
ブナたちのたたずまいに浸りながら、南八甲田の逆川岳へと続く広く緩やかな斜面をのんびり歩きました。気持ち良い森です。先日滑った鍋倉山のブナ林も懐かしく想い出します。

登り始めはブナの純林だったはずが、少しずつ針葉樹のオオシラビソの木の割合が増えていくのがわかりました。

小一時間も歩いてさらに標高が上がってくると、オオシラビソだけの森にすっかり変わりました。ここまでブナとオオシラビソ以外の木にほとんど出逢わなかったことに、この森が極相林という成熟した雰囲気を醸し出していたのだとようやく気付きました。

山頂部はなだらかな大雪原になっていて、振り返ると津軽平野や北八甲田山系が広がっていました。山と高原地図で確かめると、この辺りには登山道がなく、おそらく湿原や池塘が点在する人跡未踏に近い湿地のようです。

登山道がないのだから立派な標識があるわけでもなく、どこが逆川岳の頂上かわからず適当にウロチョロしました。360度の大展望です。北八甲田の山並みの中に、一昨日滑った硫黄岳も大岳もわかりました。大岳の山頂部には雲がかかっていましたが、大岳環状ルートで酸ヶ湯温泉へと滑り降りてきた斜面ははっきりわかりました。

南八甲田の猿倉岳から駒ヶ嶺、櫛ヶ峯へと続く稜線はずっと雲の中に隠れたままでした。横岳の山頂はきっとあれに違いない。もう少し歩けば山頂に立てそうだけど、今日はここまでにします。

今度来た時は横岳からさらに櫛ヶ峯までウロコでのんびりツアーしてみたいと思いました。

最初は滑る雪でなだらかでも楽しめましたが、下るにしたがい昨日少し積もった新雪が腐ってストップ雪に変わりました・・・
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