
水芭蕉が見頃を迎えている尾瀬ヶ原を訪れました。リュウキンカも雪が融けたばかりの湿原に華やかな彩を演出してくれていました。

鳩待峠から山の鼻まで、朝露に濡れた滑りやすい木道でした。たどたどしく歩く新緑の森に、明るい光が射しこむ風景は新鮮で感動的でした。登山者も少なくて静かな尾瀬のひとときを楽しみました。

山の鼻まで下りてくると、ちょっとした街の賑わいの雰囲気が感じられます。尾瀬ヶ原を竜宮まで往復する前に、ビジターセンターと尾瀬見本園に立ち寄ってみました。

尾瀬見本園からは、至仏山のムジナ沢の残雪もかなり融けているのが間近に観察できます。

池塘ではアカハライモリが気持ちよさそうに水面を泳いでいました。

山の鼻にはぞくぞくと人が溢れ始めていましたが、尾瀬ヶ原の彼方へと続く木道はまだ人影まばらで、マイペースで楽しく歩けました。

お昼近くになっても湿原には心地よい風が吹いて快適でしたが、池塘の逆さ燧は残念ながらピンボケでした。

いつの間にか景鶴山も真正面に眺められる角度まで木道を進んでいました。久しぶりの竜宮小屋のたたずまいは、なぜか懐かしい気持ちが湧き起こってきます。ちょうどお昼時の時間だったので、ベンチはほぼ埋まっていて登山者の笑い声がにぎやかな雰囲気です。私たちは少し戻った竜宮十字路でお昼にしました。

帰りは至仏山をずっと真正面に見ながらもときた木道を戻ります。山の鼻に戻ると、びっくりするくらい人が増えて賑やかでした。

今日は平日だからこれくらいでしょうが、ハイシーズンの土日はどれくらい混雑するのかなとちょっと心配になります。でも山の鼻から鳩待峠に戻る木道は、今日くらいなら渋滞知らずだろうとすっかり安心していましたが、最後にどんでん返しがありました。登山道が一時的に通行止めになり、怪我をされた方がヘリで救助されている現場に遭遇することになりました。しばらく現場付近の木道に足止めされた登山者が溢れ始めましたが、無事救助されたようで安心しました。

そんな登山者たちの賑やかな足元で、ひっそりと美しく咲く花をたくさん愛でることが出来ました。
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