
今日は日本列島全体が高気圧にすっぽり覆われて、鳥海山はこれ以上ない最高の青空をバックに私たちを迎えてくれました。一昨日の鳥海山も滑り納めにしてもいいくらい楽しかったのですが、名残惜しくて今日こそ今シーズンの滑り納めにしようと決めてやってきました。

1日空けただけなのに、水芭蕉がこんなにたくさん開花している様子に驚かされます。加速度的に雪融けが進み、夏に向かって季節が確実に動いていることを実感します。

今日は一昨日よりも快調に歩けました。七高山だけでなく、溶岩ドームの新山山頂にも立ってみました。気温が上がっていて雪が緩んでいます。外輪分岐から小さなカルデラに下りるガレ場は、落石がいつ起こるかわからず冷や冷やでした。

千蛇谷を挟んで御浜小屋や笙ケ岳方面が絶景です。日本海側は雲海でした。新山から戻ってくるとちょうどお昼の時間で、ゆっくり休んでから下山です。

今日もザラメの綺麗な斜面が選びながら、ここぞとばかりに勢いよく飛び込んでいきます。

昨日はひょっとして高いところでほんの少し新雪が積もったかも。ノートラックの大斜面にシュプールを描けるということの贅沢な感覚を噛みしめながら滑ります。

初めて鳥海山を滑りに来たのは1992年5月だったので、もう今年で34年も昔の想い出になってしまいました。富士山やニセコの山々へはまったく足が遠のいてしまいましたが、鳥海山は通い続けてきました。それは、今もふるさとの山らしい素朴さが大事に残されているからだと思います。

大清水小屋がある百宅口方向に広がる大斜面は、どこまでも滑って行きたい衝動に駆られます。そういえば昔そんなことをして、最後に大きく口を開けたクラックに気付かず突っ込んだ思い出がありました。幸い唇を切って少し腫れるくらいのケガで済んで良かったです。その時以来、初めての斜面を滑る時は、先の見えないところに何があるかわからないから気を付けろというBCスキーの教訓となっています。

コンデョションのいいところがあるのは上部斜面なので、もちろん今日も、どこまでも滑らず適当に登り返して楽しみながら下山しました。

一昨日はマンサクの存在に気付かず通り過ぎたようでしたが、道理で今日花が一斉に開き始めたばかりのようです。
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