2日目 雲ノ平キャンプ場~高天原温泉~夢の平~雲ノ平キャンプ場

モルゲンロート色に輝く黒部五郎岳を眺めながらゆっくりと朝食まで楽しんだ。ほんとうに贅沢な山の時間を過ごすことが出来た。今日はあこがれの高天原温泉の日だ。雲ノ平キャンプ場から往復するだけなので、軽装で身軽だからゆっくり花を愛でながら歩いた。





明日目指すことになる水晶岳を右に眺めながら、ハイマツの海のような道を気持ちよく下っていく。

詩ノ原から高天原峠で薬師沢小屋からの登山道と合流して高天原小屋へ。

いつかスキーで訪れる時のために、どんなところが滑るのに快適そうだろうかと、地形や植生の様子がとても興味深い。

ひっそりと静かにたたずむ高天原の小屋の前を通って高天原温泉へ。男風呂と女風呂に分かれていて、すぐに女風呂から悲鳴が聞こえてくる。湯船の縁で大きな青大将が日向ぼっこしていた・・・

温泉沢にも湯船が作られていて、こちらにも入浴。この日、この時間、誰も訪れることなく一人占めの高天原温泉だった。

帰りは夢の平に寄り道してみた。竜晶池にはトンボが産卵のために集まってきているようで、大群が飛び交っているのに驚く。

岩苔小谷の美しい沢の流れの中には、岩魚の影も見つけることが出来た。

調べてみると、高天原山荘の標高は2,128 mで、雲ノ平の標高は2,551 mなので、帰りは標高差400m以上の登り返し。

でも別天地のような景色と可憐な高山植物の花々に癒されて、最高の登りだった。

テン場に戻ると自分たちのテントしか残っていなかった。平らで寝心地が良い雲ノ平キャンプ場で一番の場所にテントを移動する。ほとんどが石ゴロゴロで寝心地がいいとはいえないテントサイトばかりだったということがわかる。

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