
五月晴れに恵まれて、久しく山から遠ざかっていたゲストさんにとって、今日は最高のコンディションで歩くことが出来たようです。

先日降った雪はほとんど融けて消えたようですが、日陰にはまだまだ残っていました。日中は風はほとんどなく、適度に気温も上がって登山には快適な気候でした。

なにより葉っぱがすべて枯れ落ちて、夏場見えなかった景色が開けるところがうれしいです。今まで気づかなかった新たな発見があったりもします。堂岩山山頂から八十三山へと続く稜線がわかりました。

稜線に出ると、遠くの山も良く見えてたくさんの山々の展望も楽しむことも出来ました。こちら白砂山山頂からの長野県側の山々です。昨日ちょこっと頭しか見えなかった岩菅山も烏帽子岳まですべて姿を現してくれています。右手奥には鳥甲山です。

新潟県側に目を向けていくと、苗場山がどっしりと鎮座しています。右端は神楽峰でしょう。

そして谷川岳へと続ていく群馬県境稜線トレイルの山々です。トレイルは一筋のホワイトロードとなって続いていくようでした。

今度は反対方向のぐんま県境稜線トレイルの山々です。野反湖から志賀高原へと続いていく稜線の山々は、うねうねと曲がりくねって連なっています。何度も歩いた人でないと写真からコースを辿るのは至難です。

さらにトレイルは志賀高原から草津白根山の裏を周って、四阿山へと続いていきます。四阿山の頭がちょこっと出ているのがわかりますか?

ところで、白砂山からの下山時に、積雪期限定で道迷いしやすい場所があります。金沢レリーフを過ぎてすぐのところです。

今回はまだ登山道がはっきりしていたので迷いようがなかったですが、春の残雪期などは上の地図にあるように、矢印方向へと迷い込んでしまいます。藪の中に紛れ込んだ登山道の入り口は見つけにくく、左に屈曲する細い稜線上に続いているのを見過ごしやすいのです。

金沢レリーフから猟師の沢の頭まで、地形は複雑で急峻です。長野県側の地形は侵食で削られた急なザレ場が深い渋沢へと切れ落ちています。

ここで今年遭難があった日は、とても良い天気の日でした。まだ5月の残雪期であれば、午後を周ると急激に気温が低下し、緩んでいた雪もカチカチに凍ってしまったことが想像されます。

帰りは八間山経由で下山しました。今年10回目の白砂山山頂でした。2025年グリーンシーズンの白砂山はこれがラスト登山になりそうです。
コメントを残す