今朝の芳ヶ平湿地群の山々。池ノ塔山や横手山の樹氷が朝日に照らされてきっと綺麗でしょうね。今日13時からいよいよ国道292号線の志賀草津高原ルートが来年4月24日10時まで長い冬季通行止め期間に入ります。
今年は4月26日に冬季通行止めが解除になりました。翌日は晴天に恵まれて残雪の芳ヶ平湿地群を渋峠からチャツボミゴケ公園まで歩きました。
今年は残雪がとても少なくて、例年なら芳ヶ平湿原までスキーで滑って降りるところですが、スキーはあきらめて歩いて下りました。ダマシ平くらいまでは残雪をどこでも歩けてコースどりできましたが、ダマシ平から下は登山道を探しながら歩くので苦労しました。
しかも登山道の階段などでは踏み抜きしたら大けがしそうな区間が待ち受けていて、大変危険でした。
ホシガラスが久しぶりに訪れた人間に興味をもって近付いてきました。なんだかちょっかいでも出したそうな様子でこちらを観察していて可愛かったです。
7月初めの綿毛の頃のワタスゲは大人気ですが、雪解けとともに地味な黄色い小さな花のワタスゲは誰にも知られずに咲いています。
山に三度白く雪が積もれば、里にも初雪が降ると、昔から六合の山里の人に語り継がれています。最近の気候変動でそんな言い伝えも怪しくなってしまうのかもしれませんが、また本格的な冬がすぐそこまでやってきたようです。