レンゲツツジの白い花がここのところの大寒波で満開です。
厳冬の季節、すべてのコケたちが静かに休眠していると思ったら、
そうでもないようです。
精気溢れる夏の季節は、上空を生い茂る木々の葉っぱで太陽が当たらなかった場所でも、
厳冬期はたとえ弱々しいけれど斜光が射しこんできます。
今日は、
深い雪の中で密かに精気を取り戻そうとしているチヤツボミゴケ君たちのけなげな姿を、
いろいろな場所で発見することが出来ました。
火山性の強酸性温泉を好むチヤツボミゴケは、
活発な火山活動を続けている草津白根山の温泉の恵みによって、
現在も鉄鉱床を生成しているそうです。
1万4千年前に白根山の火山活動が始まり、
白根火砕丘から平兵衛池溶岩流がチヤツボミゴケ公園の穴地獄付近まで達したそうです。
この時代の溶岩の露頭をいたるところで見ることが出来ます。
今年の秋、熊棚を発見できなかったのですが、
ありましたよ、こんなところに。
他にも様々な生き物たちの姿が発見できます。
今日はカモのペアが温泉沢から飛び立ちました。
餌を探していたのかもしれません。
越冬ツバメが穴地獄を音もなく飛び去っていきました。
チャツボミゴケ公園スノーシューハイキングはいよいよ1月5日からスタートです。
フカフカのパウダースノーが降り積もって、
いつでもゲストの皆さんをお待ちしています。
お問い合わせ・お申し込みは中之条町観光協会です。
ランドネ2月号と旅行読売にも紹介記事が掲載されているそうです。