いつもの渋峠越えで直江津港へ。13時40分発の小木港行きフェリーには余裕で間に合うなんて甘かった。途中、富倉で新そばを食べていこうとさえ考えていた。とんでもない、あと何秒か遅かったらこの日佐渡島には渡れなかった。もうダメかと思いながらも、最後の1時間、必死でペダルを漕いだ。13時40分、佐渡汽船フェリーターミナルが見えた。全速力でフェリーターミナル改札口へ自転車ごと走り込む。ぎりぎりセーフ。改札のお兄さんありがとう!小荷物になる自転車は、船に乗り込んでから折りたたんでくださいと言われ、そのまま自転車を押して乗船。私のために定刻より少し遅れて、船は出航した。どうやら、今回の旅も簡単にはいかないかもしれない・・・

自転車を輪行袋につめてようやくほっと一息。と思いきや、何気なく見たロビーの壁に、災害復旧工事全面通行止めのお知らせ!外海府の岩谷口で昨日から始まったらしい。なんとこれでは佐渡島一周ができないではないか。いきなりである・・・

昨夜は小木港から約20kmペダルを漕いで、赤泊の先にあるサンライズ城ヶ浜に宿泊。昨夏、カヤックでキャンプしたところだ。

翌朝、宿の方が心配して通行止め情報をいろいろ問い合わせてくれたが、やはりどうも全面通行止めは確実らしい。迂回路はなし。自転車だから歩いて通行できるかもしれないので、いちかばちかである。7時半、佐渡島一周に向けて出発。

ロードレーサーは、昨夏カヤックで漕いだ前浜海岸をガンガン進む。パドルで一日かけて漕いだ距離も、ペダルなら一時間強で通過。両津で最初の休憩。今度は内海府海岸を激走。まだ10時半なのに弾崎を外海府海岸へ回り込む。

地形が険しくなり、アップダウンが厳しいかなと不安だったけど、渋峠越えのようなヒルクライムばかりいつもやってるので、これくらいなら何でもないなあ。
カヤックからの眺めは抜群だけど、自転車からの眺めもなかなかいい。自動車と違ってどこでもすぐに停まって写真も撮れる。全面通行止めなので、通り抜けの車が無く、道は自転車天国。

とうとう全面通行止めの箇所にやって来た。午前11時半。向こうから来たバイクの人がいた。通らせてもらえたらしい。良かった。

バリケードを越え、恐る恐る進むと工事している場所に出た。向こうから来た自転車の若者が一人休んでいた。彼も通らせてもらえ一息ついていたらしい。工事の人にお願いすると、3連休でせっかく来たんだからねえと、笑顔で許可してくれた。車では通れない道幅しかなかった。無事通過したら、急に腹が減ってきた。どっかうまい魚が食べられるお店目指して、爆走である。

お寿司屋で小一時間の昼食休憩。午後はがんばれず、ちょっとよれよれ。尖閣湾を通過して、真野湾をやや疲れ気味の中走。最後の上りは迷走気味。そして午後4時過ぎ、小木港に辿り着いた。17時出航のフェリーには余裕で間に合った。

実は今回、佐渡島を完全に一周とは行かなかった。フェリーの時間に間に合わなくなるおそれがあるので、七浦海岸と小木海岸をカットしてしまった。行きのフェリーの時みたいな間一髪は懲り懲りだ。次回は、時計回りで完全一周しなければならない。佐渡島一周約180km、所要約9時間。二日間全行程300km強。(正確には不明)直江津から特急はくたかに乗り、新幹線に乗り換えて21時44分上毛高原着。家内に迎えに来てもらう。
2006年11月3日~4日
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