2週間前の偵察時の4月初旬の雪倉岳。
パウダースノーなコンディションでしたが、
なかなかゲストさんの都合と合わず延期に延期を重ねて・・・
なんとか天気ももちそうということで、
4月21日に無事登頂できました。
もちろんパウダースノーではなく、そうかといってスーパーザラメでもなかったのが、
ちょっぴり残念です。
それでも帰路、蓮華温泉のキャンプ場付近から雪倉岳を振り返ると、
登頂の実感がようやく込み上げてきました。
雪倉岳登頂は積雪条件や天候条件などに大きく左右されるので、
今日のような好天が約束されたわけではないはっきりしない日はガイド泣かせです。
瀬戸川のスノーブリッジは心配なく横断できましたが、
次の難所は雪倉の滝上部のS字状のノドの通過です。
結果オーライですが、
どうやらバックカントリー日和だった昨日までの方が危険な雪質だったようです。
すでにいたるところに湿雪の重々な表層雪崩のデブリが出ていて、
ガイドツアーは今日の方が安全だったようです。
急斜面のハイクアップは2610mの山頂まで標高差1200m以上続きます。
高曇りの天気の中、いつガスに巻かれるかというリスクに尻を叩かれて、
ゲストさんも頑張りました。
標準コースタイム6時間半のところなんとまぁ4時間半で登頂してしまいました。
ゲストさん、お疲れ様!
ゲストさん、これで冥途の土産が一山増えたなんて感想でしたが、
まだまだこれからも楽しくバックカントリースキーが続けられる体力を
実感されていたようです。
余裕の午後3時前の露天風呂下山祝いは感動ひとしおでした・・・
2019シーズンの蓮華温泉バックカントリーガイドはまだまだできそうです。
GW過ぎたらMTB&スキーも計画中!