ぐんま県境稜線トレイルCエリアの秘峰・上の間山2021

白砂山

群馬県境稜線トレイルCエリアは、三国四万エリアの山々です。特に3年前に全線開通したときに白砂山~三坂峠間約10㎞が新しく登山道整備されたのですが、その区間がすっぽりと含まれています。

白砂山から上の間山へと続く、3年前に新しく開通した登山道

以前は登山道がなかったこの区間は、深い藪の中をルートファインディングしながら縦走する本格的なコースでした。今は整備が遅くなって笹が伸び放題になろうとも、ルートファインディングの大変さもなくスピーディーに縦走できるようになりました。

アカネ平付近(新潟県最南端地点)

藪漕ぎマニアな登山者にとっては物足らないコースになってしまったかもですが、それでも白砂山から奥へと入り込む登山者はぐっと少なくなるので、人知れず残された豊かな自然と出逢う喜びを噛みしめることができます。

上の間山の大熊岩

白砂山から上の間山、赤沢山、上の倉山、大黒の頭、ムジナ平へと稜線トレイルが続いていきますが、この辺りの群馬県側は白砂川源流域になります。非常に気象変化が激しいエリアなので、地形の崩壊も激しい様子がうかがえます。新潟県側がコメツガやシラビソの針葉樹やハイマツやツツジ類などの矮小低木がびっしりと生い茂った植生に比べて、群馬県側は笹原の草原の中に土石流によるザレ場が随所に見られます。

今年はイワショウブが当たり年

そんなザレ場やザレ場近くの草原には様々な種類のお花畑が見られて楽しいです。

トリカブトの仲間

この夏はなぜかニッコウキスゲが異常に少なかったですが、イワショウブが今まで見たことないくらい多かったです。

タチコゴメグサ

上の間山は2033mで2139mの白砂山に比べて100m以上も低いですが、山としての存在感は負けていないです。

晴れていれば360度素晴らしい展望に恵まれます。昔六合山岳会で来たとき、山頂にはまだ測量用の木製デッキのような壊れかけた土台が残されていた記憶があります。

次から次へとガスが湧き上がる稜線

まさに中央分水嶺にあるぐんま県境稜線トレイルは、常にちょっとした気象変化から敏感に影響を受けます。今日は、さまざまな方向からいろんな形のガスが次々と沸き起こっては消えていくそんな天気の一日でした。

大空堀沢源頭

白砂山からさらに上の間山へと足を伸ばす場合は、白砂山から往復で2時間前後の行程です。

上の間山付近から白砂山へと続く稜線トレイル
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