偵察尾瀬・至仏山BC2024-4-5
もっとすっきりと晴れるかなと期待していましたが、残念ながらとうとう至仏山山頂付近の薄い雲は最後まで抜けませんでした。湿った風の影響です。 それでも気温はマイナスにはならなかったので、ザラメ雪が適度に緩んでいて小至仏山のトラバースも楽に通過できました。 今年の積雪の様子はというと、風の影響をあまり受けていないのでマイルドな積もり方です。見た目には多そうでもすでにハイマツが出始めているので実は少な目かもしれません。 山頂からの景色はいまいちでしたが、ムジナ沢から尾瀬ヶ原の様子が見下ろせました。 待っていても天気回復の見込みはなさそうなので、カップ麺を食べ終わったらすぐに下山です。ワル沢は濃いガスの中です。さらに雨が降ったのでしょう、大きな縦溝が出来ていました。ただいい感じにザラメが緩んでくれてとても滑りやすいザラメでした。 ガスの中の滑降は面白くないです。ワル沢は大きな沢ですが、ここだけガスが流れているようでした。 ムジナ沢はクリアだったのでこちらを落とした方が滑りは何倍も楽しかったかもです。 ガスが晴れたのはかなり標高を落としてからです。でも今日はまだ誰も滑っていないノートラックの大斜面を自由自在に滑って楽しみました。 ボトムに近付くにつれ古いシュプールの跡がいくつも集まってくるので、至仏山が人気の山であることがわかります。