初めての屋久島遠征6安房川

2018年11月26日

7日目

安房のキャンプ場は芝生の庭があって、折り畳みカヤックを組み立てるのに好適地だった。さらにテントの前の浜から出艇もできそうだ。いよいよ屋久島の海に初めてカヤックで漕ぎだす瞬間は緊張した。

風やうねりの感覚を研ぎ澄まして、少しずつカヤックに身を委ねていく。前席とパドリングの呼吸も合い始めた。みるみるカヤックは陸から離れて、いつの間にか広い海の上を漂っていた。大きくUターンをして、出艇したキャンプ場の景色をもう一度目に焼き付けておく。

初日は安房川を遡行してみた。安房港を素通りして安房大橋を通り抜けて行けるところまで漕いでみよう。

安房港を過ぎるとまったりと静かな風景が広がっていた。川船が一艘浮かんでいた。奥岳の峰々から湧き出す水が集まって一つの沢となり、やがてすべてが集まって大きな川となり海に注ぐ。雨の多い屋久島の川は激流となって流れる川に違いない。そんな屋久島の大川の一つである安房川も、今日は水の流れもなく湖を漕いでいるようだ。松峰大橋の下をくぐって少し漕いだところまでで引き返す。

帰りは、潮が引いていて隠れていた岩礁が現れていた。もっと遅くなっていたら、上陸地に戻れなくなるところだった。

シーカヤック初日は、屋久島の海を恐る恐る偵察してみた。近くを黒潮が流れる大海は、群馬のシーカヤッカーには不気味だった。そうやすやすと一周しようと思える海でない。


投稿日

カテゴリー:

, ,

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA