鳥海山七高山~新山BC May17,2022

前日のうちに鉾立口から矢島口へ移動。鳥海山の中でもっとも遠い登山口ですが、ほぼ北面で残雪が多いので6月になっても安心して訪れることができるルートです。

ちょうど田植えが始まっていました。これぞ日本の原風景のお手本みたいです。カメラマンになって鳥海山と田植えの風景を一日中追っかけてみるのも楽しそうです。鳥海山の豊かな自然の恵みは、今も裾野の人々の生活を潤わせ続けています。今夜は飲もう!

祓川登山口までの車道沿いもスキーが十分できるくらいの残雪がありました。やっぱり今冬は大雪だったんだと納得です。そしてブナの森は新緑がいっせいに始まっていました。目の覚めるような美しい緑に思わず見とれてしまいます。

2日目の朝、標高約1200mの祓川登山口をスタート。ブナの森の森林限界の上くらいになるようで、ここからは厳しい風雨や積雪に痛めつけられた岳樺にたくさん出逢えます。

彼らのそのいびつで怪奇な樹形からは、厳しい大自然の中でたくましく生きる姿がダイレクトに感じられて圧倒されるばかりです。

先行者が前方に豆粒でいくつか見えるのを追うようにのんびりハイクアップです。途中でさえずるイワヒバリとたくさん出逢いました。けっこう人懐っこい小鳥です。

順調に七高山山頂到着。3年ぶりの景色ですが、変わらない景色です。もう少し時期がずれれば、登山道わきに高山植物の花が咲き始めますが、まだなんにも見られませんでした。隣に見える新山山頂には数人の登山者の人影がわかりました。

ちょっと休んで今度は新山往復。分岐から千蛇谷へはシートラして下降。そしてウロコ板のエッジを効かせて斜登行気味に登り新山山頂へ。

溶岩の大きな塊がごろごろしている山頂からの風景は迫力満点です。先ほどの人影はもうどこかへ消えていて、たったひとりの山頂でした。かすかに飛島や男鹿半島がわかりました。

新山往復から戻っていよいよダウンヒルです。登ってきた斜面よりも東側の百宅口からの斜面の方が雪面が奇麗なのが一目瞭然です。もちろんこちらを滑って、下部でトラバース気味に移動しながら祓川コースに戻ることに。

距離感麻痺の大大大斜面が広がります。どこまで滑ってどこで止まるか思考不能になってしまいます。

だから途中で心が落ち着かせる風景があるとほっとします。月山がやさしく微笑んでくれているようでした。お昼には下山。猿倉の温泉で汗を流した後、湯の台口へ 今日のうちに移動です。

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