
浅草岳への尾根歩き。ここも雪庇が小さいのでびっくり。毎年雪の量や雪のつき方が違うのは当然ですが、見覚えのある地形からいろいろな気付きや発見があるので面白いです。

お彼岸の頃の魚沼平野は、除雪作業がまだ盛んに行われていました。眼下に広がる新潟の山や平野の雪景色は素晴らしい眺めです。

朝7時の歩き出しの頃は雪が硬くてスキーアイゼンがあると安心でした。日が高くなる頃には完全に雪が緩んでウロコも効きはじめました。右に左に魅力的な斜面が次から次へと誘います。

風も穏やかでポカポカ陽気の気持ちいい浅草岳山頂でした。春霞の中でも平ヶ岳やたくさんの山々が360度見渡せました。

帰りものんびり滑りを楽しみながら下山。ムジナ沢にはたくさんのシュプールがすでに残されていましたが、ノートラックで楽しそうなラインを定めて滑ります。

それほど気温が上がらず良く滑るザラメでした。

沢床まで滑った後、一番楽な登り返しルートをウロコのまま尾根に復帰。今度は反対側の小さな斜面でも遊びながら下山。

今週後半は天気が愚図つきますが、週末から週明けにかけてまた積雪もありそうなので、今シーズンはまだまだ春スキーが楽しめそうです。