に近い位置になるんでしょうか?

芳ヶ平湿原にも徐々に陽が射し込んでいきます。

今日は、陽が高く昇るにつれて山の頂に雲がかかり始めて、天空の青空が楽しめたのは朝のわずかなひと時だけだったようです。

赤石山山頂です。志賀高原側からガスが湧いて群馬県側に流れ込もうとしています。

ガスが少し切れた瞬間になんとかエメラルドの湖が眺められました。

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第14回ノゾリチャツお散歩ツアー2023-9-17

旧太子駅で展示中のビエンナーレ出展作品。ミズナラの森の土に還った鉄鉱石をモチーフにしたもの。

今日の穴地獄のミズナラの葉っぱとチャツボミゴケ。 今年は暑さが続いていますが、チャツボミゴケはいい色で輝き始めています。

3連休中日というのもあって、午後のチャツボミゴケ公園はけっこう賑わっていました。

湯滝です。右の壁にびっしりと元気なチャツボミゴケ君たちが眺められます。なかなか見応えあります。

ゲストさんたちはとても感動されていました。

午前中の野反湖も良かったですよ。マツムシソウやウメバチソウ、リンドウ、ミヤマアキノキリンソウなどなどの秋の花がひっそりと咲いていました。

お昼は大人気の野の屋さんできのこ三昧蕎麦でした。ノゾリチャツお散歩ツアーの野反湖の紅葉の見頃は10月初旬から中旬くらいまでです。チャツボミゴケ公園の紅葉は10月中旬から11月初旬くらいまでです。

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