2023

山の雨と海の風

 本棚に浦松佐美太郎の「たった一人の山」という文庫の本があった。自分でもいつ買ったのか忘れてしまっていた。わずか200円の定価がつけられていて、カバーに鉛筆で130と書いてあるところから、私はそれを130円で手に入れたようだ。1975年の版なのでかなり日に焼けていて、安っぽく感じられる。しかし開いてみると、題名から想像する期待に背かなかった。1901年生まれの浦松氏は、1929年前人未踏のアルプスのルートを攀じ、自らアルピニズムを実践して日本にアルピニズムを紹介した偉大な登山家である。本の題名にもなっている「たった一人の山」や「頂上へ」などアルプスの山々の文章が読み応えがあるという人が多いかもしれないが、私はそれよりも「冬の山々」や「銀線を描く」、「雪」などの随想に惹かれた。特に「山の雨」には私の心にしみた文章があった。 「雨は山へ登るものにとっては、嫌なものに違いない。幾日も、雨に降り込められているときなぞ、また今日も雨かと、うんざりしてしまうものだが、思い切っていらだたしい気持ちを抑えてしまえば、全く違った境地に立って、山を静かに眺めることができる。 雨の音しか聞こえない。そんな静かな日に、滴する谷の緑を眺めていると、旅のあわれとでもいうような、かすかなさびしささえ心に感じる。山水という、言葉のニュアンスが、心に近近と味わわれる。 山水という、いかにも、床の間の中にでも納まってしまいそうな、この優しい言葉から受ける感じは、燃えるような、日の光の中に立つ山の姿ではない、霧に霞み雨に煙る山の姿である。 こんな風に考えてくると、登るときにはやっかいなこの雨も、山にとってはふさわしいもののようにさえ思われる。山と雨と、山へ行く誰しもが、この二つに結んで、いろいろの思い出をもっていることと思う。まして自分でも、雨男と思うくらい、雨に出会っている私には、山の思い出をたどっていくということは、今一度、雨の中をくぐってゆく心地がする。」以上抜粋 小屋の軒下で、冷たい雨の滴をよけながら、これからまた帰り道をびしょ濡れになって進まねばならないあのやるせない気持ちも、今となっては懐かしい心地よさとして突然よみがえってきたりする・・・  海だったら何だろう・・・ シーカヤッキングで一番厄介なのは風だろう。雨が降っていたって風がなければ楽なもんだ。晴れていたって風が強ければ海には出られない。知床で体験した気まぐれな風には、心身ともに痛めつけられたもんだ。しかし私たち旅人は悠長なもんだ。漁師は命を張って大自然の猛威に向き合い、仕事をしなければならない。 有島武郎の「生まれいずる悩み」の中に出てくる、冬の海の岩内の漁師たちの姿は凄いの一語につきる。生きるためといっても、今の世の中だったら考えられない地獄だと思った。 「雪のために薄くぼかされた真っ黒な大きな山、その頂からは、火が燃え立つようにちらりちらり白い波頭が立っては消え、消えては立ちして、瞬間ごとに高さを増していった。吹き荒れる風すらがそのためにさえぎりとめられて、船の周囲には気味の悪い静かさが満ち広がった。それを見るにつけても波の反対の側をひた押しに押す風の激しさ強さが思いやられた。艫を波の方へ向けることもしないで、力無く漂う船の前まで来ると、波の山は、いきなり、獲物に襲いかかる猛獣のように思い切り背伸びした。と思うと、波頭は吹きつける風にそりをうってどうとくずれこんだ。 はっと思ったその時遅く、君らはもう真っ白な泡に五体を引きちぎられるほどもまれながら、船底を上にして転覆した船体にしがみつこうともがいていた。」       シーカヤッキングでこんな風に出遭ったらひとたまりもない。風が強く吹く日は、陸でひたすら風が止むまで待つのだ!

1997年2月の芳ヶ平

 志賀草津道路は11月の中旬から4月の下旬まで冬季閉鎖になる。厳冬期、2000メートルの高所を通る区間は、相当厳しい気象である。弱い冬型の気圧配置の日でも、二月初旬の山田峠は、体重75キロの体が簡単によろけてしまうくらいの風が吹く。吹き溜まりはかなりの積雪になり、過去に雪崩の記録もある。その上ガスも発生しやすいので、車で通り過ぎる人から見れば大した事のない峠なのであるが、冬は昔から遭難が多いのだ。志賀草津周辺のスキーツアー解禁が3月1日と決められているのは、このような事情があるからなのだろうか。   志賀方面へツアーするときは、私はいつも六合村から入山する。鋼管休暇村の長い林道を歩き、関東ふれあいの道というハイキング道沿いに芳ヶ平を目指す。一度ウサギを追う猟師たちと出会った事があるくらいで、雪のある時期はまず人に会うこともない樹林の中の静かなコースである。リフトやゴンドラを利用していっきに高度を稼げば楽だが、のんびり歩いて登るのもいいものだ。でも今回は、某スキー場の最終リフト降り場から歩き始めるという楽な手段をとってしまった。 今冬は少雪の年のようだ。まだ2月初旬だが、あまりにも少なすぎる。去年の半分の積雪だ。芳ヶ平から先の雪の状態が心配だった。約1時間、志賀草津道路を歩いていつもの芳ヶ平へ滑降する尾根の突端にあたる地点についた。志賀草津道路の最高地点からの急斜面も良いが、この時期はやはり雪崩が怖い。尾根コースならば安心だ。このコースは、心地よい斜度が一定に続くなかなか魅力的なコースである。今まで何回も滑っているが、雪質も良い。 ところが今回はそうではなかった。やはり少雪が原因か。日当たりが良く風の影響も受けやすい斜面は、かなり手ごわいモナカ雪で、幾度か転倒した。しかし今シーズンはまだ誰にもシュプールを刻まれてはいないであろうこの処女雪の斜面に自分一人のシュプールを刻むのは、いくら転倒しようとも爽快な気分が残った。 芳ヶ平に降り立つとガスも晴れて、無人の雪原を小屋に向かって進んだ。小屋は夏季も管理人が入らなくなったようで、なんとなく寂れた雰囲気が漂っていた。渋峠から草津へ抜けるコースには、一本のシュプールが残されていた。ここからはやっとこさ滑れるくらいの雪しかなく、六合村へ降りるのをやめて、草津へ降りることにした。

芳ヶ平ヒュッテのフロール

1999年1月  芳ヶ平ヒュッテが新しく改築され、そこにこれまた新しい管理人御夫婦が1年中住むという噂を耳にしていて、今回少しどきどきしながら芳ヶ平へスキーツアーに仲間と出かけた。林道を小一時間ダラダラ歩きした後にいよいよ山深く入っていくと、だんだん森の雰囲気が良くなってくるのだ。  例えば、平兵衛池の手前の辺りや大平湿原の入口、私たちの仲間内だけで呼んでいる通称おむすび山が望める大平湿原、そしてもちろん芳ヶ平周辺とどこも心が洗われてくるような素朴な景色なのである。初めて連れてきた仲間2人も、後日その時の感動をメールで送ってくれた。私はもう8年もこのコースに通い詰めているが、飽きるということがない。  ところで平兵衛池にはある伝説が伝わっている。こういったものはたいがい不思議な話が多いのであるが、平兵衛池の伝説もなんと言ったらいいかわからない不思議な話である。しかし実際そこへ訪れてみると、そんな不思議な伝説があってもおかしくないような雰囲気なところなのである。 どのような話かというと、「昔々草津の湯本平兵衛という者に美しい一人娘があった。蝶よ花よといつくしまれて育ったが、もう年頃になったある年のこと、山の雪もようやく消えて草も木も一時に芽を吹いた明るい春の一日、両親の許しを受けた娘は、待女等をつれてワラビ狩りに出かけた。その美しい一行が山麓平兵衛池のほとりに来たとき、娘は何を思ったか突然岸辺へ走り寄り、丈の黒髪をとくよと見る間にするすると池の中へ引き入れられるよう身を没してしまった。はっと気のついた待女等は顔色を変えて周章狼狽したけれど、如何ともすることができずただ呆然としていると、池の水がにわかに湧き立ち、娘は突然龍となって現れ、やよ聞け、私はこれよりこの池の主となるべし。何事も因縁であり、いたずらに悲しむことなく、夙く帰ってこのことを両親に伝えよ。と再び池の底深く姿を消した。」というものである。いかがでしょうか。  おむすび山を登り上げ、いよいよ芳ヶ平に足を踏み入れようとしたとき、突然ワンちゃんが現れて私にさかんに吠えてきた。仲間はまだずっと後ろの方で、あまり動物が得意でなかった私は、警戒態勢に入った。本当に今から思うと情けない話であるが、動物は逃げれば追ってくるという習性があると知っていたので、とにかく威嚇した。相手が50メートルくらい離れているのに、大きな声を出したり、ストックをたたいて音を出したり遠くから見ている人がいたらさぞ滑稽だったろう。しかし私は北海道のヒグマと出会っても同じようにするであろう真剣さで、対処していたのだ。するとどうだろう、後から来る仲間は全然恐れないでこの吠えまくるワンちゃんを招き寄せるではないか。とたんワンちゃんは吠えるのをピタリとやめてじゃれついているのである。なんだなんだ。今までの私はなんだったのだ。急に恥ずかしくなってしまったが、気を取り直してとりあえず自分にもじゃれついてくれないかと今度は甘い声で招き寄せてみた。やはり私に対しては心からじゃれついてくれなかった。  このワンちゃんは芳ヶ平ヒュッテの大事な家族の一員であった。管理人さんが、もしわたしのこの有様を一部始終見ていたとしたら、本当に恥ずかしい。そしてこのワンちゃんがますます私になついてくれる様子を見るにつけ、自身の動物観の貧弱さをあらためる必要があるという反省の心がわき上がってきた。なぜかムツゴロウさんの顔が浮かんで偉大だと感心した。 この可愛い可愛い犬は、フロールだ。管理人さんはそのうちインターネットでフロール通信というのを始める予定だそうで、将来は人気者間違いなしだろう。今度芳ヶ平を訪れたときは、もう決して吠えないでね。そして私のところへ一目散に走り寄り、クンクンとじゃれついてね。 管理人夫婦は気さくな方だった。シールを忘れてもうこれ以上進むことができなくなった仲間に快く自分のシールを貸してくれた。おかげで全員が池ノ塔山のてっぺんからの楽しい滑降を堪能できた。  滑降後ヒュッテででゆっくり休憩させてもらった。この冬の初めてのツアースキーヤーだったようだ。休憩料は一人300円。この雪の原野の中で、ひとときのくつろぎの空間に対する見返りとしては、当然ではなかろうか。ゆっくりしているうちに、外は濃いガスが立ちこめてきたが、勝手知ったるところなので気楽に帰途についた。予想通り1時間半ぴったりでボトムに下山した。

フカフカ落葉の里山ライド2023-11-22

天狗様が祀られた岩尾根の突端に向かいました。今日も風がなく穏やかな小春日和に恵まれました。ポカポカと暖かい陽射しが気持ちいいです。 谷川連峰から白砂山、さらに大高山、赤石山、横手山、草津白根山、四阿山、そして浅間山とぐるり県境稜線の山々が絶景です。 横手山の渋峠スキー場はオープンできそうなくらい真っ白に輝いていました。 さらに浅間山も見事に白化粧していました。 森の木々の葉っぱはすべて枯れ落ちてフカフカです。陽ざしを浴びた枯葉の香ばしい匂いに満ちていました。 ハンドルとペダルから大地の鼓動を感じながら、全身に冬の日の気持ちいい風を浴びて、落ち葉のフカフカライドを満喫しました。

2024BCシーズンのはじまり!2023-11-21

嵐のような天気だった昨日から一夜明けて、今日は小春日和なBC日和に恵まれました。すでにオコジョやリス、キツネ、テンたちに初歩きされていてノートラックとは言えませんでしたが、彼女たちなら許せます。 今日はここまで。360度の大展望が楽しめる山頂からは、北アルプスや志賀高原の山々、さらには白砂山もわかりました。 ちょっとまだ早い時間でしたが、お昼にして早々に下山。ニセコでもない白馬でもないもちろん立山でもない、大好きなウラヤマのお話。小さな斜面で2回登り返して最高に気持ちいい初滑りでした。

初冬の静かな野反湖の風景2023-11-18,19

湖面のエメラルドの帯が幻想的です。新雪が薄く積もった池ノ峠展望台まで登ってみました。ここからの浅間山は、まるで富士山のように秀麗で威厳があります。 北風が吹き抜ける湖面に目を凝らせば、白兎が飛び交う時化の海と化していました。 小さな動物たちがすでに動き出しているようです。人間の足跡に驚いて慌てて立ち去ったのかもしれません。 稜線の高い山は厚い雲の中に隠れていました。グリーンシーズンのトレッキングの幕はこれでどうやら下りたようです。 この季節の針葉樹とダケカンバの森の美しさは格別です。新緑の頃ももちろんいいですが、落葉したダケカンバのクリーム色の幹が際立つのは今のような気がします。 日曜日の午後、中之条町のつむじで地元ロータリークラブ主催のジャズコンサートがありました。ジャズのライブは久しぶりです。しかも若い時から名前は知っているベーシストがリーダーということで、どんな素敵な演奏を聴かせてくれるか、この日が来るのをとても楽しみにしていました。 ピアノ、ベース、ドラムスのトリオの演奏は、演目はほぼベーシストの魅力的なオリジナルばかりで素晴らしかったです。その中で一曲アランフェスのテーマを弓で弾いてくれました。ド迫力のバーチュオーゾの音には思わず酔いしれちゃいました。白髪のバーチュオーゾと若いメンバーたちのエネルギッシュな演奏は、あっという間の楽しい時間でした。 中之条町でご機嫌なジャズが楽しめた昼下がりの午後でした。感謝。

樹氷の白砂山2023-11-16

野反湖の朝の気温はマイナス2度。湖面から霧がモクモクと湧いて雲海が見られました。 2時間後、水場入り口の広場に着くころには、すっかり霧が晴れて湖面が眺められました。 雪の上には様々な動物たちの足跡が残っていました。登山道の上にはこんなにいろいろな動物たちが歩いているんだとびっくりです。リスやウサギ、ニホンジカ、カモシカ、キツネ、オコジョ、そしてクマです。 堂岩山山頂からいよいよ白砂山稜線が目の前に現れます。湿った南風の影響で、猟師の沢の頭から先は雲で隠れています。晴れてくれるか心配ですが、進みます。 白砂山稜線は素晴らしい樹氷の景色が広がっていました。堂岩分岐から昨日の足跡かな?登山者一人の足跡を見つけたのですが、すぐに引き返していました。どうやらクマと出逢ったのでしょうか、その先には大きなクマの足跡だけがありました。この時期、このあたりにクマの足跡はよく見られますが、冬眠する穴が近くにあるのかも。 渋沢の大きな谷間をはさんでそそり立つ八十三山は迫力があります。 秋山郷の名峰鳥甲山が綺麗に眺められます。2038mで標高的には同じくらいの山です。 少しずつ雲がとれてきたように感じます。最後の登りを頑張れば山頂までもう少し。 山頂直下の登りはきついので、一息つくときは後ろを振り返って雄大な景色に癒されます。そうするとまた次の一歩が元気よく出せます。岩菅連峰です。 午前11時、約4時間かかって白砂山山頂に辿り着きました。雪があるとやはり思ったように歩けないので時間がかかるようです。 ところで、山頂ではすっかり雲がとれて360度素晴らしい景色が楽しめました。谷川岳絵と続く稜線トレイルも一本のホワイトウエイのように果てしなく続いていくようです。苗場山と神楽峰はそろそろスキー場がオープン間近でしょう。 目を凝らせば北アルプスも。これから前線が通過した後本格的な冬型になるようなので、週末の立山はパウダー三昧のバックカントリーが出来そうなくらい積もるかな。 当初は八間山周りで下山するつもりでしたが、ピストンに予定変更しました。11月のこの時期、お昼を周るともうなんだか夕方の気配を感じて心細くなりますね。

今日から志賀草津道路は冬季閉鎖2023-11-15

今朝の芳ヶ平湿地群の山々。池ノ塔山や横手山の樹氷が朝日に照らされてきっと綺麗でしょうね。今日13時からいよいよ国道292号線の志賀草津高原ルートが来年4月24日10時まで長い冬季通行止め期間に入ります。 今年は4月26日に冬季通行止めが解除になりました。翌日は晴天に恵まれて残雪の芳ヶ平湿地群を渋峠からチャツボミゴケ公園まで歩きました。 今年は残雪がとても少なくて、例年なら芳ヶ平湿原までスキーで滑って降りるところですが、スキーはあきらめて歩いて下りました。ダマシ平くらいまでは残雪をどこでも歩けてコースどりできましたが、ダマシ平から下は登山道を探しながら歩くので苦労しました。 しかも登山道の階段などでは踏み抜きしたら大けがしそうな区間が待ち受けていて、大変危険でした。 ホシガラスが久しぶりに訪れた人間に興味をもって近付いてきました。なんだかちょっかいでも出したそうな様子でこちらを観察していて可愛かったです。 7月初めの綿毛の頃のワタスゲは大人気ですが、雪解けとともに地味な黄色い小さな花のワタスゲは誰にも知られずに咲いています。 山に三度白く雪が積もれば、里にも初雪が降ると、昔から六合の山里の人に語り継がれています。最近の気候変動でそんな言い伝えも怪しくなってしまうのかもしれませんが、また本格的な冬がすぐそこまでやってきたようです。

野反湖は本格的な冬将軍の到来2023-11-14

雪雲がモルゲンロート色に染まる今朝の芳ヶ平湿地群の山々。オムスビ山がうっすらと雪化粧しているのがわかりました。 昨日E-MTBで野反湖の様子を見に行ってきました。2㎞手前の大楢くらいから、北風が冷たすぎて心が折れそうになりました。 ときおり突風のような強い風が吹いてくるので、自転車ごと体があおられてちょっと恐怖を感じるくらいでした。 今日みたいな日がこれから何度もやってきて、やがて野反湖は厚い氷と雪の下に眠ることとなるのでしょう。 白砂山登山口までは何とか辿り着こうと凍結した道路を注意深く進んだのですが、イカ岩駐車場付近で断念。 帰り道もたくさんの熊棚の痕を見つけました。北風で木々の葉っぱがすっかり落ちて見通しが良くなったうえに、自転車だからこその視界の良さを感じました。 ブナの実は不作でした。群馬県境稜線トレイルの三坂峠付近のブナの森ではまったくブナの実がついてなかったです。 でも六合のナラのドングリは豊作とは言えないまでも平年並みに実っていたようです。9月から10月の頃、国道上でクマの目撃情報が多く寄せられていました。全国的なクマの被害がニュースで報じられている中、六合の山里でもどんぐりの不作による人身事故を心配していましたが、どうやらそれほどの心配は無用だったかもです。 どんぐりだけでなくいろんな木々の実も熟していました・・・