
標高2172mの展望台から眼下に広がる芳ヶ平湿地群は、濃い霧のベールに包まれていました。気温10度。冷たい風と雨粒がなぜか肌に心地よく感じられます。国道最高標高地点を示すモニュメントの前で記念写真を撮ってから渋峠に移動しました。

渋峠の駐車場は天気のせいもあって静まり返っていました。お散歩しながら高山植物を探してみると、けっこういろいろな花に出逢えました。今咲いている花は、ツマトリソウ、ミツバオウレン、イワカガミした。これから咲きそうなのは、モミジカラマツ、タケシマラン、ナナカマドでした。タケシマランの小さな花の蕾の可愛さに、ゲストの皆さんは感動しされいました。

モリアオガエルが産卵する日本標高最高地点の塔の池では、モリアオガエルが盛んに鳴いていました。

午後もそれほど強い降りにもならず、霧雨に濡れるくらいの細雨だったのでいつも通りにチャツボミゴケ公園を散策しました。しっとりと雨に濡れた緑の苔の周りからほんのり湯気が立ち昇る様子は、ここだけでしか見ることのできない幻想的な苔の風景です。

標高1250mの穴地獄では、今ちょうどアカモノとシロモノの花が同時に観察できます。もっと標高の高い場所で見られる花の印象があるので、今のところ私の中では日本標高最低地点だと勝手に思っています。

少し時間の余裕があったので、旧太子駅の見学にも立ち寄ってみました。こちらは入場料200円ですが、群馬鉄山の歴史についてさらに深堀りしたい人にはお勧めスポットです。

日本で一番たくさんの貨車が展示してあることで鉄道マニアから知られているそうです。最近では、この貨車の連結器がとても貴重なんだと鉄道マニアの方から情報を寄せてもらったそうです。
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