偵察

尾瀬・富士見峠散歩2024-5-22

午後、尾瀬高校で尾瀬ネイチャーラーニングのガイド講習会が開催されるので、せっかく尾瀬の近くまで行くのだからと午前中は懐かしい思い出がいっぱいある富士見峠へ。雪解けが早くて林道には思ったより残雪は残っていませんでした。途中、オオカメノキやイワナシの花とニホンジカ一頭が見られました。 富士見峠にちょうど正午到着。ようやく天気が回復してきて、青空が見え始めました。アヤメ平まで行っても景色は楽しめそうにないとあきらめていたのですが、期待できそうです。でものんびり行動だったので、アヤメ平まで行ったら研修会は遅刻です。せめて峠からすぐ先の富士見田代へ。残雪で滑りやすい木道をほんの2~3分の距離です。 景色が広がって、燧ケ岳の頭だけ雲の中から垣間見えました。来た甲斐がありました。でもこれでは桧枝岐側からの燧ケ岳北面も残雪はかなり減っているでしょうね。 2018年4月19日にBC偵察で訪れた時のアヤメ平からの絶景です。 景鶴山と平が岳です。 至仏山です。 尾瀬ヶ原です。 相棒ともいえる一番古いテレマークスキー仲間と偶然再会して一緒に下山したのが、彼との最後の滑りになってしまいました。 これから始まるグリーンシーズンのガイドに向けて研修会は盛会のうちに無事終了。尾瀬高校の先進的な学習施設を見学できたのも良かったです。

トレッキングコース探査・嵩山2024-5-21

古から霊山として信仰されてきた中之条町のシンボルともいえる山、嵩山に登ってきました。標高は789mなので周りの山々と比べると低いですが、中之条の町を見下ろすようにそびえる堂々とした風格の岩山です。戦国時代の山城でもありました。山頂からの景色はすばらしいの一言で、吾妻八景の一つでもあるそうです。 親都神社登山口からまずは小天狗へ。山頂から足下に不動岩が見えます。今度はそちらに周ってみます。 不動岩からも展望が素晴らしい。 先日登った吾儒山や薬師岳、岩櫃山などがわかります。 不動岩から天狗の広場に戻ると、毎日のように嵩山に登って登山道整備をしてくれているという人たちに出会えました。そんな方々だからこそのいろいろと面白いお話を聞かせてもらえました。 小さな山ですがたくさんの見所があって、すべてをじっくり満喫しながら寄り道すると丸一日かかりそうです。弘法の筆跡というのもありました。 中天狗からの景色です。 最後に大天狗。こちらに山名標柱が立っていました。大天狗の山頂までの鎖場が一番長く続きましたが、怖いところはないのでご安心を。 烏帽子岩と五郎岩が足下に眺められました。 たぶん白砂山稜線かと思われる山々もわかりました。白砂山山頂から中之条方面はよく見えるのですが、嵩山も頭だけ見えてたんですね。

偵察乗鞍岳BC2022-4-28

今シーズンは残雪がどこも少なそうで先日の鳥海山が滑り納めかな。2022年の乗鞍岳BCです。 標高1800mちょっとの三本滝バス停からスタート。かろうじてつながっているスキー場ゲレンデの残雪をシール登行です。 樹林帯の中に切り開かれたツアーコースを抜けると位ヶ原です。大雪原の向こうに乗鞍岳の絶景が広がっています。今日はどこの斜面を滑っても楽しそうですが、剣ヶ峰山頂からの雪渓がまだ綺麗につながっていて良さそうです。目を凝らすと前方にちらほらとスキーヤーの小さな人影がいくつも見つけられましたが、とにかく雄大すぎて距離感とか斜度とかが麻痺した感じになりました。 斜度がきつくなりぐんぐん高度を上げると、摩利支天岳の観測所の建物が眼下に見えました。その向こうには北アルプスの山並みが続いています。 周りに肩を並べる3000m級の山々をこんな風に間近で眺められるところは、さすが乗鞍岳です。 反対側には御獄山。 やがて位ヶ原が眼下に広がります。迷路のような雪渓ですが、まだかろうじて何とかどこも雪が切れてないので安心です。 祠のある最後の山頂まではスキーをデポして雪が融けて現れたガレ場の登りをもう一息です。山頂は風も弱く穏やかです。平日とあって静かな時間を過ごしました。 雪渓がつながっているか登りで確認しておいたので安心して滑り込みます。天気に恵まれて今日はいいコンディションのザラメ雪が楽しめました。 私の前に一人滑ったシュプールもありますが、振り返って自分のシュプールが眺めて満足感にちょっぴり浸ってから足早に下山。 三本滝の駐車場に戻ると、すっかり初夏のような陽気でした。

トレッキングコース探査・有笠山2024-5-18

良い天気が続くので、昨日の吾儒山~薬師岳に続いて今日は有笠山へ。午後は昨日の調査やさらに岩櫃山調査でも不十分で気になっていたところの確認です。 有笠山は30年くらい前に数度登ったきりで久しぶりです。いつの間にか今ではフリークライミングの山として全国的にも有名なようで、遠く離れた他府県ナンバーの車はだいたいクライマーたちのようです。 西登山口から樹林の中を登山ルートらしき踏み跡と古いピンクテープを探しながら登っていきます。踏み跡が錯綜しているところや薄くなっているところは登山道がはっきりしていなくて、ちょっと迷いやすいところもあります。案内板も朽ちてしまったものばかりで頼りにはなりません。 森の奥からクライミングをしている人たちの話し声が聞こえてきます。登山道奥の駐車場に何台も車が停まっていましたが、みんなクライマーの車だったようです。 東登山道からの合流地点から少し登ったところに、新しい山名標識が設置されていました。この先のハシゴと鎖場の通過が危険だから山頂には担いで登れないのは当然でしょう。 この危険個所を通過すればもう特に肝を冷やすところはないです。岩崖に付けられた細道を反時計回りに巻くように登っていけば山頂です。途中で景色が開ける展望岩があって、昨日登った吾儒山や薬師岳も眺められました。向こうの山頂からは樹林が濃くて見えなかったはずです。 下を覗くと新緑の森が鮮やかで目に眩しいです。くらくらしそう。 山頂からはまったく展望なしなのが残念です。 登頂後いったん西登山口に下山して、今度は東口の登山口からのコースも調査してみました。 東登山口からのコース上には、自然の要塞のような岩壁が立ちはだかっていました。ここには縄文人の住居跡と言われている遺跡があります。 最近はヤマビル被害があるそうですが、今回は晴れて乾燥してたからでしょうか、まったくヤマビルを見ることもないし被害もなかったです。有笠山は群馬百名山の一つです。

トレッキングコース探査・吾儒山~薬師岳2024-5-17

一昨日の岩櫃山山頂から眺められたお隣の山、吾儒山と薬師岳に登ってきました。 地図を見るとルートがわかりやすそうです。でも実際は分岐点がわかりにくくて、初めての登山者はコースの目印である古いピンクテープを見つけながら歩かないと道迷いしそうな感じでした。 全国的に有名で登山道がしっかり整備されていた一昨日の岩櫃山とは違って、登山ルートがはっきりしない低山の代表みたいなコースです。 しかしながら新緑に彩られた尾根道が主体のコースは、静かな山歩きが十分に楽しめました。ヤマツツジが少しまだ見られましたが、トウゴクミツバツツジは終わっていました。あと1~2週間早い時期に歩くのがベストシーズンでしょう。 山頂手前で中之条町側からの登山道コースと出合います。山頂からは中之条盆地の家並みが眼下に広がりました。 2020年の11月の終わり頃、中之条町側の登山道で吾儒山に登ったことがありました。今回これで両方向から登れたので、ようやくこの山の全貌が把握できたように感じました。 今度は薬師岳に向かいます。送電線の鉄塔の下を通過します。 この鉄塔から右へ林道に降りていくコースも登山マップに書かれていますが、案内板等ないので初めての人は知らずに通過してしまいます。 中之条町側のコースにある奥の院です。2020年11月下旬の頃に歩いた時のものです。 いったん林道峠に降りて向かい側の薬師岳へのコースに入ります。 薬師岳は標高1000mに満たない山なので、山頂まで上り下りの多いコースです。最近営林署が境界標の整備をしたようでピンクテープの目印とともに山頂までわかりやすく導いてくれました。 山頂からはかすかに白砂山が垣間見えただけで、樹林に囲まれて展望はほとんどありませんでした。 薬師岳のコースも気持ちいい新緑の森の中を歩けました。林道峠から林道を30分ほど歩いて、登ってきた岩島側からの吾儒山登山口のコースに戻れました。

トレッキングコース探査・岩櫃山2024-5-14

5月の透き通るような青空と新緑に彩られた岩櫃山を歩いてきました。2年前に登った時は、郷原側の古谷登山口から密岩通りで山頂に登り赤岩通りで下山しました。 今回は原町側の平沢登山口から尾根通りを歩いて赤岩通分岐から十二様通りでいったん赤岩登山口に下山。そこから密岩登山口に周り、密岩通りを登ってようやく岩櫃山山頂へ。下山は沢通りで平沢登山口へ戻りました。 岩櫃山は大まかに5つの登山コースがあって、初めての人はどのコースで登ったらいいかちょっと戸惑ってしまうでしょう。二つの登山口には登山案内所があって、岩櫃山の登山マップも無料で配布しているので安心です。 登山道も大変よく整備されていて、道迷いしないように案内板も親切すぎるほど設置されていて、とても歩きやすかったです。 新録の森の林床ではひっそりとササバギンランの小さな白い花が輝いていました。山頂近くの日当たりのいいい断崖で、ニッコウキスゲの黄色い花が一輪咲いているのには驚きました。 山頂からは360度の絶景です。今日は富士山はわかりませんでしたが、赤城、榛名、妙義の上毛三山が眺められました。 吾妻谷も眼下に一望です。戦国時代の武士たちがここから眺めた浅間山は、江戸時代の大噴火の前だから違った形をしていたかもですね。 今日は平日とあってか山頂付近で1グループだけしかすれ違わなくて、とても静かな山歩きが楽しめました。 山麓にはもう一つ平沢登山口と古谷登山口を結んでいる真田道という登山道コースがあって、こちらも登山者の中で利用する人がいるようです。険しい岩山ですが難易度的に分けられた登山道が選べるので、登山者の体力やその日の天候に応じて何通りにも登山コースがアレンジして登れる山です。

鳥海山BC2024-5-11鉾立口リベンジ

一昨日ホワイトアウトで彷徨った鉾立口からのコースにリベンジ。実は昨シーズンの滑り納めも鉾立口を選んでいて、その時もホワイトアウトで途中撤退しています。今日も晴れそうなので午前中だけでも御浜小屋下の大斜面を気持ち良く滑れたらとやってきました。 一昨日彷徨ったコースは、残雪がところどころ切れていてまったく迷路のようです。今日はシートラで石畳の登山道歩きが約1㎞ありますが、迷う心配もない登山コースを選びました。 御浜小屋まで途中何度か雪が切れていて登山道歩きがありました。この時期としてはやはり残雪が少ないことを実感しました。昨日ほどではなくても今日もまだ風が残っていました。風が強く当たりますが、鳥海湖へ滑り込む斜面がとても楽しそうなので、さっそく軽く一本滑ります。 ウロコスキーの機動力でサクサク登り返して南面へ。緩やかな大斜面が日本海に向かって広がっています。 あとはもうテレマークターンに気持ちよく身を任せて、自由自在にシュプールを描くだけです。 滑った分だけ登り返さなければいけないのですが、そんなことは考えないようにしましょう! 登り返しは御浜小屋に戻るのではなく、右の雪切れした雪渓を目指します。その雪渓からも一本滑りが楽しめました。そしてまた右の登雪切れした雪渓に登り返すと、なんとスキーを脱がないで登ってきたコース沿いに滑って帰ることが出来ました。迷路のような残雪の中のルートファインディングも晴れなければできない芸当です。 鳥海ブルーラインは午前8時開門なので、それからスタートした登山者やスキーヤーが続々と登って来られるのとすれ違いました。 雪融け後の登山道沿いにはショウジョウバカマがたくさん咲いていました。ナエバキスミレはまだほんの少し咲き始めたばかり。そしてオオカメノキの白い花はこれからあちこち満開になりそうな様子です。

鳥海山BC2024-5-10祓川口

夜半、風が急に強まりましたが、満天の星空が綺麗でした。やがて鳥海山が朝日を浴びて輝き始めます。 天気は雲一つない晴れですが、風が強い一日になりそうで山の天気予報では登山指数がCレベルです。登山口でさえこの風の強さですから、山頂は爆風かも。気温がそれほど低くないので、様子を見ながらとりあえず出発です。 厄介な突風は標高を上げるごとに強くなり、バランスが悪いと転倒しそうになります。次第に耐風姿勢をして風が弱まるのを待つ時間も多くなります。山頂直下までカリカリのアイスバーンになるほどでもなかったので、無事に七高山山頂までシール登行できました。スキーアイゼンは最後の直下の大斜面下部から装着。 山頂は爆風とまではいかないまでも風が強くて休めないので、さっさと滑降準備に。 たぶん時々突風にあおられながらも、次第に雪も緩んで最高に気持ちいいザラメの大斜面滑降が楽しめました。 昨日は風のない穏やかな天気でしたがホワイトアウトでまったく景色が楽しめませんでした。今日は素晴らしい絶景を楽しむことが出来ましたが、突風に悩まされました。 今回の雪質はスキーがよく滑って楽しめました。小さなクラックはいくつかありましたが、まだそれほど大きなものはなかったので安心でした。大きなクラックが出来ないのは積雪量が少ないからでしょうか。 午後を周って風も少し弱まってきているようです。今日は平日ですが、まだまだたくさんのスキーヤーや登山者が山頂目指して登っていきました。 山麓では田植えの準備が始めっていました。水田に逆さ鳥海が映っていました。今日のバックカントリーの余韻に浸りながら、明日からの天気予報が気になります。

鳥海山BC2024-5-9鉾立口

早朝の山居倉庫を散歩しました。霧雨の中の新緑がまだ人影のない静かな時間に楽しめました。藤の花も咲いていてとても綺麗でした。 最上川を往来した古い川船は、おしんが奉公に出された時のシーンを想い出します。 その後、酒田港で朝食。朝見てきた府屋海岸の日本海は荒れ狂っていたから、今日の飛島汽船は欠航間違いないでしょう。 午前8時の鳥海ブルーラインの開門時間に合わせて鉾立口へ。出発しようとする頃、ちらっと晴れそうな気配を見せてくれただけで、結局午前中いっぱいは雲の中の鳥海山でした。 天気の回復を期待してホワイトアウトの中を彷徨ってはみましたが、お昼前に早々下山。今日のスキーは残念でしたが、その代わりに美しい風景にも出逢えた一日でした。 もう午後も3時近い時間、祓川口へ移動する途中で雲の中から鳥海山が現れました。 そして雨上がりの新緑のブナ林。鳥海温泉郷から登山口まで標高が上がるごとに季節が逆回転していく様子が観察できるのも楽しいです。 いよいよ全貌を現した鳥海山です。

E-MTB新緑に輝く六合の里散策2024-5-4

GW後半は毎日好天に恵まれて、新緑に輝く六合の里を今日もE-MTBで散策してきました。かつて盛んだった養蚕農家の建物が今も大切に保存されている赤岩集落には、江戸時代の蘭学者高野長英が一時隠遁していたという湯本家があります。 当時の村人が盛んに歩いたであろう廃道同然の古道を下っている途中で二つの石仏に出遭いました。一つは道の真ん中にうつ伏せになって転がっていました。 苔にびっしりと覆われた石仏の台座らしきものも近くに見つけたので、すぐそばにあった境界標のところへ置いておきました。続六合村史で調べると、嘉永4年(1851年)のものでした。 もう一つは「右山みち左さわたり」と記された文化8年(1811年)の石仏です。 風雨に長い間さらされた古い石仏は、どれもじっくり見ると味わいのあるお顔をしています。 こちらはひょっとしたら逃亡する高野長英も(この石仏と)出逢ったかもしれないという歴史ロマンを感じます。 赤岩集落を通り抜けて旧太子駅へ。かつて群馬鉄山の鉄鉱石を輸送するために繁栄した六合村の産業遺産の一つです。観光や体験学習のためにリニューアルされていて、鉄道マニアにも大人気なようです。 旧太子駅から廃線跡のかつてのトンネルをくぐってみました。 最後のゴールは暮坂高原花楽の里です。山桜がまだ楽しめました。暮坂高原にある三つのオートキャンプ場もキャンパーで大賑わいでした。