ザラメ雪のブナ林を滑る

ブナの冬芽が膨らみ始めていました。里では排雪作業が急ピッチで進められています。もうお彼岸ですから、ザラメ雪が楽しいバックカントリースキーの季節がいよいよ到来です。

昨日は霧で視界不良だったために、頭にあった南尾根コースの入り口を知らずに通り越して東尾根コースを登ってしまいました。今日は最高の青空に恵まれたので、私たちが目指す南尾根コースはバッチリわかります。

右手には昨日霧の中を彷徨っていた東尾根の様子もよくわかります。南尾根も立派なブナに出逢うことが出来ました。右手の深い沢の中には、かつて樹齢400年というブナの巨樹が森の主として存在感を放っていたそうです。森太郎と呼ばれていましたが、数年前に雪の重みで倒れてしまったのはとても残念です。

山頂直下まで登ってくると、東尾根と南尾根が合わさって、緩やかなブナ林の斜面が気持ちよく広がっていました。今日のザラメ雪なら、気ままにテレマークターンを描いて楽しく滑れそうです。ゆっくりとハイクアップして、正午過ぎに名前通りなべ底をひっくり返した広場のような山頂に到着しました。

今回、鍋倉山の山頂に初めて立ちましたが、かつて関田峠をロードバイクでヒルクライムして日本海までダウンヒルした思い出があります。渋峠越えから奥志賀林道を抜けて野沢温泉に下ってからだったので、関田峠の登りは辛かったです。今は深い雪に埋もれた見覚えのある道型が、懐かしい思い出を鮮明にしてくれます。

午後を過ぎるとザラメ雪は急速に柔らかく融け始めているようでした。登りの時間帯のコンディションが気持ち良い滑りを堪能できたようです。下るほどにシャバシャバした腐れ雪になっていきますが、春のバックカントリースキーはピクニック気分で楽しめるのがやっぱりいいですね。

広がったり狭まったり、緩やかだったり急だったりと、ブナ林の尾根は次々と表情を変えてバックカントリースキーヤーを楽しませてくれました。


投稿日

カテゴリー:

, ,

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA