BIKE

フカフカ落ち葉のシングルトラック2023

夏は緑の深い藪の中だったところも、12月になると落ち葉が降り積もって快適なシングルトラックになります。乾燥して硬い地面の上に柔らかい落ち葉が適度に積もっていれば、自然に優しく接することもできるので、MTBにとって1年のうちで最も適した季節ともいえます。 ダウンヒルを一本楽しんで舗装路をヒルクライムで戻ります。その道すがら小さな熊棚の痕を見つけました。落ちている枝の葉を観察するとミズキでした。干からびた小さな黒い実もたくさん残っていたので、これくらいでクマさんのお腹の足しになったのかちょっと心配になりました。 それにしてもこんな道路わきでクマさんが木登りしていたのでしょうから、知らないで素通りした車もあったことでしょうね。

古道と山の神

モルゲンロート色に輝く草津白根・本白根山。廃止された清水沢コースと火山灰で焼けた森林の純白の斜面についつい目がいきます。活火山でなければスキー場オープンで滑走可能だったかも。 今日の野反湖です。野反湖の積雪状況を偵察してきました。パウダーサーチは嘘つきませんね。ひょっとして?なんて思いましたが、スキーを背負って行かなくて良かったです。 江戸時代の頃から信州秋山郷との往来があった歴史ある古道をたどってみましたが、年々廃れてしまってどうしようもない状態でした。 山の神の石碑は今回も無残な状態でした。昨年秋も同じでしたが、熊の仕業かな。おそらくだれも歩く人はいないので、元のように戻しておきます。 森林伐採で新しい作業道が網の目のようにつくられていましたが、古道はどうなっていくのでしょうか?

フカフカ落葉の里山ライド2023-11-22

天狗様が祀られた岩尾根の突端に向かいました。今日も風がなく穏やかな小春日和に恵まれました。ポカポカと暖かい陽射しが気持ちいいです。 谷川連峰から白砂山、さらに大高山、赤石山、横手山、草津白根山、四阿山、そして浅間山とぐるり県境稜線の山々が絶景です。 横手山の渋峠スキー場はオープンできそうなくらい真っ白に輝いていました。 さらに浅間山も見事に白化粧していました。 森の木々の葉っぱはすべて枯れ落ちてフカフカです。陽ざしを浴びた枯葉の香ばしい匂いに満ちていました。 ハンドルとペダルから大地の鼓動を感じながら、全身に冬の日の気持ちいい風を浴びて、落ち葉のフカフカライドを満喫しました。

野反湖は本格的な冬将軍の到来2023-11-14

雪雲がモルゲンロート色に染まる今朝の芳ヶ平湿地群の山々。オムスビ山がうっすらと雪化粧しているのがわかりました。 昨日E-MTBで野反湖の様子を見に行ってきました。2㎞手前の大楢くらいから、北風が冷たすぎて心が折れそうになりました。 ときおり突風のような強い風が吹いてくるので、自転車ごと体があおられてちょっと恐怖を感じるくらいでした。 今日みたいな日がこれから何度もやってきて、やがて野反湖は厚い氷と雪の下に眠ることとなるのでしょう。 白砂山登山口までは何とか辿り着こうと凍結した道路を注意深く進んだのですが、イカ岩駐車場付近で断念。 帰り道もたくさんの熊棚の痕を見つけました。北風で木々の葉っぱがすっかり落ちて見通しが良くなったうえに、自転車だからこその視界の良さを感じました。 ブナの実は不作でした。群馬県境稜線トレイルの三坂峠付近のブナの森ではまったくブナの実がついてなかったです。 でも六合のナラのドングリは豊作とは言えないまでも平年並みに実っていたようです。9月から10月の頃、国道上でクマの目撃情報が多く寄せられていました。全国的なクマの被害がニュースで報じられている中、六合の山里でもどんぐりの不作による人身事故を心配していましたが、どうやらそれほどの心配は無用だったかもです。 どんぐりだけでなくいろんな木々の実も熟していました・・・