
雪の太郎平小屋からいつも雲ノ平の向こうの山々に足を延ばしてみたいと思っていた・・・
2012年8月22日~26日
1日目 折立~太郎平小屋小屋~薬師沢小屋~雲ノ平キャンプ場

GWのバックカントリーでしか訪れたことのがない黒部源流の山々に、この年の8月に初めて訪れることが出来た。お盆時期が終わった平日、天気もしばらく良さそうなので、このチャンスを逃さず計画した。

GWはいつも飛越新道からの入山ルートで、太郎平小屋をベースに薬師岳や黒部五郎岳、雲ノ平などをバックカントリースキーで楽しんでいた。折立からの入山ルートはこの時が初めてだった。

三角点ベンチから五光岩ベンチを過ぎて太郎平小屋に近付く頃、雪のない薬師岳が出迎えてくれる。そして雪のない太郎平小屋も初めてだ。のどかな時が流れていた。ゆっくり休んでから薬師沢の登山道を下る。

GWの頃の太郎平小屋周辺は、まさにスキー天国だ。薬師岳避難小屋跡からの薬師沢右俣がモクモクと湧き上がる雲の下に眺められた。

薬師沢はスキーで小屋から気軽に遊べる楽しいスロープがあった。今は全く雪がないけれど、滑った斜面の面影を感じさせる地形を見つけながら下っていく。いつだか赤木平からカベッケ原の斜面に大きな雪崩の痕があったことを思い出す。

メルヘンチックな雰囲気を醸し出している針葉樹の森を抜けて薬師沢小屋へ。

吊り橋の上からイワナの魚影を見つけることが出来る薬師沢小屋にも泊まってみたかったけれど、今日は雲ノ平まで頑張ることにする。天気も良いし、気力体力もまだ十分に残っている。

急坂を頑張って駆け上がって雲ノ平の台地にようやく辿り着けた。まだまだ珍しい高山植物にもたくさん出逢えた。

雲ノ平までやってくると雪渓がいたるところに残っているので、雪が融けたところには季節遅れの花が見られるようだ。

アルプス庭園や奥スイス庭園というのはなんとなくわかるけれど、ギリシャ庭園という名前は面白い。ギリシャ神殿のような風景が見られるということか。

雲ノ平山荘でテントの受付を済ませる。テン場はけっこう離れた場所だった。ちらほらとテントがすでに張られていたけれど、いい場所は残っていなくてなんとかテントが張れる平らな場所を見つけることができた。

8月と言えども2500m以上の高所にあるキャンプ場なので蒸し暑さとは無縁だ。明日に備えてゆっくりと体を休めることができた。

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