初めての屋久島遠征7トロ―キーの滝~栗生川

2018年11月26日

7日目。

トロ―キーの滝。海に直接落ちる滝というのは珍しい。知床のカムイワッカノの滝もそうだった。カシュニの滝や乙女の涙、男の涙という滝もあった。今回カヤックから眺めてみたいと思い海にでてみた。

小さな漁港のスロープから出艇。港を出て岬を交わすあたりまで沖に出ると、風とうねりの強さを感じる。トロ―キーの滝は3~4㎞の大した距離ではないが、今日は風が不気味だ。屋久島の海に怖気づく。

結局、すぐにUターンしてもっと天気の良い日に再チャレンジすることにした。あとから歩いてトロ―キーの滝を見学してみたけれど、なかなかの水量が海に直接落ち込んで大迫力だった。これはぜひ海からアプローチして正面から見学してみたかった。

今日は、海はあきらめて川だ。ちょっとドライブ移動して栗生川へ。あれはモッチョム岳か。

昨日の安房川では見られなかった亜熱帯っぽい植物が川沿いに見られる。

西表島のジャングルの川を遡行した時のことを思い出す。

ただ屋久島の自然は、西表島の亜熱帯とは違って独特で複雑だ。宮之浦岳を頂点とする奥岳は、海からの標高差は2000m近い。0mの海から1936mの宮之浦岳までの標高差1936mの間に、日本の植生帯のすべてが凝縮されているのだ。

カヤックで漕ぎ上がれる最上流まで栗生川を遡りながら、奥岳の姿を探そうとしてみる。なんとなくあれが奥岳かと思うような山が望めるけれど、それらはすべて前岳と言われる奥岳の周りを囲む前衛峰だ。屋久島の奥岳は、それほど奥深くに隠されるように聳えている。

もうこれ以上カヤックで漕ぎ上がれば、帰りはきっと苦労するだろうなと思えるところで船を着ける。

案の定、帰りは陸の亀のように歩いて川を下ることになってしまった。

しかしながら屋久島の山から流れてきたきれいな水の中を歩くことができて、なんとなく屋久島の自然にどっぷり漬かれた気分で悪くなかった。

栗生川から安房へ戻る途中、中間のガジュマルの森にも立ち寄ってみた。

そして尾之間温泉で締めくくった。

初めて訪れてみて、最高にいい温泉でした。地元の人に愛されているようで、まだ夕方前でしたがけっこう賑わっていました。


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