2006年元旦の朝。
厳冬期の群馬の中之条町、シークレットパウダーエリア。
ラムサール条約登録の芳ヶ平湿地群の範囲からは少し外れていますが、
すぐ近くの場所です。
(当時、まさか中之条町にラムサールが来るなんて想像できませんでしたが・・・)
この日は単独でバックカントリースキーの元旦初滑りに出かけていました。
ツリーランが楽しいシークレット尾根をハイクアップ中、
ふと目前の木の根元に何か動くものを感じました。
目を凝らすと・・・
何とも珍しい冬毛のオコジョ君です。
可愛らしいです。
かなりの凶暴な習性らしいですが。
しばらく静かに観察していましたよ。
昨日までの大寒波でお腹をすかしながら雪穴の中でじっとしていたんでしょうか。
今日は獲物を探しに行くぞモードな背中なような・・・
それとも朝の新鮮な空気と明るい日差しを浴びに出てきたんでしょうか。
そんな瞳で見つめられたら、たまりませ~ん。
オコジョに出逢えたらほんとうにラッキーです。
でもホワイトシーズンのシークレットエリアでは、
様々な動物や藪で踏み込めない森の奥深くの巨木など、
素晴らしい大自然に触れることができます。
これもバックカントリーの大きな魅力の一つです。
野反湖うらやまガイドではエコツアー的なガイドも心がけています。