
4日目も天気は上々。今日は雲ノ平のテン場を撤収して重い荷を背負いながら黒部五郎岳を目指す。

昨日も歩いた日本庭園から黒部源流をもう一度渡渉して三俣山荘のある三俣乗越へ。

この辺りが黒部源流の岩魚が生息している最高標高地点になるらしい。今回は大雨に遭わなかったからラッキーだけど、増水気味だとここは難所になりそう。

三俣山荘からハイマツの海を三俣蓮華岳を目指して登る。

富山、岐阜、長野の三県境にある三俣蓮華岳にも立つことが出来た。

昨日歩いた水晶岳を振り返る。

まだまだ先は長い。今日は、黒部五郎岳から太郎平キャンプ場のある薬師峠までがんばらなければならない。

赤い屋根の黒部五郎小屋はメルヘンチックで素敵な山小屋だった。

私たちの他に登山者は見当たらず、小屋の方の気配も感じられない。まるで時間が止まっているかのよう。少し休んで先を急ぐ。

大カールのダイナミックな風景の中を歩く。かつてここを滑った時のことが懐かしく想い出される。カールの滑り出しの急斜面の様子を確かめながら、よくこんなところが滑れるものだなと感心する。




黒部五郎岳の山頂に着く頃、雲が湧きだした。残念ながら黒部五郎岳の山頂からは遠くの山々の大展望を楽しむことが出来なかった。

黒部五郎岳から太郎平小屋までの稜線は、GWシーズンなら勝手知ったる庭のようなエリア。
五郎沢の大斜面を右に眺めつつ見覚えのあるピークをいくつも越えていく。

中俣乗越から赤木岳、さらに北ノ俣岳にかけてウロコテレマークスキーで縦横無尽に滑ったり登り返したりを繰り返したものだ。

夏は登山道を踏み外すことができないのがもどかしい。やがて太郎平小屋の赤い屋根が近付いてきた。明日も天気が持つようなら最後に薬師岳に登ってこよう。

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