シークレットkuniパウダーガイドでご案内するシークレットkuniうらやまのエリアは、
現在は静穏な状態ながら常時観測火山である草津白根山が大きな割合を占めています。
今年6月に噴火警戒レベルが2から1に引き下げられて、
湯釜から500m以内は立入禁止ですが、いつ噴火するかわからないので注意が必要です。
ところで、そんな草津白根山はある意味昔から宝の山でした。
温泉はもちろん、
かつては黄色いダイヤモンドと呼ばれた硫黄鉱山が八方に開発されました。
チヤツボミゴケ公園はかつて群馬鉄山として国内2位の生産量を誇りましたが、
鉄鉱石も1万年という長い時間のなかでバイオミネラリゼーションによって生成した、
草津白根山の宝の一つです。
その後石油が石炭にとってかわった高度経済成長の時代を経て、
私をスキーに連れてってのスキーバブル時代には、
今度は廃坑になった硫黄鉱山跡にスキー場が開発されてまたまた宝の山となりました。
しかしながらバブルが崩壊して不景気が続くと、
各地のスキー場が廃墟となり・・・
草津白根山は宝の山として開発しつくされた山です。
そんな山なのにシークレットkuniパウダーガイドのバックカントリーエリアとして、
まだまだ宝の山として魅力いっぱいです。
それはおそらく今もいつ噴火するかわからない活火山として、
僕たちと同じ時代を生きている山だからかな?
なんて今日の偵察で強く感じました。
今週の偵察は天気に恵まれて、
明日からのクリスマスツアーはもちろん、
年末から新年を迎えてのガイドツアーはこれで安心です。
そして週明けの大寒波でまとまった積雪が期待されるので、
年末のガイドツアーでは新しいコースをご案内できそう。
さらに新年になれば、次の寒波でどんどんガイドエリアが増えていきます。
2018シークレットkuniパウダーガイドは、
ニセコでもない八甲田でもない白馬でもない、
違いのわかる?
バックカントリースキーヤーやボーダーのゲストの皆さんをご案内しています。