
広大なカラマツの森の中でこの奇妙な人工物を見つけることは難しいことでしょう。もとより探そうとする人もいないでしょうが。これはいったい何でしょう?その正体は、一昨年の5月に試験的に設置したニホンジカの食害を防ぐための獣害防止ネットです。

2015年5月に芳ヶ平湿地群がラムサール条約に登録されましたが、2023年頃、水芭蕉の群生地がある大平湿原ではニホンジカの食害が進行していることが確認されました。尾瀬ではすでに大きな問題となっていたことが、芳ヶ平湿地群も例外ではなかったのです。

そして、2024年5月23日、県や町の関係機関にガイド協議会も協力して試験的な獣害防止ネットの設置を行いました。

そしてさっそく2024年7月9日には、ガイド協議会の研修で現地視察も行いました。9月13日には、自然との共生について考えるきっかけとして地元中学校の芳ヶ平ネイチャーラーニングで生徒たちを現地にガイドしました。

翌2025年の6月26日にも、ガイド協議会で再び現地研修会を行いました。そして7月9日に、地元中学校の芳ヶ平ネイチャーラーニングで生徒たちをガイドしました。全校参加のネイチャーラーニングなので、2年生と3年生は2年連続での現地学習でした。

先日、良く晴れた土曜日の3月14日に、雪に埋まった鹿柵の様子を見に立ち寄ってみました。1か月前の2月17日の時よりは少なくなっているようでしたが、まだ1mくらいの積雪です。例年完全に雪が消えるのは5月の半ば前後で、水芭蕉が見頃になるのもその頃かなと予想しています。

ミズバショウが芽を出す前のGW前後に、ガイド協議会ではネットの点検作業のため再び訪れる予定です。
コメントを残す