BIKE

2011バイク&カヤックNAGASAKI4山口~長崎

7月21日 曇り時々霧雨 山口県下関市二見R191~JR下関駅R9~関門国道トンネル~R3福岡県JR門司港駅R199~洞海湾若戸渡船~二島r26~芦屋R495~福岡県宗像市道の駅むなかた全走行距離96km 台風通過の余波で、山陰地方はパッとしない天気。台風の影響をあまり受けなかった替わりに、台風一過の青空はおあずけ。ロードバイクのスリックタイヤでは、濡れた路面は危険なので、マウンテンバイクで走ることにする。レトロな山陰の景色も、下関市街に近付くにつれどんどん都会化していく。山陰本線の1両編成のディーゼルカーも気が付いたら2両編成の電車になって、通勤通学の人でいっぱいだ。ところで、当初は本州の端っこ下関をゴールにしようと思っていたけど、意外とあっけなく終わってしまいそうなので、いつしかもっと先の九州長崎に心変わりしていた。JR下関駅の東口でサポートカーの家内と合流、駅の観光案内所に行って地図をもらったり九州への行き方を聞いたりする。下関から九州へ行くには、車と自転車は別々のルートになる。高速道路の関門橋はもちろん関門国道トンネルも自動車専用道路なのである。徒歩と自転車と原付バイクは、関門国道トンネルの真下を通っている歩道を通行しなければならない。その入り口は関門橋の真下にそれぞれあって、自動車の入り口とはまったく違う場所にあるので、運転に不慣れな家内が道に迷わないよう念入りに打ち合わせをした。 九州へは中学の修学旅行で行ったことがあるけど、その時は新幹線であっという間に関門トンネルを通過しただけなので、今回初めて関門海峡を見た。さすがに狭い海峡は潮の流れが速く、おまけに大小様々な船舶がひっきりなしにすれ違っていく。こんなところカヤック通過するのはドキドキものだろうな。下関側国道トンネル入り口付近には、長州藩が欧米相手に戦争を仕掛けた砲台が展示してあり、激動の時代の名残を感じることが出来る。通行料金は徒歩だと無料。自転車原付バイクは20円。エレベーターで地下約50mへ。県境付近は海面下58mだそう。ちょっとハイテンション気味だったかな?エレベーターを下りるなり自転車に乗ってトンネル内を走り始めたら、即自転車から降りて歩いてくださいと放送されてしまった。スイマセン。注意書きの案内板をまったく見ていませんでした。 門司港フェリーターミナルでサポーターの家内と無事合流。近くの駐車場の木陰でお昼休憩した後、マウンテンバイクからロードバイクに乗り換える。そして、いよいよ九州の道をGO WEST。交通量の多い国道3号線をなるべく避けて、国道199号線を進んでいくと洞海湾を跨ぐ若戸大橋に出た。ところが自動車専用道路だった。他に洞海湾を渡る橋は無し。ちょっと戸惑ったが、かつて大阪の運河をカヤックで漕いだ時に、そういった場所には渡船が公共交通機関として利用されていることを思い出した。信号待ちのおじさんにダメもとで渡船のことを尋ねたら、なんとこの先に乗り場があるよと教えてくれる。一件落着、というより奇想天外な結果になり、自転車旅が面白くなった。人だけなら100円、自転車料金は別に50円で合計150円也。わずかな距離だけど、新たに橋を架けるのは建設費が莫大に違いないが、たとえそうであっても、昔ながらの渡船が残っているというのはなんかいい感じ。九州の大都市でもレトロな香りを嗅ぐことが出来た。 渡船の乗車マナーは、高校生のお手本に習う。乗らずにちゃんと押してました。渡船から下りて、ペダルをガンガン漕いで進むも、本日前半部分はマウンテンバイクだったので距離は伸びず。道の駅むなかたでフィニッシュ。お風呂は、ふれあいの館がすぐ近くに。 7月22日 曇り後晴れ 福岡県宗像市R495~R3福岡市R202~佐賀県唐津市~伊万里市~佐世保市~西海市r43~R202長崎市全走行距離212km 今日は九州の中心都市福岡市を通過しなければならないので、朝の早いうちがいいと思い夜明けと共に漕ぎ出す。しかし、博多駅近くの都心部ではちょうど朝の通勤ラッシュ時と重なってしまった。何が危険かというとバス。車道は歩行者や自転車通勤の人でごっちゃごっちゃなので車道を走らざるおえないのだけど、3車線の一番左側はバス優先レーンで、とにかくバスが多いのだ。間が悪いと、停留所ごとにバスの乗降で待たされ、はたまたバスの中途半端なスピードは、後ろからプレッシャーをかけられたり抜かされたり・・・自分のペースで走ることが出来るようになったのは、福岡市の郊外をさらに抜けて、国道202号線が唐津湾沿いを走るようになってから。サーファー達の車でほとんど埋まっていた二丈パーキングまで、ずっと朝食はお預けで走ってきた。 曇り空だったけど、ようやく晴れだしてくると、また台風前のあの夏のギラギラ太陽が照りつけるようになってきた。今までわりと涼しくて良かったものの、やっぱり天気がいい方が自転車旅にとってはいい。 焼き物で有名な町をガンガン漕いで、7月22日午後1時7分、とうとう長崎県に突入。しかし、長崎市はまだまだ。最短距離で行きたいところだけど、やっぱり海の景色を楽しみながら走りたいので、長崎半島は道の駅がある県道35号線で外海側に出て、国道202号線を進路にとることにした。 長崎県は、山と海と島の自然に恵まれ、不便なことを差し引いてもなんだかのんびりした時間が流れていて、富山県の時に感じた人が住みやすいところだと感じる。途中暑さにバテバテ、紺碧の海に飛び込みたい衝動に駆られたけど、日暮れまでに長崎市にゴールするにはとにかく休んでる時間がなかった。いよいよ長崎市街に入るところで、ルートが何がなんだかわからず迷って長い長いトンネルを抜け出た時の感動。夕方のラッシュアワーの中、人や車やチンチン電車の雑踏を掻き分け掻き分け、大浦天主堂近くの駐車場にゴールした。 島根県境港市から662km。群馬からは1862km。走行日数は14日間だから、1日平均走行距離は133km。とりあえず、今回の自転車旅はここまで。次はもうちょっと涼しくなってから、ここ長崎市から再開である。

2011 バイク&カヤックNAGASAKI 3 隠岐の島~山口

7月13日 晴れ 海穏やか 隠岐ノ島・島前・知夫里島・来居港~反時計回り~島津島キャンプ場全漕行距離12.6km 海岸線に沿ってGo westだけしか考えないで毎日自転車を漕いできたけど、今回できれば離島も訪れてみたいと考えていた。実は能登の輪島を通過した時に舳倉島に寄ってみたかったけれど、その時は自転車に集中したくて心の余裕がなかった。隠岐ノ島はちょうど切りがいいのと、サポートしてくれている家内のためにも、隠岐ノ島へ渡ってみることにした。 あわただしくキャンプ道具やカヤックなどの旅支度をして、9時30分発のフェリーくにがに乗り込む。観光シーズンになれば混雑するフェリーも、さすがに魚釣りをしに来た人や仕事関係の人くらいでガラガラ。気持ちいい海風が吹くデッキにでて、遠ざかる大山や島根半島の山並みを眺め、自転車旅の昨日までと違ってすっかりのんびり気分。しかし島に着いてから大きな仕事が待っている。カヤックの組み立てだ。午前11時半、島前知夫里島来居港に到着。木陰を見つけて大仕事にかかった。汗まみれになってやっと出航準備が完了したのが午後2時半。組み立て準備に、3時間もかかってしまった。 荷物満載の2人艇カヤックは、陸の上では重くてどうにも大変だけど、いったん海に浮かんでしまえば水を得た魚、心は広い海と空を自由気ままに漂い始める。さっさと時計回りで今日のキャンプ地を目指せばいいものを、わざわざ遠くなる反時計回りで知夫里島の反対側にある島津島キャンプ場に向かう。フェリーで見かけた釣り人らしい影をあちこちの磯で見かける。海は完全に凪で、これなら安心してフェリーに乗らずに本土から島渡りできそう。でも風向きを考えると向かい風かもしれない。赤壁は夕陽に輝いているのを見たいところだけど、キャンプの設営や食料の買い出しなどやることがあるので、さっさと通過。 日が暮れかかる頃、島津島キャンプ場の深い入り江に漕ぎ入る。隠岐ノ島は隠岐牛ブランドで知られているように、島のあちこちで牛が放牧されている。ちょうど牛の世話をしている人がいたので声をかけると、どうやらキャンプ場の管理を任されていた人だったようで、シャワーやトイレが使えるようにしてくれたので良かった。キャンプ場はまだ夏のシーズンに向けての準備がまだのようで、冬の間に打ち寄せられた漂流物のゴミが散乱していたけれど、私達にとっては静かで落ち着けて十分快適だった。 テント設営後、薄毛という気になる名前の村の中心集落まで歩いて、ビールや食材を仕入れに出かけた。途中、俳優の吉田栄作が夏だけ営業する喫茶店が、見晴らしのいい崖の上にあった。NHKの朝の連続テレビドラマ「だんだん」でこの隠岐にロケに来て、この地がとても気に入って出店したんだそうである。 7月14日 晴れ 海穏やか 島津島キャンプ場~浅島~神島~薄毛~島津島キャンプ場全漕行距離 約6km 朝一で近くの岩場に釣りに出かける。疑似餌なのにすぐに飛びついてくる魚は、ガシラ。カサゴと同じ魚のことだとはつい最近知った。隠岐では「ぼっか」と呼ぶらしい。とりあえず朝食の一品としてマース煮にしてもらう。ギラギラ太陽が容赦なく照りつける時間まで、高台で眺めのいいテラスでコーヒー飲んだり、ダラダラ朝食を作って食べたりして過ごしてから、カヤックでふらふら出かけた。 浅島や神島の周りをのんびり漕ぎながら、大きな鯛でも釣れないかなとカヤックから竿を時々出すものの、まったくあたりなし。昔シイラやスズキを釣った時のことを思い出しながら・・・・ここ数年、カヤックフィシッングはボーズ続き。研究する必要あり。昼は、日陰のある岩場のビーチでのんびり。時々シュノーケリングするが、海水は結構冷たくて長時間は無理。でも色とりどりな凄い数の魚が泳いでいて、いつまでも潜っていたいくらい。やっぱり、夏は海だ! 午後、薄毛の集落の外れにカヤックを着けて、お店でビールや氷や食料の買い物をしてからキャンプ場に戻る。そして近くの岩場にガシラ釣りに出かけたら、簡単に三匹ゲット。またまた夕食に一品添える。満月らしく、月光が一晩中小さな入り江のキャンプ地を照らしてくれていて、かすかな潮騒の音とともに、なんとも幻想的な雰囲気。蚊もまだ少なくて、デッキでのんびり。 7月15日 晴れ 海穏やか 島津島キャンプ場~赤壁~薄毛~キャンプ場 全漕行距離12km 以前テレビで隠岐牛のことをやってて、松阪牛クラスの超有名ブランドのグレードめざして奮闘している様子をドキュメントしていた。こんな雄大な大自然の草原に放牧されている牛なんて、アルプスの少女ハイジに匹敵である。そんなのどかに牛が放牧されている草原が、ズドンと切れ落ちて断崖になっていて、そこが赤壁である。 今日も容赦なく夏の太陽がギラギラ照りつける1日となった。切り立った断崖の赤壁は、入り組んだ湾の奥にあって、私達は静かにカヤックを漕いで近づいた。その時、突然静寂を破ってトビウオの群れがスーッと海面を走ったかと思うと、巨大魚がトビウオの行く手をさえぎるかのように海面に垂直にジャンプした。たぶんシイラだろう。1m近いサイズだった。しかし、その後またさっきと変わらない静寂。メタルジグのルアーを持ってくれば良かったと、後悔。 切り立った断崖のおかげで、断崖直下の小さなビーチには日陰があって、今日もそこでお昼休憩。ビーチにはいろいろな漂着物が転がっていて、それらを観察するのがなかなか面白い。ハングル文字や中国語の漂着物が半分を占めていた。シュノーケリングすると、40cm級の石鯛と鯛(黒鯛か真鯛か判別できなかった。)が泳いでいたのにはびっくり。 7月16日 晴れ 海穏やか 隠岐知夫里島・島津島キャンプ場~中ノ島・菱浦全漕行距離17km 南の海をゆっくり北上している台風が、どうやら数日後に本州を直撃する危険が出てきたと、ラジオの天気予報で警戒を呼びかけているので、早々に撤収を決める。隠岐の島々をゆっくり時間をかけて漕ぎ回るのは、またいつの日かということで、居心地の良かったキャンプ地を後にする。隣の中ノ島にある菱浦港を午後3時半に出航するフェリーに間に合うように、今日は知夫里島から中ノ島へ島渡りだ。カキの養殖棚やマグロの稚魚の生け簀が所々点在している、波穏やかな知夫里島の湾奥から漕ぎ出でて、知夫里島の南端の島陰をぐるっと回り込んで内海に入り、中ノ島にある菱浦港を目指す。菱浦港の前には隠岐牛を食べさせてくれるお店があるので、お昼に間に合うように家内を元気づける。 やっぱり今日も容赦なくギラギラの夏の太陽が照りつけ、パドルを漕ぐ手になかなか力が入らないけど、知夫里島と中ノ島の内海の入り口になる狭い海峡は、いつまでもカヤックでのんびり浮かんでいるわけにはいかない。大型船や高速船の進路を阻む位置にいるのだから、速やかに横断しなければ・・・ 前席の家内はまったく本気で漕ぐ気がなくて、こちらはとにかくひたすらがんばって、午前中のうちに菱浦港に辿り着いた。今度はカヤックの分解、荷物の梱包など大仕事が待っている。隠岐牛のお店には牛丼2つの予約を入れて、また大汗をかきながら、時々フェリーターミナルの冷房で涼んで、なんとか予約した午後1時半ギリギリに終了。最後に楽しみにしていた、赤壁の断崖の上の大草原で放牧されていたであろう隠岐牛の牛丼を頂いて、隠岐ノ島から離れた。隠岐ノ島では毎日キャンプ場の水シャワーで十分爽やかに過ごしたけど、本土に戻って久しぶりのお風呂。七類港のフェリーターミナルにあるメテオプラザのお風呂は、なんと200円で石けん・シャンプー付きとは、旅人にとっても有り難い。 7月17日 晴れ 鳥取県境港市R431~R2美保関灯台~R431松江市~出雲大社R29日御碕~R9道の駅キララ多伎全走行距離111km せめて本州の端っこの下関までは漕ぎたいと、今日からまた自転車旅を再開。境港から境水道大橋を渡ればわずかな距離で鳥取県から島根県に突入。まずは島根半島の東端、美保関灯台へ。3連休の中日とあって、途中たくさんの釣り師が竿を並べていた。スズキやキスや鯛、ぶり、アジなど、このあたりの海はとにかく魚種も多いし魅力的なところだ。灯台の駐車場で姫路から一晩中走ってきたというサイクリストに声をかけられる。これから兵庫県の湯村温泉へ向かって走り去っていったが、かなり年配にもかかわらず元気いっぱいで、こちらも元気づけられたような気持ちになる。さて、朝食をとって島根半島を西へ縦断する。旅の公約通り、はじめは島根半島の海岸線を走っていこうかと考えていたけど、どうやら海岸沿いの道は継ぎ接ぎのように複雑に入り組んでいて困難そうだったので、中海と宍道湖に沿ってまっすぐわかりやすく出雲大社まで伸びている国道431号線を走ることにした。島根半島の海岸線はいつかシーカヤック旅の楽しみにとって置けばいいだろう。ところで、この島根半島にも原発がある。震災以降島根原発を取り巻く環境もおそらく今までとは大きく違ってきていることだろう。国道沿いにアトムと名の付いたお店を見かけて、今まで通り過ぎてきたいくつかの原発や火力発電所のことを思い出す。 中海北岸に沿って快調に飛ばしていくとやがて中海が切れ松江の市街地にはいる。松江城ではイベントがあるようで交通規制されていたけど、自転車なら一方通行など気にしないので気が楽である。松江市からは宍道湖の北岸に沿って走る。シジミで有名でなだけあって、白の下着パンツいっちょで虫取り網とバケツをもってシジミ採りしているおじさんがいた。平坦な道なのでグングン距離を稼いで、お昼には早いので出雲大社を通過して日御碕まで走る。島根半島の西の端、日御碕灯台に立つ。この眼下の海底には、神話が創られた時代の、謎に満ちた古代の海底遺跡が眠っているのだそうだ。島根県、知れば知るほど恐るべきところである。…

2011 バイク&カヤックNAGASAKI 2 福井~鳥取

7月9日 晴れ 石川県金沢市内灘R8~徳光PAr25~小松R20~加賀市R305~福井県三国町サンセットビーチ~越前町厨全走行距離127km 日焼け止めクリームは性に合わなくて敬遠がちだったけれど、こう毎日ギラギラ太陽にさらされると使わなければとんでもないことになる。こまめに日焼け止めクリームを塗って自転車漕ぐのが習慣になってしまった。今日こそ石川県から福井県に突入だ。氷見から羽咋に抜けてしまえば石川県も2日で通過できたかもしれないが、今回はなるべく海岸線沿いにこだわっているので、能登半島を回ったのだけれど、石川県の海岸線の長いこと。結局4日越しとなってしまった。 福井市の道の駅みくにで、あまりの暑さに今日も冷房にあたりながらお昼休憩。まだまだギラギラ太陽が弱まる気配すら感じられない午後3時、越前海岸に向け走り出す。今まで海水浴している人は見なかったけれど、土曜日の今日からちらほらと海水浴場が賑わい始めたようだ。自転車を乗り捨ててサイクルウエアのまま海に飛び込みたい衝動に駆られながら、海岸沿いの道をガンガン飛ばす。交通量が少なければトンネルが涼しくて気持ちいい。越前海岸は、所々に温泉があるのでどこでFinishにするか迷ったが、結局厨(と書いてくりやと読む)までとした。温泉は露天風呂漁火。日本海に沈む夕陽が綺麗だった。 7月10日 晴れ 越前町厨R305~河野海岸道路~R8~敦賀市R27~小浜市~京都府舞鶴市R178~宮津市天橋立全走行距離154km  早朝の国道305号線は、日が当たらず景色も良くて気持ちいい。河野海岸道路は無料になっていて、ガンガン飛ばせる。敦賀市に入って夏のギラギラ太陽がまた容赦なく照りつけてきた。道に迷ってなぜだか敦賀火力発電所の前の道に出てしまった。原発騒ぎで火力発電所が大忙しといった様子がなんとなく伝わってくる。発電所前の埠頭には大きな貨物船が横付けになっていて、きっと大量の原料が運び入れているんだろう。とにかく敦賀火力発電所施設の大きさに圧倒される。敦賀市から小浜市へ抜け、道の駅シーサイド高浜でお昼。午後、京都府に突入。 東舞鶴港には海上自衛隊の大きな埠頭があって、今日はちょうど日曜だったので一般解放されていた。ダークグレーの自衛隊艦が国道沿いから垣間見えたけれど、威圧的な迫力がある。豊岡市で道路地図の東海・北陸編が切れてしまので、家内に新しい道路地図を見つけて購入してもらう。そして、今やノスタルジックな響きの日本三景、天橋立でFinish。温泉は駅前の宮津温泉ピント湯。ピント湯という響きもノスタルジック! 7月11日 晴れ 京都府宮津市天橋立R178~伊根町~経ヶ岬~兵庫県豊岡市r3~城崎温泉r11~豊岡市竹野町切浜全走行距離117km 安定した夏空が続く毎日。カヤックで海に浮かびたいと思いながらついつい自転車ジャージに着替えてしまうのがもどかしい。朝起きるとふくらはぎがウズウズしてきて、やっぱりペダルが漕ぎたくなってしまう。以前カヤック旅で良い思い出がある隠岐ノ島行きのフェリーが出る境港までを、自転車旅第1ステージのゴールに決めて走ることにする。 天橋立の砂州の砂利道をかまわずロードで走っていると、朝日が射し込んできた。いちおう股のぞきで朝日を眺める。その後国道に出て朝日を真正面に浴びてガンガン走る。伊根町の道の駅で朝食。そして伊根の舟屋を自転車で見学。ちょうど通勤や登校の時間で、京都弁で交わす挨拶が何ともいい。街中は、実に静かでのどかな時間が流れていた。 丹後半島の海岸沿いを走る国道178号線もまた、実に静かでのどかな道だった。ジリジリと容赦なく照りつける真夏の太陽が、青い空とそれよりもっと青い海や、山の緑と白い岩の崖のコントラストをいっそう際立たせ、なかなかの眺めだった。しかし、経ヶ岬付近で突然パンク。夢心地な時間が一転して汗ダラダラのパンク修理。 午後京都府から兵庫県に突入。由良川に沿って城崎温泉へ。そしてJR城崎駅の冷房にあたって休憩。駅前には足湯や飲泉ができる温泉もあって、さすが日本の名湯である。まだ時間的に余裕があったので、さらに県道11号線で再び日本海をめざす。切浜というところでフィニッシュ。温泉はもちろん城崎温泉へ。6つの外湯があって、2時間100円という駐車場がそばにある庭園の湯にドボンした。 7月12日 晴れ一時雨 兵庫県豊岡市竹野町切浜R11~香住R178~鳥取県鳥取市R9~米子市R431~境港全走行距離170km 今日も朝日を拝みながらスタート。アップダウンの激しい海岸沿いの県道を走る。でも通行量が少ないので超快適。高速道路とかバイパスとか新しくできた道が併走している場合、ほとんどの車両はそちら側を走るので、いわゆる旧道は通行量が少なくてとても静かなのだ。ただ寂しすぎて、突然鹿や狸にあったりするのには驚かされる。.やっぱり自転車旅にとって一番危険なのは、トラックやダンプなどの大型車両に追い抜かれる時にバランスを崩しやすいことではないかな。あと、気を抜いてはいけないのは、スーパーやコンビニ、小さな路地から出てくる車。急いでいると近付いてくる自転車には気付かないドライバーがたまにいるのだ。だから昼間でもハンドルにピカピカ光るライトは必需品だと思う。たまに対向車線の車のお兄さんがライト点け忘れだよとパッシングしてくれたりするけど・・・ 鉄道写真の名所として知られた余部鉄橋の下をくぐる。今はもうその役目を終え、コンクリート橋に付け替えられていた。レトロな赤い鉄橋だったから絵になったんで、なるほどこれでは何か味気なくて絵にはならないなぁ。 浜坂市の外れの道の駅で朝食。昨夜のサザエの刺身の残りの肝が入った餅入りにゅうめん。食材を無駄にしません。浜坂市からいよいよ鳥取県に突入。鳥取市にはいる頃から何となく雲行きが怪しくなってきて、鳥取砂丘が見える展望台まで来ると雨が降ってきた。しかし雨は一時的で、また今日もギラギラ太陽が容赦なく照りつけてきた。鳥取市から境港までほとんどアップダウンのない平らな道が続く。走りやすいけど、単調すぎて面白みは少ない。ただ右に海岸線、左には大山が眺められるようになってきて、景色を楽しみながらガンガン飛ばした。 途中のコンビニで食べたアイスの美味いこと。米子市には午後3時前に到着。この辺では一番大きなスーパーであるイオンの冷房にあたって涼む。そして国道431号線を北上して境港でフィニッシュ。境港に到着するやいなや夕立がきて、絶妙なタイミングで濡れネズミを免れた。夕立が去った後、水木しげるロードをのんびり観光。風呂はチョッと戻って皆生温泉のOUランド。安くていい湯でベリーグッド。群馬と長野の県境からここまで漕いだ距離は、1163km。自宅から漕いだ距離は、約1200km。10日間なので、1日平均120kmのペースだった。

2011 バイク&カヤックNAGASAKI 1 群馬~福井

7月3日 曇り後雨 7月になって、草津から志賀高原へと越える峠道を走ってみた。1976年製のBSユーラシアスポルティフ。リヤ4段、フロント2段の8段変速Wレバー。クロモリフレームは乗り味がしなやかに感じる。思いがけないところにまだ雪渓が残っていたり、湿原でワタスゲの綿毛が可憐に風に揺れているのに出会えた。 天気が良ければ群馬の山々が一望できるのだが、あいにくの梅雨空。それでも2172mの高みまで簡単に漕いで来れるから、お気に入りの峠道である。今日はこれで引き返して、明日からチョッと長い旅に出てみたい・・・ 7月4日 曇り後雨 群馬・長野県境・渋峠R292~飯山市~新潟県上越市 走行距離約90km 昨日漕いで来た芳ヶ平を望む展望台から、いよいよ日本海沿岸の南下ルート目指してスタート!家内が運転するサポートカーには、旅の荷物が満載。毎日自転車を漕いで進む距離間隔ってどんなもんなのか興味がある。中学生の頃、キャンピング用の自転車の片倉シルク号に憧れたことを思い出す。でも今回は道の駅で車中泊しながら、地産地消の美味しいものを見つけて力を蓄え、効能ある温泉に浸かって汗を流し、ローカルなその土地の歴史、風土、人間などに触れて、軽快なロードレーサーでガンガン進むつもり。しかし、最初から距離が伸ばせず。志賀高原を下りきったところで、雨がぱらついてきた。その後、ロードレーサーのスリックタイヤではツルツル路面のスリップに冷や冷やしながら、何とかキリのいい上越市立水族館で初日の自転車旅はfinish。チョッと遠いけど、柵口温泉で汗を流し能生の道の駅で車中泊。 7月5日 雨後晴れ 新潟県上越市R8~富山県魚津市r2~富山市r1~新湊市R415~氷見市R160 全走行距離167km 夜半大雨。おかげで少しは涼しく寝ることが出来たが、車中泊は蒸し暑くて大変である。早朝、怪しい空模様だが思い切って自転車に乗る。道の駅能生直前でゲリラ豪雨になり、運良くずぶぬれにならずに済んだ。しばらくサポートカーで雨宿りしていると天気も良くなり再び出発。みるみる天気が良くなってくるので、この空の様子だといよいよかな?なんて思っていたら、まさに梅雨末期の梅雨明け間近ということを後で知る。向かい風、ギラギラの夏の太陽の下、砺波平野や富山平野をガンガン走る。北アルプスから流れ下るいくつもの川を渡りながら、それらの自然の恩恵に恵まれた富山県は、なるほど住み心地日本一だなと実感。湧水が豊富なのと、りっぱな家がたくさん目に付くのが印象的。 新湊市で知り合いから携帯に電話が入り、サツマイモたくさん出来たからもらいに来てと有り難い話があったけど、旅の空の下では無理な話でとても残念。七尾まで走れたらと思っていたけど、暑さと向かい風にバテて氷見市でフィニッシュ。この日だけで腕も膝も顔面も真っ黒日焼け。氷見市の岩井戸温泉は、ダイナミックな露天風呂オンリーの温泉だけど、源泉かけ流しでグッド。そして、初日からお肌ヒリヒリ。 7月6日 晴れ 富山県氷見市R160~石川県七尾市R249~能登島~能登町狼煙崎~木ノ浦 全走行距離150km その土地土地の雰囲気というのがある。氷見市民は元気である。夜遅くまで、そして朝早くから、ウオーキングやジョギング好きの人が多いような・・・特に女性の楽しそうな話し声が賑やか。さすが氷見ブリのブランドで知られている町である。こちらもそんな氷見の活気に刺激を受けて自転車でGo! どうやら今日も暑い1日になりそう。能登の道路は狭いけれど、追い抜いていくトラックがわりと好意的な感じなので走りやすい。遠回りになるけど、能登島にかかる二つの橋を自転車で走ったら気持ちよさそうなのでちょっと寄り道。ボラ待ち櫓や軍艦島など内能登の観光名所にも寄り道。夕方、能登半島の先端の狼煙崎に。以前来た時とは様変わりして、日本3大パワースポットとして有名らしいのにびっくり。そして、もう少し頑張って木ノ浦海岸まで。ここは以前営業していた国民宿舎が変わり果てて廃業していた。温泉は珠洲ビーチホテルのお風呂へ。温泉じゃなくても十分快適。 7月7日 晴れ後雨 石川県珠洲市木ノ浦R249~輪島 全走行距離42km 能登空港が開港し、北陸新幹線の開業も目前に控えて、以前訪れた時の能登の印象とはずいぶんギャップを感じることが多かった。午後から雷雨の予報だったので、輪島でFinish。温泉は、わざわざ門前町のじんのびの湯へ。 7月8日 曇り後晴れ 石川県輪島市r38~上大沢町r266~皆月海岸~猿山娑婆捨峠~門前町R249~富来町~羽咋市R159~内灘r8 全走行距離146km 早朝、輪島の町の中を自転車で散歩してみる。ぎっしりと詰まった古い町並みは、生活の臭いがプンプン。輪島の朝一はずいぶん観光化されているかも知れないけど、そこかしこの家の軒下などに魚を売り歩くリアカーがあったり、荷物満載のリアカーを自転車で引いて商売に出かけるたくましそうな女性達とすれ違ったりすると、郊外に大きなスーパーがいくつも出来たりしても、輪島の町には昔からの生活もしっかり息づいていると感じられた。以前能登半島をカヤックで漕いで回った時、沖で潜っている海女さん達と海上で言葉を交わしたことや、海が時化てきて小さな漁港に避難した時、親切にしてくれた港のおばさんのことが懐かしい。 県道266号線の迫力ある断崖の道には強い風がもろに吹き当たる。向かい風はきついけれど、その分涼しくて気持ち良い。ゾウゾウ鼻の展望台からの眺めは素晴らしかった。そして七ッ島もちゃんと七つ数えられた。男女滝の急坂は、たまらず自転車から降りて滝を見物しながら歩く。県道をこのまま進んで国道249号線に出れば門前町まで早いけれど、皆月湾に寄り道することにする。以前カヤックで外浦海岸を漕いだ時に素通りしてしまって、皆月湾がチョッと気になっていた。 いつものように家内が先回りして、朝食を作って待っていてくれた。皆月湾には小さな漁村の家並みがあったが、うら寂しい感じがした。通りがかりのおじいさんに道を聞いて、猿山岬からの細い道を通って門前町へ出ることにした。なかなかわかりにくい道だったけれど、おじいさんが詳しく教えてくれたので何とか大きな道迷いをせずに抜けることが出来た。 時化で漁に出られず港で海藻干しをしている老夫婦と言葉を交わす。猿山岬は3月~4月に雪割草が咲いて一番いいよと話していた。娑婆捨峠は寂れたところだったけれど、きっとその頃だけは賑わうのかも知れない。 門前町で国道249号線に入り、金沢向けてガンガン飛ばす頃になると、夏のギラギラ太陽が容赦なく照りつけてきた。道の駅とぎ海街道の建物の冷房にあたって暑さから一時避難。自分の感覚では一昨日が梅雨明けにふさわしく感じたけど、どうやら今日が梅雨明け宣言だったらしい。午後も暑さに負けそうになりながらもガンガン漕ぐ。志賀町の志賀原発の前を通過。何となく緊迫した雰囲気を感じるのは気のせいでしょうか。原発施設のパトロールカー1台とすれ違う。羽咋で道を間違えてタイムロスしながらも、日が暮れた頃、金沢市の内灘に達してFinish。温泉は風と砂の館。安くてベリーグッド。 7月9日 晴れ 石川県金沢市内灘r8~徳光PAr25~小松r20~加賀市R305~福井県三国町サンセットビーチ~越前町厨…

第4回シークレットkuniパウダーガイド野反湖エビ山2024-2-3

節分の日、野反湖の外輪山の一つであるエビ山をBCガイドしてきました。今日も気温低めで富士見峠は北風が冷たかったですが、お昼頃から陽光あたたかくなり季節の移ろいを感じ取ることが出来ました。 富士見峠にやっとこさ到着。野反湖を眼下に昨日偵察した八間山をバックにして弁天山方面の尾根を進みます。 十二山を巻いて押し出し尾根をエビ平へ滑り込みました。雪は固いところと薄くパウダーが積もっているところがあって、樹林の濃いところは避けながら滑りやすいところを選びます。モナカ雪までの悪雪にはなってなかったので、全体的に滑りは快適でした。 エビ平からいつもの登行ルートでエビ山頂を目指します。笹薮が完全に埋まっていませんが、しっかりと雪のベースは出来上がっているのでルートファインディングで困ることはなく効率的に歩けました。 今回のエビ山の登行コースは斜度が急なのでゲストさんにはスキーアイゼンを準備してもらっていたのが良かったです。特に山頂直下で役立ちました。 広々としたエビ山山頂から草津白根山や横手山の眺めが素晴らしいです。 山頂からシールを貼ったままエビの見晴らし台のエビ山北峰へ移動。エビの見晴らし台からダイレクトに湖面へと続く尾根から途中左に巻いて、中間部の広々としたツリーランの斜面がお勧めの滑降コースです。 エビの見晴らし台でゆっくり休憩をして、いよいよ湖面に向かって滑降開始。 といっても樹林を縫う迷路のようなコースです。快適な斜面を拾いながら少しでもパウダーの積もっているところを滑って楽しみました。 最後は凍結した湖面へ滑り込みました。八間山をバックにシーハイル!久しぶりの野反湖BCガイド最高! 現在積雪で野反湖までの国道405号は冬季閉鎖中です。

偵察シークレットkuniパウダーガイド2024-2-2野反湖八間山

2月になってようやく野反湖BCの偵察に訪れることが出来ました。でもタイミング悪くて、パウダースキーはほとんど楽しめませんでした。といっても、パウダーがないのはどこへ行ってもだいたい同じかな。 そのかわり雪が凍って固いので、ラッセルはほぼ無くて歩くのが楽ちんです。 富士見峠からイカ岩尾根ルートで八間山山頂まで1時間足らずでシール登行できました。 放射冷却もあって朝の歩き出しの気温はマイナス7度くらいでした。お昼近くになってもそんなに気温は上がらず寒い一日でした。ただ風がほとんど気にならなかったのが良かったです。 山頂付近まで登ってくると、東西南北様々な方角の山々が素晴らしい眺めです。 積雪の目安になる八間山山頂の山名標柱は3分の2くらいまで埋まっていました。例年なら全部埋まっているものです。少雪ということでしょう。 帰りは西尾根を滑って湖面に降り立ちました。 無雪期は登山道がないので訪れることはできないこのルートは、野反湖全体を見下ろせて絶景です。悪雪なので滑りは最悪でした。 無事に湖面へ滑り込みます。今週は冷え込みが厳しくなったので、不安なく湖面の氷の上を歩けました。

2011 バイク&カヤックRISHIRI中編函館~宗谷岬

9月2日 雨 函館観光 朝9時、北海道上陸。小雨がぱらついていて、北海道にもいよいよ台風の影響がでてきた。午前中はどうも自転車に乗る気になれず、函館の朝市を覗いてみたりする。、お昼は今回の旅で初めての外食。500円のワンコイン丼。280円の牛丼となかなかのいい勝負である。午後はさらに雨脚が強くなり、結局1日休養日となる。温泉は戸井ウオーターパークふれいあい遊湯館。道の駅なとわ・えさんにて車中泊。 9月3日 雨 函館市土方・啄木記念館R278~R5~R338大沼公園駅~R5八雲 走行距離 76.9km 北海道にはまだ台風12号の影響は小さく、朝起きると雨も上がり何とか走れそう。函館市街に戻りいよいよ北海道を宗谷岬に向けてペダルを漕ぐ。日本海に沿って国道228号線を走りたいところだったけど、安全そうな札幌あたりで台風をやり過ごしたいと考え、最短の国道5号線を走ることにした。土曜日の朝だからだろうか、車通りも少なく快適である。 大沼トンネルを抜けたところで道道338号線を走り、大沼公園駅で朝食休憩。また国道5号線に戻って、太平洋側の噴火湾までダウンヒル。 八雲に近づくにつれ天気が怪しくなってきた。ついに雨が降ってきて、ちょうどスーパーマーケットがあったので雨宿りに跳びこむ。しかしどんどん雨脚が強くなり今日はここまで。もっと走りたかったけど、ずぶぬれになりながら自転車漕ぐ意味無し。物足らない・・・ 温泉は黒松内温泉ぶなの森。露天風呂のロケーションがなかなかいい感じ。車中泊は道の駅黒松内。 9月4日 雨後晴れ 八雲町R277~雲石峠~熊石町R229~瀬棚町~島牧村道の駅よってけ島牧 走行距離 128km 台風12号は自転車並みの遅すぎるスピードで各地に大きな被害をもたらした。群馬の我が家がある地域でも、なんと3日間も県道が通行止めになるほどの大雨だったらしい。知らぬが仏であった。自転車に乗ってる場合じゃなかった。しかし北海道ではまだそれほどでもなく、午後になるにつれて天気が良くなる予報だったので、小雨になったのを見計らって自転車に乗ることにした。ただ国道5号線沿いに走るのは水たまりが道路わきにたくさん残っていて危険なので、峠越えをして日本海側の熊石町と結んでいる国道277号線を走ることにした。こんなことなら初めから忠実に日本海側の国道278号線を選んでおけば良かった。 峠の標高がそのまま実際のヒルクライムの標高差。しかも、ひょっとして太平洋と日本海を縦断する道路として、日本で最短距離かも・・・だとしたらこの国道277号線は、マニアックな道として有名なのかも知れない。実際、自転車で走ってみても、車通りは滅多になく、勾配も無理なく峠まで続いてるので楽しい。いやはや先ほどのぼやきはどこへやら、この道を偶然走ることが出来てラッキー。 最初、峠からのガスの中の下りは濡れた衣服が冷やされて寒いのを我慢しなければならなかったけど、下るにしたがいガスが晴れると、急に暖かくなって最高に気持ちいいダウンヒル。マリンブルーの日本海にそのまま飛びこみたくなった。奥尻島が浮かぶ海岸沿いの道を快走。道の駅てっくいランド大成からは羆出没注意の看板がいくつもある峠越えの山道になる。そして奥尻島行きのフェリー乗り場のある瀬棚町でまた海岸沿いの道になる。 いよいよ国道229号線は、標高1519.9mの狩場山が日本海からどっしりとそそり立つところの海岸沿いを走るようになって、荒々しい岩肌が剥き出し、冬の日本海の風波のすさまじさが目に浮かぶ。そのためだろうか、トンネルも多くなる。天気も何となく怪しくなってきて、海の色も、いつのまにか飛び込みたくなるようなマリンブルーとはほど遠い、不気味なドス黒さ。沢の土砂が海に流れ出て、いまだに濁りも残っている。寿都まで走れば150km超距離が稼げたけれど、道の駅よってけ島牧で今日はFinish。 温泉は、宮内温泉(ぐうない温泉と読むので注意)が臨時休業していて、千走温泉へ。源泉かけ流しのひなびた温泉でベリーグッド。車中泊は道の駅よってけ島牧。狩場山は、いつかぜひスキーで登って滑ってみたい山である。 9月5日 雨 沈滞 奈良や和歌山の山間部にとんでもない被害をもたらした台風12号が日本海に抜け、いよいよ北海道にも風波の影響が出てきたので、今日は安全な場所に避難である。ここ島牧村は危険なので、札幌方面へ移動することにする。この雨の中でも勇敢にカッパを着て走っているサイクリストを見かける。家内に軟弱サイクリストとなじられるけど、もっともである。札幌のアウトドアショップを2つ梯子してお買い物。今夜が台風勢力の峠なので、最も安全なところと考えたのが、小樽のフェリーターミナルの駐車場。正解であった。道南の山間部は、翌日いたるところで道路通行止めになっていた。温泉は、小樽温泉オスパ。 9月6日 雨 沈滞 今日もまだ台風の余波で雨がやまない。午前中は小樽市立図書館で読書。北海道立図書館が江別市にあって、ここには北方資料室というのがあるらしいのでいつか訪ねてみたい。午後は、余市のニッカ余市蒸留所を見学。 台風の大雨の影響で、ここ余市蒸留所の敷地内が浸水。見学コースが大幅減になってしまったけど、ちゃっかりウイスキーの試飲はできて大満足。また来る楽しみができた。 温泉は、余市市内にある鶴亀温泉。源泉かけ流しでグッド。車中泊は道の駅スペースアップルよいち。明日からはやっと普通に自転車に乗れるかな? 9月7日 曇り後雨 島牧村道の駅よってけ!島牧R229~寿都町~岩内町~泊村~神恵内村~積丹町余別…

2011 バイク&カヤックRISHIRI前編中之条~竜飛

8月28日 晴れ時々曇り 中之条r53~大道峠~たくみの里R17~三国トンネル~JR石打駅~魚沼市小出R290~道の駅とちお 走行距離167km 三国トンネルを越えて新潟県に入ると、まだまだ残暑が厳しいと実感。群馬北部はぐずついた日が続いて、湿気が多いものの涼しい毎日だったので、もう夏も終わりかななんてチョッと寂しさを感じていたものの、いざこの蒸し暑さに直面すると前回の自転車旅が思い出されて、やっぱりうんざりである。しかし今回は北に向かって走るので、だんだん涼しくなっていくに違いないと勝手な希望を持つことにする。久しぶりの自転車旅で、車通りの少ない県道の田舎道を気持ちよく走る。県道から国道17号線に入って三国トンネルを抜けると、いよいよ新潟県に突入。 ここからは一部上りもあるが湯沢まで長い下り。苗場スキー場では、バイクの大規模なイベントが行われていた。どうりで今日の国道17号線はイージーライダーに出てくるような改造バイクが多いわけだ。途中三俣付近のトンネルで突然ハンドルバーに装着していたGPSが落下するアクシデント。追い抜いていく車に踏まれなくて、かすり傷程度で済んでほんと良かった。トンネル内の路面の凸凹がひどすぎて、プラスチックのジョイント部分が欠けたらしい。GPSは高価なので、アクセサリー部品を無闇に信用してはいけないという今後のための教訓になった。 R17号線は関越高速道が昔から併走しているので、道の駅というものがない。お昼休憩するのにいいところはないかなと考えたら、そうだ!JR石打駅が頭に浮かんだ。駅内の畳敷の待合室は、時々風が通り抜けて気持ちいい。やっぱり上越新幹線が併走しているからだろうか、旅行者はもちろん地元の人の利用すらなく、おかげ様でずっと私達だけでのんびりさせてもらった。 小出から旧入広瀬村方面への道に入る。途中玉川酒造の酒蔵ゆきくら館に寄って玉風味の特別本醸造2本購入。酒造の人は盛んに吟醸を勧めてくるが、冷蔵庫で保存できるわけでもないので醸造酒でなければ困るのだ。渋川という交差点で左折。まっすぐ進めば只見へ抜けて福島県に突入できるのだけど、7月下旬の新潟福島豪雨でR252は只見線共々今だに不通だった。そして、道の駅とちおで本日Finish。温泉は少し戻って寿和温泉ひめさゆりへ行ったが、やはりここも新潟福島豪雨の被害が大きかったのだろうか閉館していた。なので、守門温泉SLランドへ。車中泊は、道の駅いりひろせ。道の駅とちおのあぶらあげ300円が美味かった! 8月29日 晴れ 新潟県長岡市道の駅とちおR290~萩掘r331~東三条R403~新津R460~新発田R7~岩船港R345~勝木R7~山形県温海立岩海底温泉 走行距離173km 道の駅とちおを朝6時頃Start。やたらブヨが多く、自転車で走っていても吸い付こうとするのもいて、やはり昨夜は道の駅いりひろせで車中泊したのが正解。ブヨから逃れるように、田舎道の国道を飛ばす。東三条あたりからギラギラ太陽が肌を刺し蒸し暑くなってくる。昨日はススキの穂が残照に輝いているのを見て、秋の気配を感じたところだけどまだまだ暑い夏である。途中のセブンイレブンの駐車場で家内のサポートを受けて朝食。そして新津、新発田と平坦で景色も単調な国道をひたすら走る。広い阿賀野川の河川敷は、1ヶ月たった今でも洪水で流された残骸の片付け作業が行われていて、テレビで見たゲリラ豪雨の被害の甚大さを思い起こさせる。 灼熱の国道7号線を離れ、ようやく海沿いの岩船の港まで来ると、木陰に入れば風が涼しい。ムムム、やっぱり暑い夏は過ぎ去ろうとしているに違いないのだ。 今までの退屈な国道7号線の走りから一変、海岸沿いを走る国道345号線は景色が良くて楽しい。海上に浮かぶ粟島や笹川流れの変化に富んだ地形を眺めながら、ガンガン飛ばして一気に山形県へ突入。 山形県に入るとすぐに鼠ヶ関。昔から重要な関所があったことを偲ばせる地名であるが、県境に大きな川があるとか、長いトンネルがあるとか地形的にはっきりした境を感じさせるものもなく、うっかり通り過ぎてしまうところだった。 今日は温海温泉の先の立岩海底温泉でFinish。源泉かけ流しの熱い湯がベリーグッド。 8月30日 晴れ 山形県温海立岩海底温泉R7~由良峠r336~R112加茂~酒田市~道の駅鳥海~秋田県にかほ市道の駅象潟~羽後本荘~秋田市r56~潟上氏道の駅てんのう 走行距離172km 目覚ましのコーヒーを飲んで6時前にStart。旅の3日目、ペダルを漕ぐ足がますます軽やかに感じられてきた。日が昇るにつれて刻々と表情を変える朝の海とともに走るのは、気分爽快である。カシミールの5000mの不毛の峠だろうが、キリマンジャロがそびえるサバンナの大地だろうと、どこへでも、どこまでも、漕いでいけそうである。 ところが・・・由良からさらに県道50号線で加茂へと続く海沿いのファンタスティックな庄内夕陽街道を楽しむつもりだったが、土砂崩れの復旧工事で通行止め。これまた新潟福島豪雨の仕業か?自転車だったら担いで通れるかと思って途中まで行ってみたが、なんと道路警備の人が立っていて厳重に進入を断られた。気分を変えて、かなりの回り道になってしまうけど一旦国道7号線に戻って由良峠まで走り、県道336号線から国道112号線に入って加茂に向かうことにする。快調に走っていよいよ加茂の手前の峠のトンネルで、今回の初めてのパンク!前回の長崎旅の時と同様、リアである。どうやらタイヤの方に原因があるかも。とりあえず使い古しのスペアチューブと交換する。そんなこんなで、家内が朝食を作って待っていてくれる秋田山形県境に近い道の駅鳥海には、かなり遅くなって9時到着。 国道7号線は、山形県吹浦からは立派なバイパスができているが、もちろん海沿いの旧道を走る。山形秋田県境もうっかりしていて知らない間に通り過ぎてしまい、気が付いたら秋田県を走っていた。6月初旬に吹浦から象潟までカヤックで漕いだ海を左に見ながら道の駅象潟へ。ここでサポートの家内と待ち合わせて、名物の岩ガキを食べる。300円、350円、400円、450円、500円と大きさによって50円ごとに値段が上がるキッチリさ。50円の差はどんなものなのか?素人じゃとても見分けられないので、300円のを注文。デリシャス。そして、最近のノンアルコールビールの味の良さにも感心する。 陽が高くなり、国道7号が内陸部を走るようになると、灼熱に苦しめられる。次の道の駅西目でアイスクリームを食べて、その次の道の駅岩城で昼食休憩。秋田県は観光に力を入れているからだろうか、道の駅が充実していて快適である。 大河雄物川を渡って、夕方渋滞が始まっている秋田市街地を通り抜け、男鹿半島へ向かう県道56号線に入る。今日は朝のアクシデントのおかげで夕陽を見ながらペダルを漕ぐことになってしまったが、これまた気分爽快である。まだまだ走って行けそう?だったけど、男鹿半島の付け根、潟上市道の駅てんのうでFinish。温泉は、道の駅にあるてんのう温泉400円はグッド。小笠原付近にある台風12号の進路が気になる・・・ 8月31日 晴れ後曇り一時雨 秋田県潟上氏道の駅てんのうR101~男鹿市r55~入道崎~R101八竜R7~能代R101~青森県深浦町大間越 走行距離150km ぐずついてパッとしない関東地方とは裏腹に、ここまで3日間、天気に恵まれてきた。が、しかし今日あたりから東北地方北部も雲行きが怪しくなってきた。どんよりとした曇り空の朝、男鹿半島の入道崎を目指してペダルを漕ぐ。さっそく全然怖そうでないユーモラスななまはげがお出迎えである。男鹿市から国道101号線を離れ、県道55号線に入る。次第にダイナミックな海岸を縫うようになり、今までの単調な秋田の海岸線とは異なって、男鹿半島はまさに大海に突き出た山脈の如きである。江戸時代の偉大な旅行作家であり民俗学者の祖と云われる菅江真澄も、きっとこの男鹿半島の自然に圧倒されながらの旅だったにちがいない。 戸賀の水族館で朝食休憩。今日の海は凪で透明度も高いようで、グラスボート屋さんは、こんなに良い日なのにお客さんがいなくて気の毒である。戸賀から男鹿半島の先端入道崎へ。相変わらず演歌がけたたましい音量で流れている。カヤックで海からこの岬に上陸したのは何年前の夏だったっけ? 北緯40度線が横切る入道崎に立って、北極点の方向を眺め、地球のでかさを感じた。男鹿半島を廻り、今度は平らな八郎潟の干拓地に作られた単調な道を走る頃になって、雨がぽつぽつと来た。本降りにならないことを願いつつ能代の町までやって来ると、また晴れ間が出てきて一安心。 道の駅みねはまで昼食休憩。しかしまたまたいつ降ってくるかも知れないような怪しい空模様で、なんとか青森県に突入してJR大間越の駅まで。温泉は秋田県に戻って八森いさりび温泉ハタハタ館。 9月1日 晴れ 青森県深浦町大間越R101~鰺ヶ沢r12~車力~R339小泊~竜飛崎…

高間山の思い出話

今は林道で楽に高間峠までやって来れる。峠からさらに山頂まで整備された登山道があって15分くらいで山頂に立てることだろう。高間山というと、30年くらい前の林道吾嬬山線が建設中の頃の話が思い出される。高間山は、六合村と長野原町と吾妻町の3町村境界にある1341.7mの小さな山だが、この辺りでは1番標高が高く、1度登ってみたかった。 高間集落あたりから高間山への登山道があるらしいので、探しに来たことがあった。今ではもう藪の中からも昔の開拓農家の残骸は見つからなくなってしまったが、その時はまだいくつかあった。最終人家の倉庫の中で花インゲンの皮むきをしていたおじいさんに聞いてみることにした。ちょっと耳が遠くて説明するのに手間取ったが、話が理解できると親切に教えてくれた。高間山への登山道はこの下の左へ行く道だそうだ。な~んだそうだったのか。ついでに王城山への道もあるか聞いてみたら、さらに水平に行けばあるという。やっぱ土地の古老は何でも知ってる!丁寧に礼を言って出発しようとしたら、おじいさんはわざわざ道まで出てきて、さらに人なつこく同じことを説明してくれ、人情の深さに感激。しかし行かねばならない。何度も丁寧に礼を言って、出発した。 北風が汗ばんだ身体に気持ちよくどんどん進んで行くが、登山道入り口らしきものはいつまでたってもない。林道がこのまま行くと長野原町の貝瀬へ下っていってしまうだろうという地点でストップ。登山道らしき獣道やら仕事道を探し回るが、どれも違う。おじいさんこれはどういうこと!そういえば、途中で畑仕事をしていた別のおじいさんがいたっけ。ようし、その人に聞いてみよう。てけてけ来た道を戻る。収穫の終わった花インゲン畑で、なにやら仕事中のおじいさんがいた。大きな声で「高間山の登山道はどこですか。」と聞いてみた。おじいさんは怪訝な顔をしている。どうも意味が通じないのかと思い、わかりやすくゆっくり、「高間山に登りたいのですが、高間山の登山道の入り口はどこですかあ。」と聞く。するとおじいさんはなんと「ここが高間山だ。ここら一帯すべて高間山と言うんだ。」と答えた。なかなかこちらの意味が通じないようなのでしつこく聞き返すと、最後にこの辺り一帯の山はすべて高間山と言うんだと煙に巻かれてしまった。 まだあきらめるわけにはいかないので、「じゃあ、登山道の入り口はどこですか。」と切り返してみた。すると、「登山道の入り口はこのずっと下の広池というところだ。みんなそこから登るんだ。」と、またもやあっと驚く言葉が返ってきた。なるほど国道292号線沿いの広池集落から山腹のここまで心細い村道が上がってきているのだが、考えようによってはその通りだ。珍名答に思わず納得しそうになって唸ってしまった。 最後の粘りでもう一度丁寧に聞いてみた。「高間山の山頂へ行く登山道なんですが、どこですか。」と。そしたらなんと「それはない!」という答えが返ってきた。高間山山頂へ行くには、ちゃんとした登山道はなく、沢か尾根を適当に登って行くしかないとのこと。「昔はあったが、そんな道はもうなくて、知ってるのは年寄りくれえだ。わしも年寄りだけど、もっと年寄りだ。」 そんな高間山頂には、その後雪の時期に気の合う相棒と初めて立った。

利尻島自転車1周反時計回り

2011年4月8日 利尻島滞在5日目は、マウンテンバイクで反時計回りに1周。ほぼ海岸沿いに約60km。のんびり気ままに寄り道しながら走った。第1の目的はポンモシリ島でアザラシ君を発見すること。出発してさっそくに観察したけど、岩場で寝そべってたりすると保護色でわかりずらいらしい。一生懸命目を凝らして探しても結局見つからなかった。第2の目的は、利尻町立博物館の見学。この時期は閉館しているらしいが、Kさんが連絡してくれて私達のために開けて待っててくれるということだ。ちょうど島の反対側の仙法志まで飛ばす。 沓形と仙法志の間は、海岸線ギリギリに道が走っている。海岸に打ち寄せる大波に漁師が腰まで入ってコンブ拾いをしていた。素人の私達から見ると、かなり命がけの仕事である。江戸時代あたりの地図にはこの辺りだけ道が描かれていなかった。船を付けるような入り江に乏しく、利尻では一番自然条件が厳しくて最後まで人が住みにくいところだったのかも知れない。 11時頃、仙法志にある利尻町立博物館に到着。自転車漕いで体が汗ばんでいたので、汗が冷えて震えがくる。すると博物館の係の人が親切にも石油ストーブを持ってきてくれる。ストーブにかじりつきながら、書棚にあるおもしろそうな本をいろいろ閲覧させてもらった。 利尻島にはセイコマートが3軒ある。鴛泊、沓形、鬼脇とちょうどよい間隔にあって便利である。鬼脇のセイコマートでカップ麺とおにぎりのお昼にする。風が冷たいので建物の風裏の日向に逃げ込む。食べたらすぐ出発。ここから向かい風が強くなってきてペダルを漕ぐ足が辛くなってくる。 利尻山は利尻島だから、360度様々な角度から眺められる。登ったり滑ったりするのも楽しいけれど、眺めるのもまた楽しい。絵を描く人にとっては、尾根と谷が複雑に織りなして迫ってくる山のボリューム感がたまらないのでは。スキーで間近にダイナミックな雄姿を眺めるのも良かったけれども、自転車でチョッと遠目に眺めるのも、これまた全然飽きないのだ。 豊漁沢川源頭斜面は、3日前にスキーで遊んだ斜面。源頭斜面はちょうど風裏で穏やかだったが、今日は強い南風が稜線越えて吹き下ろしているようだ。快適だったザラメ斜面も、きっとカチカチのアイスバーンだろう。海岸沿いの道路でも、鴛泊に近づくにつれますます向かい風が強くなる。 鴛泊戻ってきたのは午後4時前。後半の向かい風のペダリングでヘトヘトになった。計画では、今日礼文島に渡って、明日以降、北端のスコトン岬から南端の知床までスキー縦走することになっていた。しかし、この時期ではもうスキーは使えなさそうである。せめてまだ白く輝いている礼文岳にスキー登山とも考えたが、あと1日利尻島にのんびり滞在することにして、礼文島のスキーはまたいつか次の機会にチャレンジすることにした。 明日は夕方のフェリーで利尻島を後にすることにした。宿に戻って残照に輝く利尻山を眺めながら冷えきった体をゆっくりあたためた。